フラメンコとバルを堪能!グラナダの街歩き
バルセロナからグラナダまで夜行バスを利用。
10時間ほどかけてようやくアンダルシアの山間の街、グラナダに到着!
僕自身約14年ぶり、妻はフラメンコ留学で訪れた7~8年ぶりの再訪となります。
バスターミナルから市内へ向かうバスもずいぶん新しくモダンなものになり、中心地セントロの雰囲気も垢ぬけた感じで、昔と変わったなーと思いました。
しかしちょっと裏通りに入るとそこは昔のまんまのグラナダ。
石造りの味のある建物が並ぶ落ち着いた空気にホット一息です。
宿は「Pension El Hidalgo」。
個人経営の静かで快適な宿。安いし宿のおじさんも親切だし、Wifiもつながります(時間帯によってはちょっと繋がりにくかったけど・・・)
朝に到着したのでまずは腹ごしらえ。
El Pianoというベジレストランへ。
アンダルシア名物のガスパチョ!ここのは本当にうまかった!
続いてグラナダの山手、アルバイシンの丘へ。
下の方は観光地っぽいけど、ちょっと登るとかなりローカルな雰囲気。
適当に歩いてたら地味~なカフェがあったので入ってみました。
「ABACO」という名前だったかな。看板が地味で、一見カフェだと分かなかったです。
屋上の景色のよい席が空いてたのでそこで休憩。
グラナダの街が良く見渡せます。
ニャンコ先生がいて、ひたすらゴロゴロしていました。
しばらくすると学生っぽい若者が次々入って来たので退散。
店のおばさんに聞くと、近くのグラナダ大学の学生の憩いの場的なカフェだといいます。
一旦宿に帰ってしっかりとシエスタをとります。
アンダルシアは本当に暑くて日中歩くとかなり体力を使うので、暗くなるまで部屋でゆっくりくつろぐのがこちらの流儀。
暗くなってきたので、再び街へ繰り出そう。
夜の楽しみと言えば、バルのはしご!
グラナダのバルはビールが1~2ユーロでタパスまでついてくるというすばらしさ。
飲むのが好きな人にはほんとに天国のような場所ですね。
1日目はこんな感じで過ぎて行き、続いて2日目。
再びアルバイシンの丘へ。
グラナダ最大の観光名所、アルハンブラ宮殿は観光客が多そうなのでパス!昔行ったことあるしね。
ということでアルハンブラが良く見える「サンニコラス展望台」へ行ってみました。
人もそんなに多くなく、ゆったりと雄大なアルハンブラ宮殿を見渡せました。
ジプシールンバの演奏もやっててノリノリっす!
カスタネットのおばちゃんがいい味出してます。
サンニコラス展望台の下にいい感じのカフェがあって、そこでしばし休息。
このカフェもそれほど高くなく、席もゆったりVIPシート並。
そしてアルハンブラもバッチリ見えるすてきなカフェでした。
カフェを後にして、さらにアルバイシンを奥地へ進み、サクロモンテの山の方へ。
GoogleMapを見ながらグングン進んで行くと、街を一望できる高台へ出ました。
ここは観光スポットじゃないのかな?
地元の若者が暇つぶしに来てるほか、ほとんど誰もいなくて、静かな時間を過ごすことができました。
でも暗くなると治安も心配なので、早めに切り上げます。
再びアルバイシンを下りて行き、美しい街並みを堪能。
こんな若者が道端でいきなりフラメンコの練習を始めたりするのが楽しい。
昼すぎ、シエスタの時間だけど宿まではまだ距離があります。
(基本、バスもタクシーも使わず徒歩の移動なので。)
そこで昼もやってるバルを探し、小休止!
ちょっとビール1杯のつもりだったんだけど、頼み方を間違えたのか、タパスセットが出て来てしまいました。
でもこれが最高においしく、疲れた体を癒してくれました。
値段も思ったより高くなくて良かった。グラナダ最高だ!
ちょっと回復した後、ゆっくり宿に戻ってほんとのシエスタ。
夜までゆっくりしよう。
夜はタブラオにフラメンコを見に行きます。
その前に僕がかつて仕事でお世話になった友人のもとへ。
コンピューターにやたら詳しくて、日本の会社に来てシステム関係をいろいろ手伝ってくれたヘルマンに会いに。
彼はアルハンブラへ続くゴメレス坂のふもとで父親のギター工房を手伝っており、行ってみたら14年前と変わらずその場所にいました!
久々の再会!
相変わらず冗談好きな好青年でした。
さて、ゴメレス坂のふもと、プラサ・ヌエバのちょっと先にできたフラメンコスポット「Le Chien Andalou」に行ってみました。
実は前日にも行ったんだけど予約してなかったので夜中12時からの部なら~と言われたので、ちゃんと予約しなおして、この日の速い時間に見に行きました。
予約していたため一番前の特等席に座れてラッキーでした!
若手実力派のカンテとギターでがっつりフラメンコを楽しみ、せまいステージでバイラオーラがド迫力のバイレを魅せてくれました。
いや~最高!
観光客も多いと言えば多かったけど、ここは入場料も安く、他のタブラオと違い地味な感じだけどしっかりとフラメンコを楽しみ、地元のアフィシオナド(フラメンコファン)も多いとか。
* * *
久しぶりのグラナダ。
今回はたった2日間だったけど・・・。
変わりゆくものと変わらず留まるもの。
街並みであったり、人々であったり。
それらが共存していい方向に流れているような感じがしました。
またいつか訪れたいと思います!
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