プラハの街でベタな観光に飽きたらブルタバ川西岸の庭園の森へ

前回書いた通り、プラハではきれいな街並みをなんとなく見て、ファーマーズマーケットにも行ければいいなー、くらいのユルい気持ちで訪れたので、事前の下調べをほとんどせず、ほぼ当てもなくブラブラしました。
https://www.luisaq.com/1415.html
▲道端で見かけたジプシーブラスバンド。いいですね~
▲街のあちこちを走るトラム。結局プラハでは一回も乗らず、全て徒歩で移動していました。
中心地は複雑に街路が入り組んでて、油断すると迷子になりそうだけど、今回はGoogleMapにかなり助けられました。
Wifiのあるところ、あるいは持参した海外用携帯Wifiを使って周辺マップをダウンロードしておき、現在地と目的地をチェック。
あとはWifiがなくてもGPS機能で地図をたどりながら目的地までたどり着くことができます。
Google Mapのおかげでプラハの複雑な街中も迷うことはなかったです。
旧市街広場
まずは観光の中心ともなる旧市街広場へ。
11世紀ごろから周辺国の発展に伴って商人が集まるようになり、立派な教会も建設されました。
他の有名な街でもそうだけど、教会のある広場は本当に広々していて気持ちがいいですね。
▲左後方に見えるのはティーン教会。手前ではミュージシャンがすてきな演奏を繰り広げていた。雰囲気抜群!
▲横からの様子。
中世の時代からずっと残るプラハの町並みは、ゴシック様式、ルネッサンス様式、バロック様式など、時代時代の建築様式が取り込まれ、歴史的にも大変貴重な場所となっています。
▲石畳の上を駆ける馬車の蹄の音があちこちで聞こえます。
▲旧市庁舎の天文時計。中世当時の天動説に基づいて作られたとか。地球の周りを周る太陽と月、そして天体の動きを2つの円で示し、時間と年月日が分かるのだそうです。なんだかとてもロマンを感じますね。
▲第二次大戦の際、チェコスロバキアがナチスドイツから解放されるきっかけとなった1944年のドゥクラ峠の戦いに関する記念碑。歴史に埋もれるかのようにひっそりと主張しています。
別の日にここを訪れた際、ちょうど世界の民族音楽フェスティバルみたいのがやっていて、ヨーロッパだけじゃなくて中東やアジア、ラテンアメリカなどの音楽とダンスをただで見ることができました。
▲まさかプラハでメキシコのマリアッチが聴けるとは思わなかったな~
▼僕ら夫婦的にはこのルーマニアのロマ・ダンスが熱かった。かっこいい!
お土産品などのお店
チェコでお土産として有名なのはマリオネット(操り人形)。
独特な魅力を放つ木彫りのマリオネットがあちこちのお店で売られていました。
顔の表情とかとてもリアルで、まるでおとぎの世界に迷い込んだような気になります。
▲リアル過ぎてちょっと怖いかも。
▲今にも話し掛けてきそうな雰囲気だ。
▲チェコのお酒「アブサン」のお店。看板とかも変に景観を崩すことなくセンス良し。
カレル橋
プラハのもう一つの観光スポットと言えば、ブルタバ川に架かったカレル橋が有名です。
15世紀初頭に完成して、19世紀中ごろまでプラハ旧市街と周辺地域を結ぶ唯一の橋だったとか。
▲橋の手前の道路を渡るところ。
▲橋を渡り始めたところ。
この橋は現在車両通行禁止となっていて、観光客向けの遊歩道のようになっています。
橋の上ではお土産の露店や大道芸人、ミュージシャン、絵描きなどがパフォーマンスを行っていてとても賑やかです。
▲バンドの演奏がいい感じ。
▼橋の上から撮影したタイムラプス映像。後半は他の場所から撮影したもの。
橋を渡り終えると、これまた素敵な街並みが広がっていました。
リアルなディ○ニーランドってな感じですね~。
プラハ城周辺
橋を渡ってさらに歩いて行くと徐々に坂道になってきます。
正直あんまり観光スポットとかは興味なく、なるべく人ごみのないところが好きなので、ガイドブックとか持たずに直感でそういう場所を探して歩いて行きました。
坂道をなんとなく登って、プラハ城の周辺を歩きます。
▲観光用のセグウェイに乗る人々。街中に何軒かこういうセグウェイ屋さんがあります。レンタル料は結構高かったような・・・。健康のために歩きましょう。
ちゃんと調べてこなかったので、どこがお城なのか良く分からずじまいだったけど、なんとなく広々した場所に出たので写真を撮っておきました。
▲ここも観光スポットなのかな?人が少なめで良かったです。
▲その場所からふもとを見た時の様子。赤い屋根がきれいですね。
▲お城周辺から再び下って、さらに適当に歩いてみまっす。
街の様子を動画にまとめてみました。例によっていんちきタイムラプス風です。
BGMは上にも書いたジプシーブラスバンドのストリート演奏。
見知らぬ森へ
当てもなく歩いていると森の中へ通じる道がありました。
そこは観光地の喧騒から解き放たれ、とても静かで気持ちのいい場所でした。
妖精でも出てきそうな場所でした。
プラハ城の城下庭園で、周辺には他にもたくさん森や庭園が広がっています。
プラハは他の観光スポットが有名で、こういう場所はガイドブックなどでもあまり紹介されていないらしいのですが、ゆっくりと過ごすには最適の場所でおすすめです。場所にもよるけど、門の中の庭園にも自由に出入りできるらしい。(この時はそのことを知らなかったのでビビって門の中には入らなかった。)
▲柵越しの邸宅。花輪君が住んでそうだね。
こんな場所ならワインとおつまみを持ってまた明日来よう!と決断したわけですが、この翌日は無情の雨。
プラハの森でピクニック計画は夢と消えました・・・。
プラハで食べたもの
プラハでもベジタリアンのレストランを探して行ってみました。
トリップアドバイザーで見つけたこのお店
▲たいした看板もなく目立たない。GoogleMapがなかったらたどり着けなかったかも。
地下の客席に通されたのですが、いい感じの薄暗さで雰囲気も良かった。
チェコの伝統的な料理をグルテンミートとか使ってアレンジしたプレートを頂きました。
▲見た目お肉モリモリのビーフシチューみたいだけど、肉や動物性の食材は一切使っていない料理でした。
▲クリームシチューみたいな料理。これももちろんベジ。パンを浸して食べるのがチェコ流だとか。
ちょっと物価が高目だったので、夜ごはんはスーパーで買ってきた食材をホテルのドミトリー階にあったキッチンで調理して、ワインを飲みながら部屋で食べたりしていました。
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こめんと