【インド】デリーの空港でSIMカード購入(2018年3月)→なぜか毎日2GB分もデータ通信できた話

デリーでAirtelのSIMカード購入

去年に続いて今年の3月にもインドに行き、例のごとくデリーの空港でSIMカードを購入しました。
前回の購入時と状況が変わりましたので、メモとして記録しておこうと思います。
今回はAirtelのモバイルアプリを使用してデータ通信の残高チェックなどを行いましたが、なぜか毎日2GB分自動でチャージされるプランになってました・・・。

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デリーのインディラ・ガンディー国際空港でAirtelのSIMカード購入

バングラデシュ、そして北東インドに2週間ちょっと滞在し、マニプール州のインパールからにデリーにやってきました。

デリーに到着して最初にやることは、もちろんSIMカードの購入です。
北東インドでの1週間ちょい、ほぼオフラインだったので、まるで飢えたハイエナのようにSIMカードショップに直行しました 笑

デリー空港のAirtelショップ

▲空港到着ロビーの真ん中らへんにあるAirtelショップ。

SIMカード購入の流れ

インドに行くたびにこのショップに立ち寄るのですが、ショップスタッフのおじさんは相変わらずルーズというか大雑把でした。

ここのショップで買う時、いつもプランが異なっている気がするんですが、今回も前回と違う対応、違うプランでした。
他のブログでもいくつか同様の記事を見かけるのですが、どうもその通りに行かないんですよね。
対応がイレギュラーというか、なぜこんなにテキトーなんだと思っちゃいます。

さて、まず初めにショップのおじさんにプリペイドのSIMカードを購入したい旨を伝えましょう。
今回はSIMカード代+データ通信1GBで900ルピー(約1500円)のプランを提示されました。
ちなみに毎度のことですが、プラン表などはなくてショップスタッフの言われるがままに事が進みます。こちらの要求はほぼ通りません(^^;)。

Aietelショップのスタッフさん

支払いは現金(インドルピー払い)のみ。他のブログでクレジットカード払い可能とあったので聞いてみたら、ダメだと言われました。
これも状況次第なのかもしれませんが・・・。

インドでの滞在先やインド国内の連絡先などを聞かれる場合がありますが、今回はそれについては細かく聞かれませんでした。

ただし、夜行列車などでその日のうちにデリーから別の州に移動する場合はSIM購入を断られます。
SIMカードをスマホに設定するためのアクティベーションは州をまたいで移動すると対応できないからです。
アクティベーションが済むまで同じ州に滞在しておくことが原則となりますのでご注意ください。

その後パスポートのコピーを取られ、次に手書きのレシートを渡されます。
レシートに合計金額やアクティベーションする時にかける電話番号などが殴り書きされてます。
この時にパスポート番号の下4桁4桁の生まれ年も一緒に記載されますが、アクティベーションの手続きを行う際に必要になります

SIMカードの支払いレシート

▲汚い文字で殴り書き。これも毎度のこと。

最後に顔写真を撮られて終了。
全部終わるのにかかったのは10分くらいだったと思います。

Airtel SIMカードのアクティベーション方法

今回もSIMフリーのiPhone6を持って行ったので、さっそく購入したSIMカードを挿入。
この時は当然何も反応しません。

ショップスタッフが言うには明日になったらアクティベーション可能になるからこの番号に電話しろ、とのこと。

空港からメインバザールまで移動し、ホテルにチェックインし、夜ごはんを食べに行き、部屋でまったりしてたらAirtelの電波が入ってきてるのを確認。SIM購入手続きをしてからざっと3〜4時間ってところでしょうか。意外と早かったです。

iPhoneの画面

▲写真ボケボケですみません。「Airtel」の文字が出て来たらアクティベーション可能になります。

電話の音声ガイダンスに従ってアクティベーションを行う

電波が確認できたらアクティベーション用の電話番号「59059」に電話をかけます。
自動音声で応答するので落ち着いて対応しましょう。

iPhoneの場合、通話画面の「スピーカー」をタップしてハンズフリーにしておくと操作が楽になります。
電話をかけても繋がらなかったりする場合があるので、その時はスマホを再起動するとつながるようになります。

