トラックに乗ってコーヒー農園労働者の宿舎へ

パーティーの翌日、カロリーナの弟で建築家のデニエルがマタガルパの建築現場に行くというので一緒に連れて行ってもらうことになっていました。
その現場とはコーヒー農園の労働者たちが居住する宿舎で、竹と自然の草花を利用したエコロジーな建物だとのこと。
スペイン人の建築家が設計して、デニエルなどの現地の建築家たちが実際の建設現場の監督などを行っているようです。
マナグアからバスでマタガルパへ。
ガイドブックにも載っていないような場所ですが、山間の涼しい場所にある静かな町です。
バスターミナルからタクシーに乗って町のセントロまで行きます。
ランチを食べた後、軽くセントロ付近を散策。
白くてきれいな教会がありました。
そのあとさらにタクシーに乗り、建築資材売場へ。
そこで必要な資材を購入してトラックで運搬するようです。
日陰でしばし休息。
手前からスズキ、デニエル、カルロス。
炎天下の中、鉄棒や砂利、木材など次々と資材をトラックに積み込んでいきます。
結局3時間ほど時間を取られてしまった。
資材運搬のおじさんたち。
みんな腹を出していますね。
暗くなりかけたところでようやく出発。
人生初の経験。トラックの荷台に乗ってコーヒー農園がある山の中へ。
オフロードになると結構揺れたけど、無事に到着。
もうほとんど日が暮れていましたが、デニエルが宿舎の敷地内をいろいろ案内してくれました。
自然の素材だけで作られた居住施設。
おばさんたちが食事を作るところ。
毎回800~1000人分もの食事を作るという。
トルティージャを焼くところ。
トウモロコシや豆、米などを煮炊きするところ。
日が暮れて真っ暗になってしまったので食事をとることにしました。
ティピカルな豆ごはん「ガヨ・ピント」とトルティージャ、チーズだけのシンプルな食事だが、これがめちゃくちゃうまかった。
そしてここでとれたコーヒー豆でいれたコーヒー。
最高の味わい。
どんな豪華な料理にも勝ると思いました。
食後に売店に連れて行ってもらいコーラなどを飲みました。
デニエルはニカラグア人らしからぬナイスガイ。
ぜひ日本にもきてもらいたいものだ。
宿舎の一つが空いていたのでそこに泊らせてもらうことになりました。
衛星で電波を受信し、電話やインターネットも使える。
しかしなぜかFacebookはドメインがブロックされていてアクセスできなかったっす。
夜は涼しくて、虫などもたくさん出る季節ではないので心地よく眠ることができました。