リウマチをなんとかしたい妻。インドでアーユルヴェーダとナチュロパシーに出会う旅

1月下旬から1か月ほどインドを旅してきたのですが、今回はいつものお気楽でケセラセラなノリとは少しテーマが異なる旅でした。
妻は関節リウマチの持病があり今まで薬を使って症状を抑えておりましたが、インドでアーユルヴェーダに接することで薬から脱出できるのではないかと考え、今回のインド旅を計画することになったのが事の発端。そして出発直前にナチュロパシーという治療方法があるのを知りました。

リウマチの症状や日本での薬の治療、そしてインドで実際にナチュロパシーの施術を受けた経緯なんかをシリーズで記していきたいと思います。

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リウマチの妻。薬から脱出できないかと模索する日々

数年前、30代後半で関節リウマチを発症した妻。彼女の母親や祖母も同じ病気を抱えていたことから、遺伝によるものなんじゃないかと思います。
リウマチって言うと年をとったおばあちゃんがかかる病気かと偏見を抱いておりましたが、40 代女性が最も発症率が高く、早い人は30代あるいは20代以下で発症してしまうこともあるようです。

▲公益社団法人 日本リウマチ友の会 “リウマチと診断された年齢”より

本人曰く、手の指や足の甲にキリキリと激痛が走り、そのまま放っておくと関節が歪んで指が変形したりしてしまうという怖い病気です。
ストレスがたまった時や冬の寒い時期なんかは特に痛がってました。

日本では薬で症状を抑える方法が一般的。副作用やデメリットもアリ

で、現代の日本ではこれを完全に治すメソッドが確立されておらず、医師から処方される薬で症状を抑制することしか対処法がないようなのです。

当然うちの妻もクリニックに通って抗リウマチ剤のリウマトレックスなる薬を処方してもらってました。
薬を定期的に服用してるうちは症状も収まり、痛みや変形などは起こらないということですが、肝機能障害や胃腸障害など様々な副作用があることでも知られてます。
肝臓の働きを助ける薬を別で飲んだり、風邪をひきやすくなるので風邪薬をもらったりもしてました。出てきたら引っ込めさせる。まるでもぐらたたきみたいですね。
幸いうちの妻に至ってはそういう深刻な副作用は出てないのですが、もう一つ気になる問題が。

抗リウマチ剤を飲み続けている間は妊娠してはいけない

それはリウマトレックスを飲み続けている間に妊娠してしまうと生まれる子供に障害が出てしまうというもの。心臓にある種の奇形が生じるというもの。
だから妊娠を考えている人は最低3か月間薬をやめないといけない
しかし今まで服用していた薬を急にやめると症状が悪化する場合があり、痛みもぶり返してくるとのこと。
うちの妻もしばらく薬の量を減らしていた時期があったけど、やはり痛みや若干の変形っぽいものが見られたため元に戻した経緯があります。

妊娠を希望する女性はリウマトレックスをやめる代わりにエンブレルという生物学的製剤を注射することで症状を緩和して出産までたどりつくのが一般的らしい。
ところがこの注射を毎月打つのにいろいろな検査があったり諸費用が月に5万円くらいかかるとのこと。

まあ金額がかかるのは仕方ない。だけどこれも結局症状を抑制するだけで、子供を無事生んだとしても根本的な解決にはならないよなぁ。

何かもっと根本的な改善につながるようなことはないのか・・・?
そう考え続ける毎日でした。

薬で病気を抑えるのではなくアーユルヴェーダで根本的な改善を

病気になってから対処する、病気を抑えつけてフタをする、そんなイメージがある西洋医学が一般論としてまかり通ってる現代の日本(←必ずしもそうじゃない。素人イメージです)。妻が通ってたクリニックも毎月同じことの繰り返し。採血して薬もらって、、、それが今後一生続くのかと。

他に方法があるはずだ。

病気になる前に防ぐ、あるいは自分の体や心を知ることで病から身を守るという発想の東洋医学、とりわけ古代インドから伝わるアーユルヴェーダに以前から関心がありました。

今回のインド旅の大きな目的。
薬で抑えていた妻の関節リウマチをアーユルヴェーダの治療で根本的に改善させる糸口を見つけること。

計画を練り始めた当初は、久々のインド旅ということもあってワクワクしておりました。

ところが・・・。

高額なアーユルヴェーダの施術に困惑

旅に出る前は妻がアーユルヴェーダの治療のため数週間ホスピタルのある町に滞在するというのが一つのテーマとなっておりました。

アーユルヴェーダの盛んな南インド、ケーララ州のコチ(コーチン)には治療を目的としたホスピタルが数多くあり、ネットで検索して幾つか良さそうな病院にコンタクトを取り、治療内容や金額なども含めて問い合わせをしまくってたのが出発前の今年1月。

