旅の思い出~タオ島(タイ)
このblogのカテゴリーを「旅行」に修正したんだから何か旅に関することも書かなくちゃな、ということで何か書いてみました。
去年の2月~3月あたり、タイ・ベトナム・ラオスなどを旅したが、最後にタイの南東に浮かぶタオ島というところに訪れました。
今までタイは4回訪れたけど、このタオ島には必ずといっていいほど毎回行く事にしています。
「特に目的はないのだが、ただなんとなくのんびりしたい。」
そんな気分で訪れる島です。
高校の時の友人とタイ・マレーシアを鉄道で縦断し、最後にこの島にやってきました。
まだそのころはガイドブックにもほとんど情報が載っておらず、人づてに「あの島はいいから行ってみな」ということだけを聞き、バスや夜行船を乗り継いでやっとこさたどりついたのを覚えています。
まだ観光開発がほとんど進んでおらず、道なども舗装されているところはほとんどない状況。
日本人はもとより外国人もそれほど多くはなく、何軒かのダイビングショップが港付近にあるのみでした。
客引きに引っ張られるままやたらと港から離れた場所にあるバンガローに泊まることとなったけど、メインはダイビング。
日本人がいるというダイビングショップ(Big Blue Diving)を見つけ、そこで早速オープンウォーターのライセンスを取得しました。このダイビングショップにはそれ以降毎回お世話になることになります。
2度目に訪れたのは1998年。大学の卒業旅行で、友人3人と。
仲の良い友人にどうしてもこの島を見てほしかった、という願望もありました。
このときはやはりダイビングに興じたけど、タオ島に隣接するナンユアン島という美しい島にボートででかけ、のんびりしました。浜辺付近の浅瀬には黒いナマコが点在していて不気味だったけど、慣れるとなんとも愉快な生き物。搾るとピューと水を噴出すのが面白い。もちろん沖の方に行けば手付かずのカラフルさんご礁が。シュノーケリングにも最適。
このとき実はインドからトルコまで陸路で旅しようと思っていたのだけど、運悪く米国の同時多発テロの影響でパキスタン行きを断念せざるを得ず、迷った挙句「南の島でのんびりしよー」と、やってきたわけです。
観光化もだいぶ進んできたが、自然は大事に残されてます。
やはりダイビング。このときアドバンスドを取得。水深40mの世界を楽しむ。水圧の変化で奥歯の詰め物が吹き飛びました。
4度目は2003年の春。冒頭の通り主にベトナムなどを旅して、やっぱり最後に行きたくなり、来てしまった。今の仕事仲間でもあるコヘイジ氏をバンコクに呼び寄せて、タオ島に突入。最初は2人でバンガローを借りたが、相方が途中で帰らねばならず、その後は少し港から離れた大自然の中のバンガローでゆったり過ごす。1mもあろうかと思われるアオダイショウが登場したり、屋根裏にはやる気の感じられない蛇などがからみついていたりするところでした。
「ケッコウ、ケッコウ、コリャケッコウ」と鳴くトカゲもいるなんとも楽しいところでした。
やはりこの時もダイビングを楽しみ、タオ島のダイブスポットはだいたい制覇したっぽい。
前述のダイビングショップから派生した日本人専門のお店(Big Blue Chaba)もでき、かなり安心できるダイビングライフを送ることができます。
僕は別にタイランドの観光開発局の回し者ではないが、とにかくタオ島はすばらしいところ。
いろんな人に行ってもらいたい南の楽園です。
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