海辺の開放的な町。ミャンマー南部の都市ベイ(Myeik)街中散歩

夜行バスでモウラミャインから一気にベイまでたどり着き、ホワイトパール・ゲストハウスにチェックイン。
このゲストハウスは去年(2015年)オープンしたばかりのピカピカのお宿。
日本語が分かるスタッフもいていろいろと旅行者の助けになってくれます。

この後ミャンマー最南端のコータウンまで行き、そこからタイに渡る予定なので、ミニバスのチケットなどもホテルで手配してくました。

次の町への出発まで1日ちょっと。ベイの町に滞在したときの様子をレポートしたいと思います。

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地元の人たちにも人気のティーショップ「No.1」

2016/02/17(水)
ベイで宿泊した宿「ホワイトパールゲストハウス」を拠点にして周辺を練り歩いてみました。

ベイの町散策

▲12:47 ホワイトパールゲストハウス到着時。夜には欧米の旅行者もたくさんたむろしていました。

ベイの町散策

▲13:41 とりあえずたまった洗濯を済ませ、シャワーを浴びるなりして外出します。持参した洗濯用のヒモがいつでも役にたつ。

ベイの町散策

▲14:14 宿のお兄さんに教えてもらったティーショップ(その名もNo.1)で遅めのランチ。

ベイの町散策

▲14:16 座席に着く前からテーブルはご覧の通り。ティーを頼んで食べたければ好きなスナックを食べて後で清算。

ベイの町散策

▲14:21 簡単な食事もできます。ここのミャンマーチキンカレーは絶品。

ベイの町散策

▲14:45 食後のミルクティーと一緒に食べたちまきのようなもの。中はココナッツと甘すぎないアンコみたいなの。うまい!食べ物の名前を聞いたら「バディモ」と言ってました。

ベイの町散策

▲14:54 別のちまきも食べてみました。こちらはココナッツ風味のもち米焼き。これまた最高!これは「ガウニーデ」というそうです。発音聞き間違えあるかもしれないけど。

ベイの町散策

▲15:09 混み合っている店は人気店の証拠。「No.1」はその名の通りの一押しの店です。

ベイの町散策

▲15:15 食後の散歩。裏通りを歩くと子供達が珍しそうに見つめてくるのでカメラを向けたら笑顔に。

ベイの町散策

▲15:24 海岸通りを歩いてみます。強烈な日差し。でも他のミャンマーの町に比べきれいな印象。タイに近づいてる雰囲気。

ベイの町散策

▲15:37 脇道に咲く花。茎は棘だらけだけど先端にこんなに可憐な花を咲かせる。

夕暮れ時から海岸を歩く。そしてやっぱり「No.1」レストランへ

日中の散歩をして宿に戻り、夕方日が和らぐ頃再び町に出て散策してみました。

ベイの町散策

▲18:18 海岸通りにはたくさんの露店や食堂が出ています。

ベイの町散策

▲18:25 海岸通りにあったミニマート。ミャンマーにもいずれ大手コンビニが入ってくることでしょう。

ベイの町散策

▲18:46 海沿いの屋台でモヒンガー的なものを食べてみます。

ベイの町散策

▲18:50 おばちゃんに「これはモヒンガーか?」と聞いたら何か違う名前を言ってました。しかし味は魚の出汁のモヒンガーでした。

ベイの町散策

▲19:04 食後少し内陸の道を歩いていきます。丘の上に立つ教会がライトアップされてました。

ベイの町散策

▲19:18 昼にも行った「No.1」でお茶。店先でお兄さんがパンみたいのを焼いてました。うまそうなので一つ注文。

ベイの町散策

▲19:21 クロワッサンのような食感。砂糖を少しだけつけてミルクティーと一緒に頂く。これはうまかった。

2日目ものんびりベイ散歩

夜行バスで到着したベイ(Myeik)ですが、その翌日の夜に再び夜行バスで町を出ることにしました。
たった2日間ですが、町を練り歩くと町の様子が分かってきて、顔なじみの人が増えたりしておもしろいものです。
2日目も夕方ミニバスが来る時間帯まで町歩きを楽しみました。

2016/02/17(水)
ベイの町散策

▲08:46 ホワイトパールゲストハウスの朝食は屋上の部屋で。バナナを食べたら種が出てきました。以前にもこういうバナナを食べたことがあったので驚かなかったけど、初めて種を見たときは結構ビビりました。
種無しバナナは品種改良で、本来野生のバナナはこういう風に身の中に大粒の黒い種が5〜10個ほど入ってます。

ベイの町散策

▲08:54 屋上の食堂の外。とても気持ちのいい場所。お湯をいただいてすすりながら外の景色を眺める。

ベイの町散策

▲09:01 屋上から見える景色。町のシンボル、テイン・タウジーパゴダが見えます。

ベイの町散策

▲10:14 宿の入口にこんな張り紙が。ジョークなんだろうか、それとも冗談抜きでドリアンは臭いからやめて!ということなんでしょうか。僕はそんにあの匂いは嫌いじゃないけどなー。

午前中は例によってチェックアウトの時間まで宿の部屋でのんびり過ごし、PC作業や本を読んだりなどゆったり過ごします。こちらの宿のチェックアウトはだいたい昼の12時、早くても11時なのでとても余裕を持ってすごすことができるのがうれしいですね。
部屋でダラダラなど、こういうゆったり時間も旅の間は良いクッションになります。

