エッラからバスで行くヌワラエリヤ。マックウッズのお茶工場見学

Mackwoods museum

山あいの小さな町エッラの次に向かったのは、お茶の名産地、そして避暑地としても知られるヌワラエリヤ。
ヌワラエリヤにはお茶の工場が幾つかあり、無料で見学できるというのが一つの売り。それらお茶製造の企業が広大なお茶畑を管理しており、町の郊外はまさしくお茶の王国というにふさわしい光景が広がっています。
スリランカは暑い国とのイメージがありますが、高地にあるヌワラエリヤ周辺は気温も低く、むしろかなり寒い思いをしました。

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エッラからヌワラエリヤへバスで行く

当初バスターミナルみたいのがあってそこから行くものと思ってたのですが、実際はメインストリートを走るバスに乗ればOK。
途中のBandarawella(バンダラウェラ)という町行きのバスが頻繁に走っているのでバス停(と教えられた場所:何もない)で手を上げて乗り込みます。

Ella

▲バンダラウェラ行きのローカルバス。エッラからだと30ルピーほど。

グネグネカーブを猛スピードでガンガンに進み、ものの30分ほどでバンダラウェラのバスターミナルに到着。

バンダラウェラでヌワラエリヤ行きのバスに乗り換え

他の町同様、バスターミナルはいろいろな行き先のバスがゴチャゴチャしてカオスな雰囲気です。
そういう場合はバスの呼び込みに話しかけるのが一番。

バンダラウェラ

▲バンダラウェラのバスターミナル

ちょうど「ヌワラ、ヌワラ、ヌワラ!」と呼び込みの声がしたので近づくと、やはりヌワラエリヤ行きのバスでした。
バスに同乗する料金徴収係がだいたい大声で客引きしているので、スリランカのバス乗り換えはあまり迷うことがないです。

バンダラウェラからヌワラエリヤまでは結構離れていて、3時間ほどかかりました。(料金は78ルピー)
夕方、日も傾く頃ようやくヌワラエリヤへ到着。

Nuwara Eliya

▲ヌワラエリヤのバスターミナル。小雨が降って寒い!

町行く人の様子を見ると、これまでとは違ってみんな暖かそうな装い。
そう、ヌワラエリヤはかなり高地にあってスリランカの中でも最も気温の低いエリアなのです。
夏の格好をしていたら寒すぎて具合が悪くなります。

Nuwara Eliya

▲近くの食堂で腹ごしらえ。ランチセット180ルピー。

この日の宿はbooking.comでバスターミナルに着いてからその場で予約。
ヒルビュー・ゲストインというところに泊まりました。
バスターミナルから歩いて20分くらい。作りは古いけど広くて快適なお宿でした。

夕方で時間も遅かったけどお茶工場見学に出発

時間が遅かったけど、まだ間に合いそうだ、ということでお茶工場の見学へGO!
再びバスターミナルまで歩いて戻り、City Rideというミニバスに乗り込みます。

Nuwara Eliya

このバスはヌワラエリヤ近隣を巡回するいわば庶民の足。乗客は観光客じゃなくて生活感のある地元の人たちが多かったです。

ミニバスに揺られること30分ほど。山深いところは一面お茶畑。
今回お茶工場の見学Labookellie社の所有するお茶畑なのだそうです。

そしてやってきました「Mackwoods Labookellie Tea Centre」。

Mackwoods museum

▲ハリウッドを意識したような丘の上の看板が目印!

ここでの手順としては・・・

1)ティーサロンでお茶やお菓子などを注文

お茶(もちろんここで採れたセイロン茶)は無料です。ケーキなどは別料金になります。

Mackwoods museum

Nuwara Eliya

2)従業員の後についてお茶工場内を見学(これも無料)

特にこれといって申し込みをする必要もなくアナウンスなどもありませんでした。スタッフさんが「見学はまだですか?」と声をかけてくれたので付いていった次第です。アバウトな感じなので、一声スタッフに声がけするといいかもしれません。

Mackwoods museum

Mackwoods museum

▲時間にして15分くらい。サクサクと場内をガイドしてくれ、作業を間近に見ることができました。

3)買い物や散策など自由行動

見学が終わったらショップでお土産を買うもよし、下に広がる茶畑に下りて散策するもよし。

Mackwoods museum

▲お土産屋さんの品物は観光客向けでちょっとお高め。

Mackwoods museum

▲工場の下に広がるお茶畑も自由に歩くことができます。晴れていて時間があったらもう少しゆっくり散策したかったな~。

小雨の降る天気で、時間も遅かったのであまりゆっくりできませんでしたが、天気と時間が許せばお茶畑をじっくり歩いてみるのもいいのではと思います。

Nuwara Eliya

▲帰りはお茶工場の坂を50mほど上った左側のバス停でバス待ち。15分後くらいにちゃんとバスが来て町に戻ることができました。

今回のケセラセラ

ヌワラエリヤは自然豊かな丘陵地帯で周辺の景色は最高。近くに世界遺産にも指定されている国立公園など、見どころはいろいろあるのですが・・・
なにしろ寒い!! スリランカだからと夏の装備で来ると確実に風邪っぴきになります。
なのでお茶工場も見学したし、思い残すことはナシ!
1泊して翌日にはすぐに次の町へ移動することにしました。

せめて天気が良ければ・・・。訪れた時の天気でその場所の印象が大幅に左右されますね。