音声ガイダンスに従い番号をプッシュしていきます
スマホのキーパッド画面にして番号を打ち込めるようにしておきます。
以下、手順の流れをご参考ください。

  1. 言語の選択
    英語:「2」をタップ。
  2. 手続き内容の選択
    アクティベーションを行う:「2」をタップ
  3. 認証方法の選択
    パスポート番号を入力する:「3」をタップ
  4. パスポート番号の下4桁を入力
  5. 生まれ年4桁を入力
  6. 入力した数字の確認
    OKなら「1」をタップ
  7. 15分後にアクティベートされますというアナウンスとともに終了。

15分後にスマホを再起動

音声ガイダンスの通り、15分たったらスマホを再起動してみます。
再起動後、無事に3G回線を拾い、しばらくすると4Gもちゃんと拾うようになりました。
うまくいかないときは機内モードをON・OFFを試してみたり、再起動を繰り返してみると良いと思います。

スマホに電話番号が設定されていない場合は設定しておく

今回購入したSIMカードは音声通話可能なので、インド国内の電話番号がスマホに表示されるはずです。
SIMカードが入った紙ケースの裏、もしくはレシートに手書きで記載されます。

今回は紙ケースの裏に小さくシールで貼られていました。

SIMカードのケースの裏側

▲SIMカードが入っていた紙ケース。その裏に電話番号が小さく記載されたシールが貼られている。

しかしiPhoneの通話設定で番号が入力されていない場合があるので、設定しておきます。

iPhoneの設定画面

  1. 「設定」→「電話」
  2. 「自分の番号」のところが「不明」となっている
  3. 「自分の番号」に電話番号を入力→「保存」
  4. ちゃんと電話番号が登録された!

Airtelのモバイルアプリで残高管理

データ残量を確認したりするのにAirtelのアプリがあると便利です。

iOS
Android

Airtel iOSアプリでの初期設定

アプリを開いて「My Airtel」の設定画面で自分の情報を入力していきます。

Airtelアプリの設定画面

  • First Name:名前
  • Last Name:苗字
  • Mobile Number:電話番号
  • DOB:生年月日
  • Email:メールアドレス
  • Pincode:任意の4桁の番号
  • Validation Document:Passportを選択
  • Validation Document Number:パスポート番号

Data Balanceでデータ残量を確認

アプリを使うと簡単に残量をチェックできます。

Airtelアプリ

▲トップ画面「MANAGE ACCOUNT」→「Data Balance」と進む。

1GBチャージ済みのSIMカードでしたので、データ容量も約1000MB(=1GB)入ってますね。

SIMカード購入時に組み込まれたBalanceからデータをリチャージ

SIMカード購入と同時に「Account Balance(アカウント残高)」として230ルピー分が余分に使えるように設定されてます。
(他のブログの記事では別の金額が設定されていたりしました。この辺の金額設定が謎です。)
アプリを使うとこの金額をデータ通信や通話に追加チャージすることができます。

この辺のことをよく分かってなかったのですが、とりあえずアプリでリチャージしてみることにしました。

まずアプリのトップ画面で「VIEW BEST OFFERS」という項目をタップします。

Airtelアプリ

「DATA」の項目をタップするといくつかのオファーが表示されます。
自分の希望する条件にあったプランを選ぶと良いかと思います。
僕はインド滞在があと2週間ほどあってネットも頻繁に使うので「2GB 2G/3G/4G data validity: 28days」というプラン(175ルピー)を選んでみました。
28日間有効の2G〜4G回線が使える2GB分のデータという意味合いだと思います。