チェックアウト後は三たびベイの町を散策。

ベイの町散策

▲12:07 おばあちゃんと孫。カメラを向けるとおばあちゃんが孫を人形のように両手で持ち上げて見せてくれました。

ベイの町散策

▲12:14 学校の昼休みの時間かな。子供たちは「ハロー!」と声かけてくれたり手を振ったりしてくれます。ほんと純粋無垢という感じ。

お昼ご飯はやっぱり「No.1」で。お気に入りの店ができると極力通うようにするとお店の人にも顔を覚えてもらい、注文なども気楽にできます。

ベイの町散策

▲12:22 ミャンマーはまだまだ喫煙天国。昔の日本もこうだったんだなーと思います。各テーブルに置かれたライター。

ベイの町散策

▲12:24 チキンチャーハンとチキンカレー、そしてチキンスープ。チキンづくし。ご飯が2皿あるのは昨日お代わりをしたのを店員が覚えていて、最初から2皿持ってきてくれました。もはや常連・・・。

ベイのショッピングモールと活気ある市場を散策

食後もまだまだ町歩き。妻の希望で街中のショッピングセンターに行くべく歩いて向かいました。

ベイの町散策

▲13:02 道端の少年。お買い物かな?

ベイの町散策

▲13:04 ベイではよく野良ヤギを見かけました。ほんとに野良なのか誰かが街中に「放牧」してるのか、謎です。

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▲13:06 傾いた家。日本なら即座に立ち入り禁止となる建物も余裕で人が住んでます。地震が全くない国ではないので無事を祈るばかりです。

ベイの町散策

▲13:15 どこかのお店にいたヤギ。もはや犬と同様、いやそれ以上の扱いを受けている感じです。

ベイの町散策

▲13:40 ショッピングモール到着。4〜5階建てくらいのしっかりとしたモールでしたが、結構な「やる気なさ」に満ちてました。

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▲13:40 各フロアともガラーンとした印象で客の数もまばら。店員もスマホいじったりダラダラしてたり張り合いない感じ。日本から敏腕デパートマンとかを派遣したら変わるだろうか。いや、ミャンマーはこのユルさでいいのかもしれない。

ベイの町散策

▲13:54 一階にあったカフェでお茶。ブラックコーヒーは珍しくおいしかったけど、カフェモカ頼んだらデフォルトで甘ったるい。これにプリンケーキも頼んでしまい甘々だったので残してしまいました。

ショッピングセンターを出て今度は海岸通り近くにある市場(Sate Nge Market)周辺を歩いてみました。

ベイの町散策

▲14:40 昔ながらの氷屋さん。

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▲14:41 コータウン行きのミニバスを出している会社がたくさん街中にありました。値段はどこもコータウンまで30,000チャット。宿でチケットとってもらった僕らもこれらの会社のうちのどれかを利用することになるのでしょう。

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▲14:51 市場のシンボルとなる時計台。この周辺の敷地が大きな市場となっております。

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▲14:52 表通りに面した場所には野菜やフルーツの店が軒を連ねてます。しかしでかいスイカだ。無性に食べたかったけどこれを買うわけにはいきません・・・。

ベイの町散策

▲14:57 いろいろな店がずらりと並んで活気がありました。

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▲14:58 小さいにんにくがどっさり。ミャンマー料理には欠かせない。

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▲14:59 昭和感満載の水筒も現役で売られてます。こういうのお土産にしてもいいかも。

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▲15:00 炭火を中に入れて熱する昔ながらのアイロン。

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▲15:04 市場内部の様子。雑然と店が並んでます。

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▲15:17 店のおばちゃんと。ミャンマー語の挨拶「ミンガラバー(こんにちは)」「チェーズディンバデー(ありがとう)」は何度言ったことか。

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▲15:17 このおばちゃんの店で手作りうちわを購入。300チャット、30円。そんな値段でいいんすか?チェーズディンバデー。

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▲15:21 ミャンマー乙女たちと。カメラを向けるとものすごいはにかみでした。

ベイの町散策

▲15:25 店の軒先にも野良ヤギ。あちこちでヤギがウロウロしてました。

ベイの町散策

▲15:29 特大スイカが山のように並んでます。出荷待ちなのかな。

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▲15:39 龍眼(リュウガン)を試食させてもらいました。ライチに近い味わい。少し下がしびれる感じ。熱帯のフルーツはたまにアレルギーなのか下がピリピリすることがあります。

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▲15:43 海辺の様子。灼熱の太陽の下、漁師が仕事をしています。

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▲15:44 船のメンテナンスをする男たち。

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▲15:45 炎天下、船のペンキ塗り。

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▲15:46 仕事を終えた漁師たちが賭けトランプで遊んでました。こういう光景は途上国のあらゆる街角で見ることができます。

ベイの町散策

▲15:49 市場や海沿いのあたりにも南部行きのミニバス手配会社が並んでました。試しにコータウンまでの値段を聞いたらやっぱり30,000チャット。たぶんこれは外国人料金。相場が決まってるようです。

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▲15:58 近くのカフェで小休止。ここは猫カフェでした。

ベイの町散策

▲16:02 猫の親子がお出迎え。

ベイの町散策

▲16:15 ほんと今回の旅でもたくさん猫写真を撮りました。彼らに癒され続ける旅でもありました。

今回のケセラセラ

南部に移動するためだけに立ち寄ったベイは海辺の町らしく明るく開放的な雰囲気でした。
ミャンマー南西沖に広がるメルギー諸島はまだまだ未開の島も多く、海の綺麗さもすばらしく、今後リゾート化が進んでいくと言われています。
タイとの国境や周辺の道路が整備されると外国人も多く入ってきてベイがその大きな拠点となることでしょう。

今回訪れた時はまだまだ素朴さが目一杯残るのんびりした港町という印象で、1日だけの滞在だったけど居心地の良い町でした。変わりゆくところは変わり、変わらないところはいつまでも変わらない。そんなミャンマーでいてほしいと思ったりしました。