【フィリピン】ルソン島南部レガスピへの行き方、マヨン火山が美しいカグサワ遺跡などオススメスポット紹介

フィリピンというとセブ島が有名ですが、その他魅力的な場所がたくさんあります。
今回首都マニラからルソン島、サマール島、レイテ島、そしてセブ島へ4つの島を船とバスで旅してみましたので、各地のおすすめスポット、行き方などをまとめてみたいと思います。

まずはルソン島南部の町、レガスピ。富士山のようなきれいな形をしたマヨン山で有名な場所です。
今回はマニラからレガスピへの行き方と町歩きや見所の紹介をしていきます!

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マニラからレガスピの行き方…時間に余裕があれば是非バスで!

手っ取り早く移動したいのなら飛行機がおすすめです。
しかし時間に余裕がある人は陸路(バス)を利用してルソン島の自然や街並みを楽しみながら移動するのもいいですね。

東南アジア各地の飛行機、バス、列車、フェリーなどを検索できるサイト「12Go」がおすすめです!(最近は中国やインド、ニュージーランドなどにも対応しているようです。)
もちろんフィリピン国内も対応しております。

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マニラからレガスピへのバスはいくつかのクラスがあり、それぞれ1日にたくさんのバスが運行しています。快適さや速さを選ぶか、多少時間はかかっても安さを選ぶか、好みに合わせてチョイスすることができます。
また、マニラにはバスターミナルがいくつかあり、自分の滞在場所からアクセスしやすいところを選んでもいいかも。

ちなみに僕は急ぐ旅でもなかったのでスタンダード(通常)クラスのバスを選びました。
しかしバスターミナルがAraneta Center(Cubao)という場所で、滞在していたホテルがマラテ地区と結構離れていたので移動が大変でした。しかもメトロの中で財布スリに遭いまして散々でした。

マニラは渋滞がひどく、移動に手間がかかるので、なるべくアクセスしやすいバスターミナルを選ぶのが好ましいかもしれません。

レガスピのバスターミナル「Legazpi Grand Central Terminal」からホテルへ

スタンダードの夜行バスで約13時間かけてマニラからレガスピに到着。
バスターミナルは繁華街からほど近い場所にあり、周辺にはホテルもいっぱいあります。余裕があれば徒歩で、荷物がいっぱいあったらトライシクルでの移動がおすすめです。

レガスピ

▲廃線となった線路を越えて町へ。かわいらしいトライシクルが行き来してます。

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僕が泊まった宿はこちら。
Third & Sean’s Place
レガスピのホテル

▲家族経営ののんびりしたホテル。マヨン山の眺望あり。繁華街やバスターミナルにも近くて割と便利。

レガスピ町歩きとおすすめスポット

ペニャランダ公園聖グレゴリオ大聖堂を中心としたエリアとLCCモールなど大型デパートが林立する繁華街エリアが滞在するのに便利な場所です。
郊外に足を延ばすのなら、空港の北に位置するエリアにアルバイパークなどの自然公園、西のダラガ地区には歴史を感じさせるダラガ教会などがおすすめスポット。
さらに郊外へ行く余裕があればカグサワ遺跡サムラン湖など、マヨン山の景色が美しい場所がいくつかあります。
南西部の郊外にはホヨップ・ホヨパーン洞窟で冒険気分を味わったり、レガスピのチョコレートヒルズと呼ばれるQuitindayグリーンヒルズではかなりインスタ映えのする写真を撮ることができます。

これらのスポットを全部周るのには3日は必要かもしれません。
1日しかない場合(僕もそうでしたが…)はレガスピの繁華街で食べ歩きしたり、教会や大聖堂を見学したり、カグサワ遺跡もジプニーで30分ほどなので気軽に足を運ぶことができるでしょう。

レガスピの両替はLCCモールの4階

レガスピでの両替(日本円→フィリピンペソ)ができる場所は限られていますが、LCCモールの4階にあります。
LCCモールはメインストリートのRizal Avenue(リサル・アベニュー)を北東に進み海岸にほど近い場所にあります。

