久々のインド。初日はジャイプールの町を歩いて思考停止

5年ぶり通算3度目のインド!
とんでもないところだと知りつつもまた来てしまうのは、やっぱり言葉では言い表せない魅力的な国だからなんでしょうね。

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ジャイプール国際空港から入国

今回はトルコ・イスタンブールからUAEを経由してラージャスターン州の州都ジャイプールのサワイ・マンシン国際空港へと入りました。
旅も3週間が過ぎ、緊張感も薄れて来た頃。あんまり下調べもせずジャイプールの町へ降り立ちました。

同じ様に大勢のインド人が入国手続きする中、なぜか自分ともう一人別の外国人の男性を優先的に通してくれました。
密着して列をなすインド人を横目に、なぜか一番乗りで入国を果たすことができたのはラッキーでした。

ジャイプール

ジャイプール

▲インド入国カードも空港の職員さんが書いてくれた。親切だなー。

ジャイプールの空港には両替屋がない

ほんとに一つもない!
一応国際空港のはずなんだけど、Money Exchangeはナッシング。
空港の人に聞いても「両替は無いから外のATMを使いなさい。」と言われる始末。

仕方ないので空港建物を出てATMを探しました。すると客待ちしていたタクシーの運ちゃんたちが場所を教えてくれ、無事にルピーの現金を引き出すことができました。

ジャイプール

▲空港を背にして左側にタクシースタンド、その横にATMがありました。

その流れでタクシースタンドでチケットを買い、予約していたホテルへ向かいました。(タクシー代は400ルピー。今考えると高い気がする・・・。)

久しぶりのインドの街並みに圧倒される

タクシーでホテルへ向かう途中。
3度目だし分かっているつもりだったけど、やっぱり久々のインドの街並みに衝撃を受けてしまう。
これまでイギリス~フランス、トルコ、そしてドバイのきれいな街並みを見て来たせいもあり、ジャイプールのグチャグチャ感、カオスな雰囲気にしばし圧倒されてしまった。

変な所に連れて行かれることなく、ちゃんとホテルに連れて行ってくれました。
ジャイプールで泊った宿は「サンダー パレス ゲスト ハウス
内装や調度品にこだわりを感じる快適なホテルでした。
泊った部屋は1階の奥。ダブルルームでかなり広く、WIFIもほぼ問題なし。

ジャイプール

シャワーを浴びた後、屋上のレストランに行って腹ごしらえ。
しかし・・・とにかく暑い。この暑さは異常を通り越して笑えるレベル。

屋上のテラスは風もなくねっとりと暑さの塊が肌にまとわりつく感じ。
野外なのでエアコンもない。壊れかけた扇風機があり、その前にうなだれた欧米人がゲンナリと食事してました。

とりあえずカレーを注文。久々のインドでの食事。
しかし暑い。
レストランのスタッフに「It’s Hot today!」と言うも、何を当たり前のことを言ってるんだと言う風に笑いもしない。

徐々にインドを思いだして来ました。

ジワジワ来るこの感覚。インドというところがどんなところか体で感じ始めます。

ジャイプール

カレーは普通においしかったけれど、サウナの中で食べている感じでとても快適とは言い難い状況・・・。

ジャイプール

▲この時の気温はこの通り。この年、インドは例年以上に暑さが強烈とニュースにもなっています。

その後さっそく街歩きを開始。
翌日に行く予定のプシュカルの中継地、アジメールへの列車の切符も買えれば買おうかと思ってました。

しかし何事もうまくいかないのがインド。
駅に向かおうとしてGoogleMapで調べて来たにも関わらず、いきなり道を間違えて全然違う方向へ歩いてしまいました。

けたたましく鳴る車のクラクション、道端で怪しげな商売をする人々、ボロボロの服をまとった浮浪者、ゴミと腐敗臭と排気ガスにまみれた道を歩きながら、短時間でかなりのスリリングな体験をすることができました。

ジャイプール

▲リキシャのおじさん

ジャイプール

▲馬の蹄直し屋?

ジャイプール

▲水飲ませ屋?

ジャイプール

▲ラクダタクシー

ジャイプール

▲死にそうな犬

ようやく駅にたどり着くも、ゴチャゴチャしてワケ分からな過ぎ。

ジャイプール

▲どれがどの列車なのやら。

ジャイプール

▲難民キャンプのような駅構内。

ジャイプール

▲密着して切符を買う人々。

これらの写真はインドの何でもない日常的な光景ですが、やっぱり久しぶりに来ると五感がピリピリと刺激されまくり。

・・・そして思考停止。

一気に疲れが出てしまいホテルに戻って夜まで寝込んじゃいました。

「インドはおもしろい。だけど疲れる。」

心と体をインドモードにして明日また出直そう。