イスタンブールで見た・聴いたストリートパフォーマンス
イスタンブールの街を歩いていると、頻繁にストリートミュージシャンの姿を見ます。トルコの伝統的な楽器を使って素朴に弾き語りをしていたり、ロマと思われる人たちが味わい深い演奏をしていたり、若者が集まってクルド系の民謡を奏でていたり。
どの音楽もイスタンブール、そしてトルコならではという感じで、音楽好きとしてはとても楽しむことができました。
動画も幾つか撮ったので、ちょっと編集してアップしてみました。
ストリートで出会ったミュージシャンたちの写真をザザッと載っけておきます。
その前に・・・ガラタ塔の広場へ登るまでの坂道に楽器屋さんがあったので寄ってみた時の写真を。
▲トルコの伝統弦楽器サズがたくさんぶら下がっておった。
さて、ではストリートのアーティストたちをご覧くだされ。
まずはタクシム広場への通り。
このストリートは時間にもよるけど、本当にたくさんのいろいろなパフォーマンスを見ることができます。おススメ！
▲ロマっぽい片足のおじさんが歌う歌声は最高。アコーディオンもいい感じ。でも周りの若者は？な存在でした。弟子かな？
実はこの時イスタンブールにロマダンスの修行に来ている友人、Miliaさんと一緒だったんですが、彼女の知り合いのミュージシャンが偶然路上パフォーマンスをやっていたので話し掛けてみることに。
▲ダルブッカの叩き手を会話するMiliaさん。
そして当然の流れとして・・・
▲コラボパフォーマンス！すばらしい！
その後、別の場所で、日本人の女性がダンスのパフォーマンスをしていました。
この方もMiliaさんのお知り合いらしく、会話がはずんでおりましたよ。
▲日本人ダンサーさん。彼女もベリーダンスの修行でイスタンブールに来ているということでした。
その後も続々いろんな路上パフォーマーが。
▲一人で渋く弾き語り。
▲クルド系の若者が民謡を歌っていました。
▲スゴイ人だかりになった。この後、クルドの伝統舞踊「ハライ」が始まりました。前述の映像をご覧ください。
さて、場所を移して今度はカドキョイ地区。
▲上品な感じのクラシックをバイオリンで奏でていました。雰囲気でるな～
▲これは南米系？オセアニア系？聴いたことないような音楽をやってました。
再びタクシムに戻ります。
▲素朴な弦楽器を一人で弾くおっちゃん。
▲若者に囲まれてサズを奏でるじいちゃん。「よく聴いとけ。これから私が弾いてみせるから。」そんな感じでしょうか。若者たちも熱心な雰囲気でしたよ。
▲このおっさんは要注意。ちょっと立ち止まっただけなのに、「銭払え～！」と追っかけて来ました。すごい剣幕だったので逆にチップ払えん＞＜
▲夫婦？仲良く歌と踊り。いいですね～
▲若い人が二人向き合って弾きまくってました。
▲なんと、先日会った日本人のダンサーさんが別の場所でやってました。ものすごい人だかり！がんばってください♪
▲アラブの楽器ウードでしみじみ演奏。
▲大きめのサズで。
▲これはオルタキョイの近くだったかな。盲目のおじさんがサズを弾いていました。映像にも録りました。
▲軽やかなクラリネットの音色が聞えたので近づいてみると、なんと靴磨きのおっちゃんが吹いていました。いや～上手だった。これだけじゃ食えないので靴磨きをしてるのかな・・・
▲再びタクシム。まとまりのある楽器のアンサンブルで聴きやすかったです。
写真撮り忘れたのもあるけど、4～5日でこんなにたくさんのミュージシャンに遭遇。これほどまでの場所は今までなかったかも。
みなさん自分たちの土地の音楽やダンスを愛している感じがしてとても良かったです。
イスタンブールの楽しみ方として、こういう路上パフォーマンスを見に行くっていうのも一つの選択肢としてアリじゃないでしょうか。