Airtelアプリ

上述した通り、SIM購入時のAccount Balanceが230ルピー分あったので、それを使ってチャージします。

Airtelアプリ

なお、アプリ内でクレジットカードやデビットカードなどを登録することもできますが、インド国内のカードじゃないと対応できないみたいです。
いくつか手持ちのカード(VISAなど)を登録しようとしましたが、ダメでした。
Account Balanceが無くなった場合は町のSIMカード屋さんやAirtelのショップなどでリチャージすることになります。

Account Balanceから175ルピー差し引かれて、無事にリチャージが完了しました。

Airtelアプリ

▲「PROCEED」をタップすると「TRANSACTION STATUS:SUCCESS」と表示され、リチャージ完了となります。

すかさずリチャージ完了のSMSが送られて来ます。

Airtelアプリ SMSで連絡

しばらくしてアプリのデータ残高画面を確認すると、ちゃんと2GB分が追加されてました。
有効期限も28日追加されています。

Airtelアプリ

Daily Packで毎日自動リチャージ

で、ここで気になるのが「Daily Pack」という項目です。
Dailyとは毎日の、1日分の、という意味ですが、これって毎日1GB分使えるってことなのか? まさかな〜と思ってましたが、実際毎日1GB使えました
日付が変わると次の日の1GBが自動でリチャージされ、実質毎日1GB使えるようになってました。

後日、余ってたBalanceでさらに1GB分を追加チャージしたところ、Daily Packが2GBになってまして、毎日2GB使えるようになってました。
(これについてはスクショ撮り忘れた・・・)

Airtelアプリ

▲前日テザリングをしまくって残高が1.5GBほどになってたのに、翌日アプリを確認したら2GBに戻ってた。はて・・・??

旅行の後半はコーディングの仕事がかぶってしまい、テザリングでネット接続しまくってました。しかし次の日になるとちゃんと2GBに戻ってたので、実質使い放題という感じでした。
これ、何かの間違いなのかなーと思ってましたが、特に追加料金など発生するわけでもなく、デイリーで2GB使えてました。

インドの列車の中でMAC作業

▲列車で移動中もテザリングしまくり。しかしデイリー2GBだったので安心。

ちなみに、旅から帰って2ヶ月後にこのブログを書いているのですが、Airtelアプリを開いたらSIMの使用期限がまだ残っておりました。
そしてなぜかDaily Pack 2GBだったのが4GBになってました。はて・・・???

▲使用期限があと9日、そしてなぜかDaily Packが4GBに・・・。

仮に今インドに行ってこのSIMカードを使えば毎日4GB分もデータが使えるということ。
残念ながら9日以内にインドに行く予定はないので検証できないのですが、アプリ上ではこのような表示になっていて、唖然としました。

今回のケセラセラ

なんだか未検証の部分が多くてスッキリしない記事になってしまいましたが、状況をあるがままにお伝えしました(^^)/

話をまとめますと、

  • デリー空港でSIMカードを購入
  • 3〜4時間ほどでアクティベーション可能
  • Airtelのアプリをダウンロード、残高を管理
  • SIMに組み込まれていたBalanceからDATAのプランを取得
  • なぜかDaily Packが2GB、つまに毎日2GB使えるということになってた
  • テザリングしまくり、データ使いまくりでもちゃんと翌日には2GBチャージされてる
  • 1日で2GB使い切ることがない。つまり、なんだか知らんが実質使い放題。わーい(^^)/

という流れとなりました。
使った金額はデリーの空港でSIMを購入した時に支払った900ルピーだけですよ。
Daily Packについてはちょっとよく分からないのですが、Airtelアプリを使うと残高などいろいろ管理しやすいのでおすすめです。

LUIS’s TRAVEL VLOG(旅の動画)

デリーの空港でSIMカードを購入する様子、アクティベーションする時の様子を記録しました。
参考までご覧になってください。

デリーに到着 Airtel SIMカードの購入 メインバザールの宿探し