スリランカ北部の町ジャフナへ鉄道移動。防衛省の入域許可証は不要

2015年12月24日

ジャフナへの列車

スリランカ北部州へ入るためには政府発行の入域許可証が必要との情報を見つけてしまい、わざわざスリランカ防衛省にメールで許可証の申請を出したにもかかわらず、数日間なんの音沙汰もなし。

泊まる予定のなかったバブニヤに1泊せざるを得ない状況にもなり、それでも一向に何も返事なし。

これ以上待つのも時間がもったいないということで、先に進むことにしました。
バブニヤに1泊した翌日、とにかく列車に乗って北を目指そう、何か言われたらその時考えればいいや、ケセラセラ!


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バブニヤからジャフナまで列車で移動

バブニヤで泊まっていた宿が駅の真ん前だったので移動も楽チンでした。
駅構内に貼ってあった頼りない感じの時刻表を見ると、午前10時と11時半くらいにジャフナ行きの列車が来る模様。

バブニヤからジャフナへの列車

駅でチケットを購入しました。
バブニヤ-ジャフナ セカンドクラスで一人280ルピー。
駅のホームで待っていると、少し遅れてきましたがちゃんと列車が到着しました。

バブニヤからジャフナへの列車

▲バブニヤ駅ホームの様子。

時間のせいもあるのか、車内がガラ空き。ほぼ車両貸切状態でした。

バブニヤからジャフナへの列車

▲列車の中はこんな感じ。ガラーン。

さあ、無事にバブニヤから出発しましたが、果たしてこのまま無事に北部へ行けるのか・・・

オーマンタ駅で北部州への入域許可証チェックがある・・・らしいのだが

バブニヤを出発してから約20分。オーマンタという駅に到着。
この駅では北部州へ入るための外国人の許可証チェックがあるとのこと。

バブニヤからジャフナへの列車

これまで気を揉んでいた政府発行の許可証を持たないままこの場所へ来てしまいました。
案の定、停車した後すぐには発車せず、奇妙な沈黙状態が続きます。

このまま何も起こらず列車が発車してれればいいのだが・・・
そう思った後に奥の車両から憲兵らしきおじさんがツカツカと歩いてきました。

「やばい、許可証のチェックかな。許可証のこと聞かれたら申請しても返事なかったとか正直に言うべきか、許可証のことなんか知らんかったーととぼけるべきか、アレコレアレコレレレレ・・・」

「こんにちは。パスポート見せてくださいね。・・・はい、ありがとう。よい旅を!」

そして列車出発。

・・・えーっと、許可証のことなんか1㎜も聞かれなかったし、おじさん、ニコニコしながら「よい旅を!」なんて言ってるし、お腹出てるし・・・。

* * *

結局パスポートをチラ見しただけで万事オーライ。
何事もなくオーマンタの駅を出発してさらに北へ向けて進むことができました。

これすなわち、「2014年10月スリランカ政府発令の外国人のための北部入域の事前承認うんちゃらかんちゃら」は何も心配いらなかったという結果でございました。
はー、あんなに気を揉んだ数日感のうっすらとした緊張感はなんだったんだろう。

でももしかしたら混雑時などはチェックが入るのかもしれないし、欧米人だけ対象で日本人はパスポートチェックだけでいいのかもしれないし。
正確なことはわかりません。

何はともあれ、ほっと一息です。

一路ジャフナへ!

列車はそのままユルリユルリと着実に北上し、幾つかの駅を越えていきます。

バブニヤからジャフナへの列車

途中、キリノッチというかわいらしい名前の駅を通りました。
この場所こそスリランカ内戦終結の地
スリランカ政府軍に追い詰められた反政府勢力LTTEが最後まで抵抗を繰り返し、激戦地となった場所なのです。

今でこそ駅もきれいに整備され、のんびりとした空気が漂っていますが、ほんの6-7年前までは死者も多く出た戦場となっていたとは想像もできません。
途中、道路沿いに線路が進み、バスや車などと並走することが何度かありましたが、バスに乗っていた人たちや駅前にいた学生さんたちから手を振られ、その笑顔が心なしかとても眩しかったのが印象的です。

ジャフナへの列車

復興が進み整備された路線。北部への鉄道旅はかなり快適!

内戦からの復興が加速度的に進み、道路や線路、駅などの設備がとても新しく、他の地域に比べて状態が良いように思いました。

ジャフナへの列車

▲北部路線の駅のホームはどこも新しくてきれい。見た感じ壊れているところもなくゴミも落ちていない。

キャンディからエッラまで移動した時の列車はガタガタと結構揺れた記憶があるのですが、北部路線は線路が比較的真っ直ぐなせいもあるかもしれませんが、線路が新しいのか揺れも少ないように感じました。

ジャフナへの列車

▲風景は単調なのでボケーっとしてしまいます。しかし快適な列車旅となりました。

ジャフナ到着。駅はとてもきれい

バブニヤから4時間ほどでようやくジャフナ駅に到着しました。
なんだかこれまであちこち壊れた揺れの激しいバスや列車の旅が続いたので、今回の列車旅はとてもスムーズで楽でしたねー。

ジャフナ駅

駅の改札を出ると新しくて広々した切符売り場があります。
ジャフナから帰る時の列車の発車時間などをチェックしておきました。

ジャフナ駅

ジャフナ駅

▲コロンボ行きなんていう列車もあり、帰ろうと思えば一気に帰れそうです。

駅構内には人も少なく、ゴチャゴチャした感じは皆無。
これはジャフナの街の中も楽しみです。続きは次回!

バブニヤからジャフナへ向かう列車の様子を動画にまとめました。

Train from Vauniya to Jaffna, Sri Lanka 2015 バブニヤからジャフナへの列車

今回のケセラセラ

結局「北部へ入域する際の外国人通行許可証」というのはなんだったんでしょう。
とにかく無事にジャフナに着けたので終わりよければすべて良しということで。
初めての場所を旅していると、たまにこういうイレギュラーなことがありますが、やるべきことをやってればなんとかなるものです。まあ今回のは謎のままでしたが。

ジャフナはスリランカの他の観光地と比べて人気度・認知度ともにアウェーな感じですが、鉄道路線や道路なども復興が進んでかなり整備された状態で、今では非常に行きやすくなっています。
今後さらに発展して旅行者も増えていくんじゃないでしょうか。

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