▲南インドのコチにはアーユルヴェーダ専門の病院がたくさんある。

しかし出発直前になっても決定的なホスピタルが見つからず、結局曖昧なまま出発することになりました。
なかなか決まらなかった理由は

  1. 問い合わせをしてもなかなか返事が返ってこないなど、信頼性に欠ける。
  2. アーユルヴェーダの治療には最低3週間(可能なら1か月以上)の入院が必要で、日程的な調整が難しい。
  3. 金額の問題。ネットで調べまくった限りでは1日最低でも日本円で7,000-8,000円、高くて1万円以上のところがほとんど。

などがありますが、一番の理由はやはり3の金額的な問題かも。
仮に1日8,000円で3週間(20日)滞在するとして、おおよそ160,000円。症状が改善するなら安いものですが、今一つ確証がもてない。これだけ支払って改善に至らなかったら・・・と、正直不安でした。

また、面識もあり信頼のおける医師と最初からコンタクトが取れていれば金額的な不安要素もとらえ方がまた変わってきたと思います。しかしまったく初めて訪れる場所で知らない病院や医者にかかるということに対してどうしても不安がぬぐい切れない

そうこうしているうちにインドへの出発の日。現地に行ってから決めりゃいいかーと、もはや気分はケセラセラでした。

インドにナチュロパシーという治療方法があるのを出発直前に知る

今回は羽田空港からのフライトで、出国手続きをしてから時間があったので本屋に行ってみました。
一応ガイドブック買っておくかー。ということで我らが「地球の歩き方 インド編」をゲットしておきました。

で、パラパラページをめくっていくと、あるコラムに目が留まります。

地球の歩き方インド編

ナチュロパシー??はて?

調べてみるとナチュロパシーとは20世紀初頭にアメリカのベネディクト・ラスト(Benedict Lust)という人物が提唱した医療方法で、薬などは一切使わず自然治癒を目的とした文字通り「ナチュラルな治療法」とのこと。
ナチュロパシーは世界各地に広まり、その土地の気候・風土に合わせて様々な形態があるとのこと。(日本では湯治や砂風呂なんかがそれにあたるんだろうか?)

インドでは建国の父ガンディーさんが注目し病院を設立したことから国内でも知られるようになり、アーユルヴェーダやヨガを保護するための政府機関(厚生省AYUSH局)により、今では公的にも認定されている医療体系の一つなのだとか。
アーユルヴェーダでは高価なハーブや治療薬を使ったり2~3人がかりでオイルマッサージを行うなど、どうしても治療費が高くなってしまいますが、ナチュロパシーは医師によるカウンセリングと泥やお湯などを使った施術がメインとなるため金額もだいぶ安くなるという。

旅行者も利用できるナチュロパシーの施設がインドのプネーにある

地球の歩き方に載ってたこのコラムではプネーにある「ナチュロパシー国立研究所」はインド国内の数ある自然療法の病院の中でも旅行者が利用しやすいもののひとつとあります。
治療には短くて1~3日、そして金額は登録料がたったの20ルピー(30円くらい)、治療費が1050ルピー(1800円くらい)
アーユルヴェーダと比べてこのお手軽さはなんだ!

余談ですが、旅に出る前はケーララ州の「コチ」に行くんだと心に決めていたけど、なぜだか妻が「コチ」のことを「プネー」と何度も言い間違っていたんですよねー。

no-img2

プネのホスピタルを早く予約しなきゃー。
あ、コチだった。

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LUIS

なんでコチとプネを間違えるんや。
一文字もあってないやんけ。

▲こういう会話が本気で何度か交わされた。

どうして言い間違えるのか不思議だったんですが、これは今はコチじゃなくてプネーに行けということかと。

いきなりアーユルヴェーダでガッツリじゃなくて今回はプネでナチュロパシーを受けて様子をみつつ、行く先々でアーユルヴェーダに関する情報も得ていこう!

今回の旅の目的はそんな風にチェンジすることにしました。

今回のケセラセラ

僕は今回妻の付き添いで、彼女がアーユルヴェーダとか受けてる間はどこかテキトーにウロウロ旅でもしようかなーと思ってました。
ところがアーユルヴェーダについて調べていくうちに、その魅力にハマってきてしまいました。
まだまだアーユルヴェーダのイロハのイくらいしか分かってませんが、これをしっかり学んで実践すれば心身の健康はもちろん、生活習慣、自然環境、仕事の在り方、はたまた今後の人生の目的など、これからの生き方を大きく変えてしまうほどのインパクトがあるものだと考えるようになりました。

古代のインド人すげぇ・・・。

すげー

妻のリウマチを治す目的で始まった今回のインド旅ですが、僕自身も今後の生き方の指針としてアーユルヴェーダの知識を学んでいきたいなーと。
こりゃおもしろいことになってきた。

プネーでの妻のナチュロパシー体験など次回は記していこうと思います。
果たしてリウマチは改善するのか・・・?
なるようになる。何事もケセラセラです。

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