ミャンマーのプリペイドSIM「ooredoo」を2週間ちょっと使ってみた

2017年12月5日

ミャンマー国内のSIMカードは幾つかのキャリアがプリペイドSIMを発行していて、空港や街中などで面倒な手続きなしに誰でも購入できます。
今回はヤンゴン中央駅の「ooredoo」ショップで30日有効のSIMカード(データ通信2.5GB分)を買って、手持ちのSIMフリーiPhone6に差し込んで使ってみました。

ミャンマーはまだまだLTEが発展途上で基本3G回線のみでしたが、普通にネット接続する分にはほとんど問題ないレベルで快適に使用することができました。

今回はooredoo SIMカードの購入や使用感などをレポートしたいと思います。


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空港のSIMカードショップは夜にはクローズ

今回タイのバンコクからエアアジアでヤンゴンに入ったんですが、到着時間が夜の8時過ぎで、到着ロビーに出た時はすでにどこのSIMカードショップも閉まっていました。
そのためとりあえず市内中心部の宿に移動し、翌朝街中に出てSIMカードショップを探すことにしました。

ooredoo Myanmar

▲ヤンゴン空港に夜到着。20時過ぎはヤンゴン空港内のSIMカードショップはクローズしてしまっていました。

ところでミャンマーのスマホ事情(2016年)

ちょっとメモ程度に。
ミャンマーは2011年に軍政が終結すると民主化の波が押し寄せ、経済状況も大きく改善されました。通信事業もこれまで国営の「MPT(Myanmar Posts & Telecommunications)」が牛耳っていましたが、2011年以降海外の事業者が参入し、2016年2月現在では中東カタールの「ooredoo(オーレドゥー)」、ノルウェーの「Telenor(テレノール)」などがミャンマー国内で事業を拡大しています。

通信事業の民主化と拡大に伴って爆発的に普及したのがスマートフォン。
数年前まではほとんどの国民が携帯電話すら持っていなかったのに、民主化以降急激にスマホが普及し、今では街中のどんな場所でも老若男女問わずスマホをいじくる姿を見ることができます。
日本では長いガラケー時代を経てスマホの時代へと移り変わりましたが、ミャンマーではいきなりみんながスマホ・ネイティヴという感じです。

ヤンゴン中央駅にあるooredooショップは対応も良く初期設定もやってくれる

ヤンゴンの街中にはSIMカードを販売するお店がたくさんあります。
それこそ道端の屋台のようなところでも売られています。
少し前は国営の「MPT」がほぼ独占状態だったようですが、今はooredooの宣伝や広告があちこちに見られかなり普及が進んでいるように思えました。

ooredoo Myanmar

▲ooredooのラッピング車両。あちこちでこのロゴと赤色の広告を見かけました。

試しに宿の近くの売店でooredooのSIMカードを購入しようと思い、店のおばちゃんに聞いてみました。

英語がよく分からない店のおばちゃんはすぐに奥の棚からSIMカードのパッケージを出してくれたんですが、カードについての詳細や設定までは全く分からない様子。ただ店で販売してるだけという感じ。
僕は2週間以上使えてデータ量2GB以上のカード設定をして欲しかったので、それをなんとか伝えようとしてみましたが英語もほとんど通じずまったく話になりません。

街中の売店などはだいたいこんな有様なので、ちゃんとしたショップを探そうと思いヤンゴン中央駅の方へ。
すると駅の建物に入って右側の方に立派なooredooショップがあったので、ここで買ってみることに。

ooredoo Myanmar

▲ヤンゴン中央駅構内にあったooredooショップ。

ショップのスタッフはもちろん英語対応可能。こちらの希望条件を伝えるとわかりやすい表とともに丁寧に教えてくれました。

ooredoo Myanmar

▲ちょっとてかっちゃいましたが、ooredooのプラン一覧(2016年2月現在)です。

旅行中は電話やSMSはほとんどしないので、問題はネット通信のデータ量。
今回は30days有効で2.5GB、カード代金合わせて12,000チャット(約1,200円)のプランでチャチャッと設定してもらいましたよ。

