ラオスで寝台バス初体験。首都ビエンチャン発・古都ルアンパバーン行き

2012年の秋。
初のラオス旅。
バス好きの僕としては首都ビエンチャンからルアンパバーンへ行く際に利用したバスが印象的でした。
それについて書いておこうと思います。

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スリーピングバスで古都ルアンパバーンへ向かう

首都ビエンチャンから世界遺産の町、ルアンパバーンまでスリーピングバスを利用しました。

チケットは街中にたくさんある旅行会社の一つで事前にゲットしておきました。

出発日の約束の時間にバスターミナルまで連れて行ってくれるピックアップの車が来ました。
他の幾つかの宿を経由して他の客を乗せていき、30分ほど走ったところでようやくターミナルに到着。
ビエンチャン バスターミナル

ピックアップワゴンの兄ちゃんが集めたチケットを地面にぶちまけて、それぞれの客が乗るバスを教えてくれるんですが・・・
ピックアップの兄ちゃん
もうグチャグチャで適当。
最初違うチケットを渡されて混乱したけど、最終的にちゃんと案内されました。

バスターミナル

バスターミナル

▲ターミナルの中は薄暗い。 なぜか象の置物がたくさん置かれているゾーンがありました。

五平もち

▲腹ごしらえのためにもち米の五平もちみたいなのを食いました。うまい。

バスに乗り込む
いよいよ時間になり、バスに乗り込む。
スリーピングバスは初めてだったのでワクワク!

乗車時は靴を脱いでバスの中へ。

予想以上にちゃんとしたベッドが備え付けられてあり、 修学旅行の生徒みたいに興奮しちゃいましたよ。

寝台車 
水

一つのベッドに2人が横になります。
カップルとか家族ならいいけど、おっさん2人とか、旅行で知り合ってたまたま一緒に行動している男女とかはちょっと微妙かも。
幅1m、長さは160cmくらいかな。足はまっすぐ伸ばせない。背の高い外人さんは大変かもね。

サービスとして小さなペットボトルの水を 頂きました。
弁当出るものと期待してたけど、いきなり電気を消されてそのまま発車。
結局弁当はナシでした。 (チケット買った時に聞いたら、ノンストップで行く代わりに弁当が出ると言われたのはウソっぱちでした。)

弁当が出ないことが分かったのですぐに深い眠りに落ちました。
枕と簡単な掛け布団が用意されているのはありがたい。

バスの中から

 

・・・ふと目を開けるとバスが停まって、他の乗客が降りていました。
何やら休憩ポイントらしい。ノンストップなんてウソやんか~!

まあ、そういうアナウンスが事前に皆無なのはこちらでは常識。
ちゃんと確認しなかった方が悪いということになります。

もう起きるのも面倒だったのでそのまま眠りにつきました。

バスはまっすぐな道を走っている時はいいけど、山の曲がりくねった道に入ると寝ている体が左右に揺らされ落ち着いて眠りにつけない。
そしてなぜか知らんが誰かがトイレに行こうとすると車内の蛍光灯がONになり、まぶしくて仕方ない。

それにエアコンが超寒い。
寝入ってしまって蒲団がずれてしまい、体に冷風が直撃するので危険です。
手元にあったスカーフや上着などで防御して、できるだけ暖かい状態を保つように心がけます。
っていうか、設定温度上げてくれーという感じですが・・・。

バスの中

そんなわけで寝心地は最高とまでは行かなかったものの、普通のリクライニングシートよりはぐっすり眠れたと思います。

目を覚ますと明るくなっていて、到着までもうすぐのところでした。

バスの中

前の席の方でラオス人かタイ人が朝っぱらから騒いでいてうるさかった。
人に気を使うという選択肢がないように思われます。

そうこうしているうちに無事、ルアンパバーンに到着!

ルアンパバーンのバスターミナル

この青い2階建てのバスに乗ってはるばるやってきました~!

・・・さて。

ここからどうするのかわからん。

とりあえずそこらへんにいるトゥクトゥクのおっさんに聞いてみます。
こういうバスターミナルってインドとかだとものすごい勢いで客引きが来るものです。
タイやベトナム、カンボジアでも似たような経験をします。

しかしラオスはなんか違う。

なんというか、オダヤカ~~
勢いのある客引きがいないのはちょっと拍子抜けだけど、旅行者としては気が楽ですね。

交渉

というわけでこっちからアクションしていかないと事が進まない。
おっさんと値段交渉して町まで運んでもらいます。
値段はもちろんぼったくってくるけど、簡単に半額くらいになりました。ゆるいなー。

ルアンパバーン

ルアンパバーンの町をゆっくりと進んでいきます。
お坊さんがのんびり歩いて、町の雰囲気もすごくゆったりしている。
この街で5泊ほどのんびりする予定です。