耐衝撃と超広角レンズが効果大。GoPro HERO4 Sessionでライブ演奏や旅の動画を撮ってみた

GoPro HERO4 Session

以前から興味のあった耐衝撃・超広角レンズのアクションカメラ、GoProを手に入れました。
主な使いみちとしてはバンドのライブ動画撮影や旅動画など。
早速ギターのヘッドなどに取り付けてライブでの演奏中の様子を撮ってみたところ、なかなか臨場感のある面白い動画が撮れました。
そのほか旅の動画など、いろんなシチュエーションで使えそうです。

Sponcered Link

GoProシリーズの中でもHERO4 Sessionを選んだ理由

GoProはいろんな種類、バージョンが発売されてます。GoPro公式サイトで購入できる現在のモデルは「HERO5 Black」「HERO5 Session」など。バージョン5が最新ってことですな。
最新版は4K撮影や音声コントロールができたりするらしいのですが、値段は少しお高め。
そこまで高画質は求めてなかったので一つ前のバージョンの「HERO4 Session」を購入しました。

2017年7月現在値段はだいたい3万以下。中古だと2万くらい。

一番の理由:ボタンのワンプッシュでON・OFFが可能な点

GoProのSessionシリーズは液晶画面がなく、ボタン一つでON(録画開始)、OFF(録画停止)という手軽さが気に入ったのが一番の理由ですかね。

GoPro HERO4 Session

その他こんなメリットがいっぱい

  • 小さい!軽い!
    サイコロみたいでカメラっぽくないのもGood。
  • レンズが超広角。ワイドに撮れる
    やや魚眼チックになるが被写体間近でダイナミックな撮影が可能。
  • ハウジングなしで防水
    そのまんまでも水深10mまで潜水可能!
  • マイクの音が思ったよりクリア
    ライブ演奏動画撮るのにこれは必須。
  • フル充電で2時間は撮影可能
    連続撮影もストレスなし。
  • スマホをペアリングすれば画面を確認できる。各種設定もラクラク
    画面見たいときはWifiでスマホ画面に接続。モニター確認や細かい設定などができます。

GoPro動画アレコレ試し撮り

さっそくいろんなシチュエーションで試し撮りしてみました。
こりゃ使えますな!

チャリンコにクリップマウント→浜辺でギター練習

よく近くの浜辺に行ってギター練習するのですが、その時の様子をGoProで撮ってみました。

▲ビデオ解像度(Resolution)「1440p(1920×1440)」に設定して撮影

自転車は普通のママチャリなので、最初は前カゴにクリップでマウントしてみたけど安定感が悪いので、ライトのフレーム部分に固定してみました。

後半のギター練習場面ではまずはギターヘッドにクリップマウント。
こんなふうにギターのヘッドにクリップマウントで固定して撮影します。

クリップマウントで固定
そのままだとズレ落ちてしまうため、滑り止め用のゴムマットを噛ます必要アリ。

続いて吸盤(サクションカップ)マウントでギターボディーの下の方に固定。角度を調整する必要アリですが、なかなか面白いアングルですね。
こんな感じで取り付けてみました↓

吸盤(サクションカップ)マウント
汚れや傷のない素材での吸着力すごい。多少カーブした場所でも取付可能。

ギターに取り付けてライブ演奏の動画を撮ってみた。床に置いてもワイドに撮れる

うちのバンドはアコースティックのフラメンコギターばっかり4~5人という特殊な編成で、ステージにとどまらず会場を流し風に練り歩くのが特徴的。
この練り歩き演奏の様子をいつか撮ってみたいなーと思っておりましたがGoProを使うことでそれを実現しました。

この前青森のホテル宴会場で演奏してきたのですが、広い会場を練り歩きながら演奏した時の様子はこちら。

▲ビデオ解像度(Resolution)「1080p(1920×1080)」に設定して撮影、以降同様。

動画をご覧になると分かりますが、僕らのやっている音楽はギターをバンバンぶっ叩きながらかき鳴らす奏法なので、耐衝撃性能のGoProが力を発揮できるわけです。

別のライブでの動画ですが、こちらはステージのモニタースピーカーの下に置いて撮影してみました。

レンズが広角なのでかなりワイドに撮れますね。
画質はさすがに一眼レフなどに比べると劣りますが、そこそこちゃんと映ってるし音質も悪くないので、今後もこんな感じでいろいろとライブ動画を撮っていきたいと思います。

ドライブ中の車の中を撮影。車載カメラとしても使える

青森へ向かう際に車の中でもいろいろ撮影してみました。
(途中のパーキングエリアでメンバーを置き去りにしてしまうというハプニングもあったりしていいネタになりましたw)

車のフロントガラスに吸盤で固定すれば車載カメラとしても十分使えますね。

旅の動画。歩き回りながらの撮影も使えそう

青森に行ったときに恐山などの観光もしたのですが、この時もGoProでアレコレ撮ってみました。

上と同じ動画ですが途中の観光の場面から。

歩くときの振動で若干ブレ気味になったり、風の音がゴーッと入ったりしますが、それは他のカメラで撮っても同じこと。手軽さを考えるとGoProはかなり使えるな~と思いました。

今まで自撮り棒なるものを使ったことがなかったのですが、GoProで初めて使ってみたらこれが便利!
3段階に伸びるこんな自撮り棒を使っています。

GoPro HERO4 Sessionのデメリット

最後にデメリットな部分も挙げておきます。

バッテリーが交換できない

小さい躯体のためバッテリー一体型のGoProSessionシリーズ。バッテリーの寿命が尽きたら本体ごと買い換えないといけない。

暗所での撮影がやや難

露出補正機能が備わっており、暗いところでも自動的に露出を補正して明るく映してくれます。が、やはり画質のザラつき感が気になるところ。

撮影ボタンを押してから数秒で撮影スタート

ボタンを押して2~3秒で録画スタートという仕様になっているので、即座に動画スタートさせたいときはちょっともどかしさがあります。

連続録画が自動的に分割される

これもGoProの仕様で、例えば30分くらいの動画を撮影すると3個のファイル(12分づつ、ファイルサイズにして2.1GB程度)に勝手に分割されちゃいます。
分割されたファイルを繋げる場合はQuickSpliceなど専用アプリかPCの動画編集ソフトが必要。

microSDカードはちゃんとしたものじゃないと不具合が起きる

廉価版のmicroSDカードを使うと、ちゃんと動画が保存されてなかったり、保存されていたものが消失してしまたりなどのケースが少なからずあるようです。
GoPro公式サイトで動作が保証されているmicroSDカードか、同レベルのmicroSDカードをケチらずに買いましょう。

ちなみに僕はトランセンド社製のmicroSDカードを使ってますが、問題なく動作してます。

今回のケセラセラ

YoutubeやSNSで流れてくる話題の動画などでGoProの存在を前々から知ってたので、ついに手に入れたー!というワクワク感がありました。
いろんな場面で実際に撮影してみるとまずまず期待通りの動画が撮れていたのでいい買い物だったと思います。

広角レンズ並にワイドに撮れることが分かったので、自称ミニマリストのワタクシとしては普段使っていた一眼レフ用の広角レンズはお役御免で売り払ってしまいました。はー、スッキリ。
まあ画質の問題とかいろいろありますが、それを差し引いてもGoProSession、今後もいろんなところで活躍してくれそうな勢いです。