洪水のため夜中1時にホテルの2階へ移動。水浸しのシェムリアップ

遺跡見学から帰って翌日は雨。
この日も遠出しようと思ってたけど予定を変更して近場のマーケットをゆっくり見て周ることにしました。
止まってた宿は川沿いの雰囲気の良いホテル。
しかし川沿いということが後で大変なことに…。
市場巡りからホテルに戻ると目の前の道路がすでに水浸し状態。
見れば川がもう少しで氾濫しそうな状態になっていました。
夜また市場に繰り出して買い物したり夜ごはんを食べたりして戻ってくると、さらに水かさが増していました。
翌日は朝早くにシェムリアップをバスで発ってプノンペンに戻る予定だったので、早めに就寝したのだが、夜中の1時にドンドンとドアを叩く音が。
この夜中に何事だ!?
ホテルスタッフ「川が氾濫して浸水してきます。今すぐ2階の部屋に避難してください!」
わしら「なんだとー!??」
そんなわけで朝に片付けようとしてそのまま散らかっていた部屋をあわてて片付け、眠い目をこすって2階の別の部屋へ。
もう夜も遅かったのでそのまますぐに眠る…。
そして朝目覚めると…。
ホテルの前の川が完全に氾濫して水があふれていました。
ホテルスタッフががんばって土嚢を積んでくれたおかげでホテルの敷地内には浸水してこなかったけど、こりゃ大変だ。
蓮の花でも見て一息つこう。
ホテルのフロントから出たところ。タプタプっす。
こんな時でもトゥクトゥクのおじさんは平常通り営業中。
さっそく勧誘してきました。
しかしうちらはバスターミナルまでの車を予約してたので断ってロビーで待つことに。
この洪水のせいで車は遅れてるらしい…。
大雪が降った日のテンションあがった小学生みたいに若者たちがはしゃいでいました。
ホテルスタッフは水かきに大忙し。
待てども車が来なくて、ついに1時間も待ったところでスタッフ「雨で車が来れません。トゥクトゥクで行ってください。」
わしら「なんじゃとー!!」
というわけでさっき勧誘されたトゥクトゥクおやじの思うつぼに…。
ちょっと値段高めに言われたけど仕方ない。
川沿いの道から1本中に入った通りもこの状態。
でもみんな特にビビってる様子もなくいつも通り。
ホテルの人によるとこんな洪水は10年ぶりくらいといいますが、道路の増水は慣れたものなんでしょうか。
しばらくしてやっと水が引いてきました。
ギリギリでプノンペン行きのバスに滑り込みセーフ。
ようやく落ち着いて座席に座ることができました。
しかしエアコンが強烈すぎて超さみー!
短パン、サンダル姿だったので体がものすごく冷えてしまった。
このバス、前の方が寒くて後ろの方にエンジンがあるため熱い。
エアコンを消すとすぐ後ろの座席の人たちが「あちーぞーエアコンどうしたー!?」文句を言うので消すに消せないんです。
そんななか震えながらじっと耐えプノンペンまで6時間。
道中、周りの農村の浸水状況も相当なものでした。
途中で追い越した車。
大雨だけどトラックの荷台に人々が平然とのっかっている。
キュートなおばちゃん
平原と田園が完全に水没していました。
ディスカッション
コメント一覧
やあ、カンボジアの人はみんなたくましいね。自分だったら、こんなに水浸しの日に家から出たくないもんね。動画のホテルの人、ドアに足挟みそうで怖い!。
うん、たくましいというかちょっとしたことではみんな動じないよね。発展途上の国はとてもエネルギッシュ!