マナグアのCAD専門学校を視察~ニカラグアからの旅立ち
グラナダに2泊したのち、いったんマナグアを経由してレオンへ帰還。
ホームステイ先のマヌエル夫妻宅にてみんなでピザを食べながら晩餐を楽しみました。
翌朝、レオンともおさらば。
マヌエルとドーニャ・ロシータには大変お世話になりました。
また来ることがあるだろうか。
お二人とも末永く健康でいてほしい。
ミニバスで再びマナグアに戻る。
この日は飛行機でメキシコに戻る日ですが、フライトは夕方だったのでまだ時間がありました。
なので、スズキが予定を立てていたマナグアのCAD専門学校訪問に付き添うことにしました。
マナグアのUCA(Universidad de Centro America)中米大学前のバスターミナルからタクシーに乗り10分ほど。道路沿いにその学校はありました。
中に入るとこぎれいなレセプションルームで待たされ、案内してくれるロベルト氏を紹介してくれました。
スズキはこの人とメールでやりとりをしており、この日のアポもちゃんととっていたようです。
分かりやすいスペイン語でいろいろこの学校に関して説明してくれました。
また、学校内をいろいろ案内してくれて、生徒がレッスンを受ける部屋や実際授業中の部屋にお邪魔してレッスン風景を見学させてもらいました。
ニカラグアでは5~6年前まではCADの技術者は皆無に等しく、ここ数年でこのような学校が増え始めて多くの技術者を生み出し始めているという。
ロベルト氏によるとこの学校はその中でもトップクラスで、多くの優秀な技術者を輩出しているようです。
そういった技術者はさらにスキルを積むためメキシコやアメリカ、ヨーロッパなどに留学をする人もいるという。そうして高いスキルを身に付けた技術者が再びニカラグアに戻ってきて、国の発展に力添えできるような流れを考えているようです。
教える立場の人間はまだまだ少なく、この学校も条件に合った講師を募集しています。
スズキもいずれここで働くことになったりして・・・。
今回のニカラグアの旅は友人スズキが今後の人生の足がかりを探す旅でもありました。
いずれは日本を離れ、メキシコとか中米で何らかの生業を見つけて暮らすことがヤツの望むところ。
手探りながらそのスタート地点を探す旅でもあったわけです。
なので普通の観光旅行とはだいぶ異なり、半分仕事の出張みたいなノリでもあった。
僕的にはそういう普通じゃない旅は興味の湧くところでもあるので、あちこち同行させてもらったことに逆に感謝しているところです。
専門学校を後にして、まだ空港に行くには時間があったのでメシでも食いに行くことに。
「Casa del Cafe」というズバリなネーミングの感じのよいカフェがあるというので行ってみました。
このカフェはその名の通り、ニカラグアで生産されたコーヒーをちゃんとした形で提供するちゃんとしたカフェの第一号だとか。
近隣は各国大使館があるためか、セレブな雰囲気の外国人が多かったです。
ランチにベジサンドを注文。
肉ばっかりのニカラグアだけど、こういうメニューがあるレストランは外国人客をしっかり意識していると判断できます。スタッフの対応も大変気持のよいものでした。
カフェを後にして、スズキに見送られながら空港へのタクシーに乗る。
さらば、ニカラグア!