わたくしタオ島のダイビングショップ「Big Blue Diving」の密かな常連です
この島に来るのは8回目だが、毎回ダイビングをやることにしています。
というより、この島でしかほとんどダイビングをやったことがないとも言えます。
今回もお世話になったのが日本人常駐ダイビングショップ「Big Blue Diving」。
1996年に初めてこの島に訪れた時はまだほとんどお店や宿もろくに無かった。そんな中、日本人がいるダイビングショップがあるといううわさを聞きつけ、たどり着いたのがこのビッグブルーでした。
当時一人だけいた日本人のインストラクターにオープンウォーター講習をやってもらい、初めてダイビングのライセンスを取得したのが懐かしい。
今では多くの日本人ダイブマスターやインストラクターが常駐しており、何度か通ううちに顔見知りのダイバーも増えてきました。
僕が初めてここでライセンスを取った時のログブックをいまだに使っているので、5~6年前にここへやって来たスタッフさんなどからはものすごく珍しがられます。
1~3年おきくらいにタオ島へダイビングしに来てるので、その時々のダイバーのサインが記されており、それがまるでこのショップの歴史を物語っていると、そんなことを言われることも。
さて、今回もジンベエザメに出会うためにタオ島の海へ!
しかし、沖はちょっと荒れていてポイントまで行くための船が結構揺れました。
出発前に酔い止め薬をもらって飲んだが、それでもちょっと気分が悪くなりました。
船上でのひととき。
でも海の中は穏やかでまるで別世界。
船の上ではいろいろ煩わしいこともあるけど、海の中の穏やかさがそういうことを忘れさせてくれます。
初日に半日、2か所のポイント、翌日はフルデイトリップで外洋に出て3本潜りました。
2日目に潜った「Sail Rock」というポイント。
残念ながら今回もジンベエさんには会うことができませんでしたが、魚影が相変わらず多くて楽しめました。
ところでビッグブルーのスタッフさんによると、10年前くらいに比べてタオ島へダイビングしに訪れる日本人が減っているといいます。
大学生などの若い人の減少が顕著で、インストラクターなどを目指す人もほとんど来なくなったとのこと。
確かに10年前くらいはショップに日本人がたくさんいて、そのほとんどが若い人か学生だった気がします。(今回は自分と同じくらいの年代や年配の人ばかりで学生は皆無)
今の学生は堅実志向でダイビングのインストラクターという職業を目指すような人も少ないみたいです。
「深夜特急」や「猿岩石」など、「旅」への刺激を与えてくれる起爆剤もなく、今の日本の社会情勢も影響しているのかも、とスタッフさんが話してくれました。たしかにそうかも。なんだかそういうのもさみしいね。
今回泊った「Sairee Hut Resoat」のビーチ。泊った部屋は一番下のランクで、ちょいイマイチだったけど。
海ネタばかりになってしまったけどタオ島の山にも行ってみました。
バイクを借りて島を探検。
メインロード以外はまだまだ未舗装でめちゃくちゃの悪路。
タンデムでは進行不可能な坂道も多数。
山奥に風力発電所を発見!
ここで島の電力をまかなっているだろうか。
苦労して山の上にあるビューポイントにたどり着いたけど、天気が悪くなって雨が降りそうだったのですぐに下山しました。
こんなに島の中を巡ったのも15年で初めてかも。楽しい冒険となりました。
タオ島のガソリンスタンドの様子。
約1リットルで50バーツ。125円くらい?日本とあまり変わらんね。