▲LCCモールの外観。ちなみに「Liberty Commercial Center」の略で飛行機のLCCとは無関係。

レガスピLCCモール両替屋

▲4階にある両替ショップ。ランチタイムは誰もいなかった。

モール内はフードコートやレストランも充実していて食事をしにいくのもいいですね。ファーストフードが多めですが。
内観は日本のデパートとあまり変わりない雰囲気でした。

カグサワ教会遺跡への行き方

レガスピの観光スポットとしては何と言ってもマヨン火山が有名ですが、景色を楽しむだけなら町からも気軽に行けるカグサワ遺跡がおすすめです。
なぜならマヨン火山の目の前に位置し、晴れていればその絶景が間近で楽しめます。

カグサワ教会(Cagsawa church)は16世紀後半に建てられた歴史深い場所。1814年2月1日に発生したマヨン山の噴火により周辺の町もろとも崩壊(この時の死者は推定2000人)。しかし教会の塔だけは被害を免れ、現在はこの塔を中心に遺跡公園として、マヨン山を眺めるベストスポットとして、地元民や観光客に人気のあるスポットとなっています。

カグサワへ行くにはタクシーやトライシクルを使うか、安く済ませたいならメインストリート(Rizal Avenue)でジプニーを拾って行くのが良いですね。
カマリグ(Camalig)方面へのジプニーならカグサワを通るので大丈夫です。
よく分からない場合はストリート沿いでその辺の人に「ジプニーでカグサワに行きたい!」と言うとどのジプニーに乗ればいいのか教えてくれます。

レガスピ〜カグサワ方面へのジプニー

▲カグサワ遺跡方面へ向かうジプニーに乗車。運賃は15ペソ。

運転手に「カグサワ!」と伝えると、遺跡の入り口付近で降ろしてくれます。
大通り沿い右方面にカグサワ遺跡への案内表示がありますので、そこを曲がってひたすらまっすぐ進みましょう。トライシクルの客引きがいますが、歩いても15分くらいなので、景色を見ながらのんびり歩くのがおすすめ。

レガスピのカグサワ遺跡

▲超わかりやすい看板あり。ここを右に進む。

マヨン山をのぞむ

▲天気がよければマヨン山を間近に見ながら歩いて行ける。

カグサワ遺跡
毎日営業 6:00〜18:00
入場料 20ペソ

入場料を払って門の中に入るとシンボルであるカグサワ教会の塔が見えてきます。

レガスピのカグサワ遺跡

公園敷地内は割と自由に歩けて観光客や地元の人たちがのんびりと過ごしており、平和な風景が広がってました。

レガスピのカグサワ遺跡

1814年の大噴火の時にこの塔に人々が逃げこみ助かったという逸話があります。
その時はまさに地獄絵図だったんでしょうね。

レガスピのカグサワ遺跡

▲マヨン山の景色も間近で楽しめる。この日はちょっと雲がかかっていてやや残念。

レガスピのカグサワ遺跡

▲遺跡の敷地内にはおみやげ屋さんや食堂なども軒を連ねており、休憩や食事も可能。

広い場所ではないので1時間もあれば充分遺跡散歩とマヨン山の景色が楽しめると思います。
帰りも同じ場所で反対方向のジプニーに乗り、レガスピに戻ります。

レガスピ方面へのジプニー

LUIS’s Travel Vlog レガスピ編

マニラのバスターミナルからレガスピに移動。レガスピの町歩き、カグサワ遺跡散歩など。

レガスピから車と船でサマール島のアレンへ行く方法

レガスピからサマール島へ行くには、ルソン島の最南端部にあるマトノグ(Matnog)という港町からフェリーに乗ってサマール島北部のアレンという町へ渡れます。
それについては別記事でご紹介します。

今回のケセラセラ

Luis
Luis
僕は1日だけの滞在でしたが、マヨン山を中心にした自然が美しいレガスピは郊外のスポットをゆっくり訪れるためにも3日は見ておいた方がいいかもしれませんね。

良い旅を!!