メモ:iPhoneの言語設定をあらかじめ英語にしておくとスムーズに設定をしてくれます。

ooredoo Myanmar

▲iPhoneにSIMカードを挿入して、各種初期設定をやってもらっているところ。

ものの2分くらいで設定完了。その場で3G回線を拾いすぐにネットを使えるようになりました。

ooredoo SIM card

▲SIMカードパックを開けたところ。iPhone6なのでNanoサイズのSimです。

ooredoo SIM card ケース

▲パッケージの内側はいろいろ説明やTopUpの方法などが掲載されてますが全部ミャンマー語。まだまだ外国人向けという感じではないようです。

ミャンマーooredooデータ通信使用感

ooredooをSIMフリーiPhone6に差し込んで2週間ちょっとミャンマー国内を旅行しましたが、遅くて使い物にならん!!
・・・ってことはほとんどありませんでした。
ヤンゴンの街中はもちろん、バガンやマンダレー、南部のモウラミャインやベイなど地方の町でもほぼ問題なく使用でき、速度もMAPを見たりブラウザ閲覧する程度ならほぼストレスなく見ることができました。
バスや列車で都市間を移動している間も電波が途切れることはほとんどなく、ミャンマー国内の通信状態が急激に良くなっていることを実感!

圏外もしくは電波を受信しなかったこともある

ヤンゴン-バガン、南部のベイ~コータウンなど、人の住んでいないような田舎をバスで走っている最中は圏外になることはありました。
バガンに着いた際は電波受信してるのになぜか全くネットが使えなくなりうろたえましたが、これは別の理由で使えなかっただけで(後述)すぐ解決。
最南端の町コータウンではもはやミャンマーのooredooは電波が届かないようで、タイのtrue moveなどのSIMカードに入れ替えた方が使えます。

また、YouTubeなど動画閲覧やテザリングでやや重いファイルをアップロードするときなどはさすがに遅さを感じることがあります。これは3G回線では仕方のないこと。

3G表示が出ているのになぜかネットにつながらない時の対処法

上述しましたがバガンに着いた時に3Gの表示が出て電波状態も良いにもかかわらずなぜかネットに接続できない事態が続いていました。
よく分からずしばらく放置しておりましたが、さすがにこの状況が長く続くのはおかしいと思い調べたところ、単純な操作設定で回復することができました。

やり方は至極簡単。
iPhoneの機内モードを一旦ONにし、しばらくしてOFFにする
それだけでこれまで同様普通に電波を受信しネット接続も可能になりました。

どういう仕組みかわかりませんが、長時間圏外にいた後に圏内に戻ると3GやLTEの電波を掴みづらくなるという現象が発生するようです。この状況を初期化するために機内モードにすればOKというわけです。

気になるデータ使用量。ooredooのデータ残量チェックのやり方

外でネットを使いまくりテザリングもしまくっていると気になるのがデータの残量。
そんな時は電話アプリで *124# とプッシュして通話ボタンを押すだけで、SMSですぐ残量をチェックできます。

ooredoo Myanmar

▲届いたSMSを開くとゴチャゴチャいろいろ書いてありますが、一番下の方に数値で残っているデータ量を確認できます。

使用できる合計容量のうち、あとどのくらいデータ通信が行えるか。これで安心。ネット使いまくっても案外減らないものです。

今回のケセラセラ

正直ミャンマーを旅行する前は、ネットも携帯も全然普及してないんだろうなーと漠然と思ってました。
ところがどっこい。プリペイドSIMもバンバン使えてスマホも普及しまくり。
ロンジーはいた兄ちゃんや頭で荷物を運びながら歩くおばさんが普通にスマホをいじってるのを見て、変わりゆくミャンマーを肌で感じました。
スマホやインターネットがなくても旅はできる!という意見も聞えて来そうですが、僕はもうこの便利さから抜けだせなくなってしまいました。
Google MapとかGPSはもちろん道案内や距離なども教えてくれるのでホント便利です。現地で分からないことがあったら他の人が書いているブログなどをチェックして最新の情報を得たりもできました。

急激に民主化が進むミャンマー。旅行者にもプリペイドのSIMカードが自由に使えるようになったのはホントにうれしいことです。
うまくネットを利用すれば時間も節約できて快適な旅ができると思います。

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