2週間のバックパック旅にトラベルギター「Journey Instruments」を持って行った感想

トラベルギター

コンパクトに折りたためて旅にも便利なトラベルギター「Jourey Instruments」。
ギターはもちろん付属のバッパクパック「OVERHEAD」がかなりいい感じです。
2週間海外を旅することになったので、さっそく旅グッズを詰め込んでみた動画をアップしたところ、販売元のJourey Instrumentsさんから直接コメントで「Nice!」というお褒めの言葉を頂くに至りました。

では今回の旅の荷物とパッキングの様子を見てみましょう。

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今回のパッキング内容

旅の期間が長かろうと短かろうと、だいたい持っていくものは決まってます。
今回の荷物はこんな感じです。

旅の荷物

ギター関係
トラベルギター(Jounery Instruments OC520)、専用バックパック(OVERHEAD)、バックパックの防水カバー、カポタスト、ギターの弦

コンピュータ関係
Mac Book Pro (Retinaディスプレイ 2600/13.3)、ウレタンのパソコンケース、Macの電源アダプター、外付けUSBメモリ、USBケーブルなど各種

モバイル関係その他
iPhone 6 SIMフリー、充電アダプター、USBケーブル、モバイルバッテリー、電源タコ足

GoPro関係
GoPro Hero7 Black 本体(純正フレーム付)、クリップマウント、ネックマウント、自撮り棒、水中ハウジング、水中用マウント(黄色くて浮かぶやつ)、予備バッテリー、バッテリー充電器

衣料品・水着関係
長袖シャツ2枚、Tシャツ3枚、下着、靴下、手ぬぐい・タオル、ビーサン、水着、ゴーグル

洗面用具関連
歯ブラシ、髭剃り、石鹸、手作り制汗剤、リップクリーム、他

貴重品
パスポート、パスポートコピー、保険関係書類、顔写真、財布、カード各種

その他こまごま
予備のエコバッグ、洗濯干し紐、S字フック、養生テープ、鉛筆・消しゴム・ボールペン、耳栓、大きめビニール袋、南京錠、カラビナ・ワイヤーキー、ぶち破った地球の歩き方、干し納豆

これらをトラベルギターのバックパック内に全て詰め込んでみました。

パッキングしたときの動画

荷物を詰め込む際に動画を撮影しておきました。

ギターの内部もかなりスペースがありますので、当然この中にもモノを詰め込んで行きます。
ブリッジの下にピエゾ・ピックアップが貼り付けてあり、半田付け(?)の際に尖った仕上がりになってましたので、ものが引っかからないように養生テープを貼り付けておきました。

トラベルギターに詰め込む

下準備としてはこのくらいで、あとはひたすらギター内部にねじり入れていきます。

トラベルギターに詰め込む

▲下着や水着、細かいアイテムをどんどん入れていく。

スマホの充電器やモバイルバッテリー、USBケーブルなどは出しやすい外面のポケットに入れ、最後にMAC Book Proを背面のポケットに挿入。

トラベルギター

▲ショルダーストラップが封をする形となり、この中にモノが入ってるとわかりにくいため防犯上のメリットともなる。

初めてだったこともあり特に何も考えずにとにかく詰め込んでみましたが、なんとか無事全部収めることができました。
重さを測ると8.9kg。いつもはだいたい6〜7kgに抑えられるのですが、さすがにギターが加わると重みが増します。
それでも10kg以内には収まったので、まあいい方かなと思いました。

YouTubeに動画をアップしたら販売元からお褒めの言葉が

上記の動画をYouTubeにアップしたところ、割とすぐにコメントがついたのですが、なんと販売元のJourney Instrumentsさんからでした。

いわく
トラベルギターに詰め込む

「故障の原因になり兼ねますのでギターの中にモノを入れるのはお控えください」みたいなコメント来たらどうしようかと思ったけどその逆で褒められた(と解釈してる)ので、とりあえず良かったですw
まあこれが原因でピックアップの部分とかが壊れたりしたら、メーカーのせいじゃなくてやった本人が悪いという完全自己責任は承知の上。
むしろ「うちのトラベルギターをこんな風に使うやつが現れたぞ!笑」と、メーカーさんも喜んでくれたんじゃないかと、勝手に良いように想像してます。

2週間海外をバックパック旅してきた感想(メリット編)

師走の忙しい時期に余裕こいて2週間ほどフィリピン旅行してきました。もちろんトラベルギターinバックパックを持って。
旅の間はゴミゴミした街を徘徊し、バスや船を乗り継ぎ、毎度のことながら結構過酷な移動を繰り返しました。

そんな2週間を終えての感想や好印象に思った点を挙げていきます。

背負うとそれほど重さを感じない

まあこれはどのバックパックでも同じことですが、やはり移動の際に煩わしさを感じさせず、両手が自由になるメリットは大きいです。(自称アンチ・スーツケース派)
実際に背中に背負ってみると手に持った時ほど重さを感じません。ショルダーストラップもしっかりした作りでクッションもある程度きいており、メーカーもこの辺のことをちゃんと考えてバッグのデザインをしたのだと思います。

