非常時にも動じない心を

計画停電などで不便な日が続きます。

考えてみればインドとか中南米とか発展途上国の人たちは停電とは日常的なもの。
インドのヴァナラシに行ったとき、ものすごく蒸し暑い宿でファンを回して暑さをしのいでたところ、有無を言わさず停電発生。
誰も慌てることなくこの無電気状態を受け入れます。
部屋のファンが止まり、動くと暑くなるので、水にぬらしたタオルを頭にまいて、ベッドの上でじっとするしかなかった。
停電は夜まで続きます。真っ暗闇の中、人々は当たり前のように生活し仕事をしてます。
いったん電気が戻ったのでシタールとタブラのライブを見に行きました。
しかしそこでも途中で停電。演奏者は構うことなく楽器を奏で続けてました。
この「動じない心」はなんなのか。日本人にはない独特な落ち着いた雰囲気を感じました。
野菜や水道水まで制限が出始めている日本。
今後もこのような「動じない心」を持ってこの難局を乗り越えなくてはならない。