屋久島探訪。2泊3日で世界遺産の島を堪能

ウィルソン株周辺先日3泊4日で世界遺産の島、屋久島に行ってきました。


5~6年前にも一度訪れたことがあるのですが、この島独特の気候が生み出す自然の面白さに惹かれてまた行ってみたいと思ってました。
この島には九州一高い山(宮之浦岳)がありますが、前回は登山とキャンプでかなりハードな旅でした。なので今回は友達ら4人でのんびり無理なく楽しく行くプランを立てました。


ウッドノート羽田から飛行機で1時間半くらい。鹿児島に降り立ち、そこから船で屋久島へ。
1日目の宿は「ウッドノート」というバンガロー風の民宿。
ご主人がほとんど一人で建てたというログハウス風のかわいらしい宿でした。


 



 


 


子海がめ「千尋の滝」(せんぴろのたき)で雄大な景色を見たり、いなか浜という場所で満点の星空と卵から孵ったばかりの海がめの赤ちゃんを見に行ったり。近海で獲れたサバやトビウオの料理を食べに行ったり。


 


 


 


 


翌日4時ごろに起きて山へ。
バスを乗りついで登山口へ。
(自然災害で道路が破壊され、一般車両は通れませんでした。)
トロッコの線路が続く道をひたすら歩き、登山道へ。
かつて屋久島は主要産業として屋久杉を採取して生業としている人々も多かった。そのため山の中にも小さな集落が幾つかあったらしい。
トロッコ電車もその名残だが、今は線路だけが残り、登山道への道しるべとなっています。
鬱蒼と植物やコケが茂る独特な景色の中、歩きに歩いて縄文杉と言われる巨木を見に行きました。
樹齢7200年とも言われる大木を前に自然の壮大さと人間のちっぽけさを感じました。
縄文杉から先は頂上へ続く道だけど、今回は時間が無かったのでこのまま下山。
クタクタになりながらも登山口にたどり着き、またバスを乗り継いで駐車場へ。
車で市街の温泉施設へ出かけ、汗をぬぐいました。
この後2泊は「仙の家」という人里はなれた場所にある民宿にて泊。


3日目、リバーカヤックをやる予定でしたが、予想外の大雨で計画変更。
島内をのんびりドライブすることにしました。
焼酎の蔵を見学したり木工製品のお店やアクセサリーショップを見たり。
南の方にあるカフェで一休み。海沿いの静かで気持ちのいい場所でした。
どこもコンセプトがしっかりしててとてもかわいらしいお店ばかりですね。
続いて、海に面した「湯泊温泉」というところへ。
ここは申し訳程度に男女別になっているが、ほとんど混浴状態。
男はいいが女性軍が大変でした。途中で地元の漁師がたくさん来ちゃったりして。
その後、西部林道をひたすら走りました。
島の西側はまだ原始的な姿を残し、人もほとんど住んでいない。
道の途中で出会ったのは猿、カニ、鹿のみ。ワイルドだ。
島を一周し終わる頃、再び大雨に見舞われ、嵐の中無事宿に到着。
屋久島の超軟水を暖めた五右衛門風呂に浸かり、部屋にある囲炉裏で鍋を作ってみんなで食べました。


白谷雲水峡最終日。またまた早起き。
朝ごはんのお弁当を作り、暗いうちから出発。
目指すは白谷雲水峡。
映画「もののけ姫」のモチーフにもなった、自然の宝庫。
一番屋久島らしい場所と言えます。
天気はあいにくの雨。でもこの場所は雨で少し霧がかかっていた方が雰囲気が出ます。
ある意味、運が良かったと言えるかも。
本当は森の先にある景色のいい場所まで行きたかったけど、お昼の船で鹿児島に戻らなければならなかったので、無理することなく、いけるところまで行って、朝飯弁当(サンドイッチとかだが。)を食べて下山。


白谷雲水峡の橋薄暗い森の中で雨が滴る中、腰を下ろしてモグモグ食べました。
なかなか素敵な食事でしたが、この雰囲気、いやな予感がしました。
で、その予感が的中。メンバーの一人がヒルにやられていました。
この島にはいないと思っていたんですが、やっぱりいるんだなー。
ヒルの恐怖についてはこちらのページ参照。)


予定通りお昼過ぎの船で鹿児島へ、再び飛行機に乗って東京へ。
あっという間だったがとても楽しめました。
この島は本当に何度行っても飽きないと思います。
とにかく自然がすばらしい。
今回はマクロレンズを装着して行ったので写真をいくつか紹介。


花と桜島屋久島の空


 


 


 


 


こけ


岩にへばりつく草


 


 


 


 


ウィルソン株周辺葉を這う虫


 


 


 


 


屋久杉水玉


 


 


 


 


 


 


めしべ


黄色い花


 


 


 


 


トロピカルフラワー葉上の水玉