ポケットがいっぱいあるのでいざという時の出し入れがラク

外側に開くコンパートメント(ジップ付きのポケット)が幾つもあって、細々したものや頻繁に出し入れするようなアイテムをしまうのに便利です。

トラベルギターに詰め込む

▲パッと開けてさっと取り出せる構造になっている。

トラベルギターに詰め込む

▲背面上部からも開けられる構造になっており、割と大きめのものや入れ忘れたものなどをポイポイ入れることができる。

とてもギターが入ってるとは思えない外見

通常のギターだとネックが長い分、見た目も大きさもアカラサマに「ギター背負ってます!」ってなるけど、このトラベルギターは説明しないとほぼ100%ギターが中に入ってるなんて誰も思わないでしょう。

トラベルギター

狭いところを歩く時に引っかかったりもしないし、移動の際の動作もスムーズです。

バックパックの素材も頑丈

これアメリカのメーカーによるトラベルギターですが、Made in Chinaなんですよね。
最近はイメージも変わってきましたが、やっぱり中国製というとどこか不安なイメージがあります。
しかし今回8kgほどの荷物を入れてあちこち持ち歩きましたが、バッグの素材もしっかりしており縫製も問題なく、どこかが破けたりほつれたりなんてことはありませんでした。
まあ2週間足らずの旅だったので検証するには短すぎるかもしれませんが、印象としては◎です。

もちろん中に入れているギターが破損したり傷ついたりなんてことも起こりませんでした。

ギターにモノを詰め込む際のコツが分ってくる

初めてのパッキングではどれをどう入れたらいいのか分からぬままテキトーに詰め込んでましたが、旅を続けて毎日モノを出し入れしてるとだんだん自分なりのパッキング方法が編み出されていきます。

ギターの中にモノ入れる際は、ギターを縦に立てた状態にして入れて行くと隙間なく綺麗にしまえることが分かりました。

トラベルギター

▲立てた状態だとギターホールに入れたモノが下に沈み込んで行くので、割と隙間なくギュッと詰め込むことができる。

まあ、こんなことを書いても実践する人はほとんどいないかと思いますが、備忘録として書いておきました。

2週間海外をバックパック旅してきた感想(デメリット編)

いいことばかりでもないのが現実。
旅をしている際にここはイマイチ、ここは改善できないかなーと思った点を挙げます。

一定の厚みがあるので天地が低いところにはしまえない

このトラベルバックパックはギターボディーとネックを重ねた状態でパッキングされるため、その厚みはどうにもできません。
僕がいつも持ち歩いていたバッグは、ものを詰め込むと厚さは出ますが、中に入ってるものを小分けにしてしまえば狭いところにもしまえます。例えばバス座席の上の荷台など。
しかし今回の旅行ではネックだけ小分けにするなんてことは難しく、バスの荷台に乗っけることができませんでした。その場合は足元に置くしかなく、混雑するバスの中ではかなり場所をとって大変でしたね。
ちなみに日本の高速バスみたいに預け荷物にすれば?という意見も聞こえてきそうですが、海外の途上国などでは防犯上の理由であまりお勧めできません。僕はなるべく手荷物にして車内に持ち込むことを基本にしています。

ギターを弾くときは詰め込んだものを全部出さないといけない

宿に到着して荷物をほどいて、さあギターでも弾くかと言う時に、ギターの中にものが詰め込まれているので一旦全て取り出さないといけないという面倒が毎回発生します。
僕みたいに旅先でしょっちゅう宿を変えるスタイルの人はかなり面倒に思うかもしれません。 
ただし上記の通り、回数をこなすとパッキング術がだんだん慣れてきて苦にならなくなります(笑)
1週間とか同じ場所にゆったり滞在スタイルであれば問題ないかと思います。

暇な時にササッと取り出して弾くことができない

ギターの中にものをギュウギュウ詰めにしていると、いざと言う時にサッと取り出して弾くことができません。
旅先で「これギターなんだぜ、すげーだろー」「え〜見せて!何か弾いて!」という場面があったとします。
そんな時にギター内のパンツや靴下を取り出すのは格好悪いし、時間かかるし、ゴチャゴチャした場所だと落ち着いて荷ほどきができません。
そういうデメリットもあります。(当然ながらギターの中に何も入れないでおけばこういう問題は発生しませんが。)

駅や空港での荷物検査の際に中身を確認させられる時が面倒

またしてもギター内にモノを入れてる際に発生しうるデメリットです。
今回の旅から帰る際に空港で荷物チェックを受けていた時、ギター内にしまいこんでいたお土産のピーナッツバターが怪しまれ、中を確認させられました。

トラベルギター

▲その時の様子

かなり奥深くにしまっていたので他の細々したものを全部出さないといけなくなり、めっちゃ面倒でしたよ。
ピーナッツバターはちょっと油分を含んでましたが幸い液体ではないと判断され没収は免れましたが。

これはトラベルギターに限りませんが、空港で怪しまれそうなものはなるべく取り出しやすい場所にしまっておくのが得策ですね。

今回のケセラセラ

以上、妙なデメリットもあるにはありますが、それでも旅に持って行ってよかったというのが率直な感想です。
ギター弾きを趣味にしている方ならなおさら。トラベルギターがいつもと違う旅を演出してくれること間違いなしです♪♪

セブ島の海辺でギターを弾いた時の場面(3:20くらいから)↓

海外の販売元から直接購入される場合、前回の記事をご参照ください。