安く海外に行こう!お得な航空券の見つけ方
海外に行く時、大きな出費となるのがフライト。飛行機チケット代ですよね。
ラグジュアリーな旅が目的ならいいですが、予算の限られたバジェット・トラベラーは極力渡航費は抑えたいところ。
できるだけ安いチケットを見つけて、浮いた費用で現地滞在中をもっと楽しむ。そんな風に考える人も多いはず。
今回は僕がいつもやっている安い飛行機チケットの見つけ方についてお伝えします!
LCC(格安航空会社)を選ぶ
ここ10年の間にLCCが台頭してきて、ほんとにチケット代も安くなりました。
とにかく費用を抑えたい!というのであればLCCをうまく利用しない手はないです。
日本国内はもちろん、アジア、ヨーロッパ、南北アメリカなどほぼ全世界でLCCが往来してます。
参照
飛行機に何を求めるかによりますが、とにかく安ければいいのであればLCCを選ぶのは今の時代必然の流れですね。
LCC利用時の注意点
預け荷物+座席指定+燃油サーチャージ+保険+税金などで、合計が結局かなりの金額になってしまう場合もあります。
最初の提示金額の倍近くになるなんてこともザラです。
僕が以前に利用したLCCの例を見てみますと・・・
春秋航空(Spring Air) 成田→重慶(片道・大人1名)
チケット代:3999円 ←
空港使用料:1020円
燃油サーチャージ:500円
旅客保安サービス料:520円
支払手数料:550円
合計:6589円 ←
バニラエア 成田〜台北(往復・大人2名)
チケット代:34560円 ←
空港サービス使用料:3820円
旅客サービス施設使用料:2040円
旅客保安サービス使用料:1040円
支払い手数料:2000円
定型(受託手荷物):3000円
スタンダードシート:1000円
合計:47460円 ←
エアアラビア(Air Arabia) イスタンブール→ドバイ→ジャイプール(片道・大人1名)
チケット代:225.69 USD 約25000円 ←
税金+燃油サーチャージ:124.32 USD
合計:350 USD 約39000円 ←
ウィズエアー(Wizz) ブダペスト→ナポリ(片道・大人2名)
チケット代:17980 HUF(ハンガリーフォリント)約8000円 ←
旅客サービスチャージ:9999.08 HUF
手荷物追加料金:4125 HUF
予約手数料:4000 HUF
合計:36105 HUF 約16000円 ←
+空港チェックイン違約金:60ユーロ ←(後述)
いかがでしょう?
もともとのチケット代が安くて喜んでいたら、いろいろ手数料や税金などで結局倍近い値段になってしまうフライトもあります。
LCCはあらゆる部分でコストカットして安くなっているので、機内食サービスもなければシートにモニターもついてないので映画など楽しむことができません。
受託荷物や機内食、チェックイン時の座席指定などを行うと追加料金が課されるのもLCCの常識。
手荷物に関して厳しい規定を設けているLCCもあり、サイズや重量が少しでもオーバーしてると搭乗手続きの際に追加料金を請求されることがあります。
またEチケットはスマホ画面では受け付けてくれず紙に印刷したものじゃないとダメなんていうLCCもあります。(いまだにそんな航空会社があるのか知りませんが。)
上記のウィズエアー(2013年6月利用)ではチェックイン時に紙に印刷したEチケットがないと受け付けてくれないと言う無慈悲な規則があり、まんまとその「ワナ」にはまり違約金として二人で60ユーロも取られたのでした!
搭乗の際にトラブルが起きないように、事前にLCCのホームページを確認するなどして、ペナルティになるようなことがないかなどを十分にチェックしてから空港に向かうことをオススメします!
旅行日程や時間は柔軟に
混雑するシーズンは当然飛行機の値段も上がります。
GWやお盆を含む夏休みシーズン、連休前後、年末年始などはできれば避けて行きたいところです。
また渡航先がハイシーズンの場合も同様に運賃が跳ね上がる場合があります。
要はその逆を狙え!ということです。
あまり人がいかないシーズンは航空会社も値段を下げている場合があり、日によってはかなり安く行くことができます。
さらに早朝や深夜発の便などはだいぶ価格が下がっている可能性大です。
フツーに働いてる人は困難でしょうが、ある程度日程を調整できるという人は、価格が下がる時期と時間を選んで行くことをお勧めします。
セール情報をキャッチする
LCC各社は事あるごとにセールを打ち出し、もともと安いのにさらに安い値段でチケットを販売することがよくあります。
チケットの値段はLCC各社のWEBサイトで確認できますが、いちいちチェックしてるのも大変ですよね。
日本発着のLCC情報をまとめたサイトLCCjpさんでは毎日セール情報やお得なチケットのアナウンスをしてくれています。
FacebookページやFeedlyでURLを登録しておけばいつでも更新情報をチェックでき、びっくりするような安い金額のチケットをゲットするきっかけにもなります。
セールは期間限定!
LCCのセールは販売期間が決められており、販売開始の日時にLCCサイトへアクセスできればお得なチケットをゲットできる可能性も高まります。
ところが破格のチケットなどすぐに売り切れたり、アクセスが集中するためサイトがまともに動作しないなんてこともあります。
▲Air AsiaのBIGセールではアクセスが集中し、Waiting状態がつづくことも。
お望みのチケットがあれば人気アーティストのコンサートチケットをネット購入する時みたいにPCの前でスタンバって、気合いでゲットしちゃいましょう(笑)
Yahoo!トラベル掲載の旅行会社に聞いてみる
日本からの海外航空券を検索できるネットサイトとして昔から利用している人も多いのでは?
▲ページデザインも昔から変わらずですね。(2019年3月現在)
行き先と日程を入力して検索すると、かなり安いフライト一覧が表示されます。
例えば2019年6月あたりで東京〜バンコク往復なら14000円(往復ですよ)という破格のチケットが表示されます。
▲燃油サーチャージや各種手数料など差し引いた原価ですが、それでも安いですよね。
ただし安いチケットは売り切れている可能性が非常に高く、確認するためには取り扱っている旅行会社へ問い合わせをする必要があります。
Yahoo!トラベルではそれらの旅行会社へ直接問い合わせができるフォームも用意されております。旅行日程の細かい設定(希望出発日と帰国日の可能範囲)や希望金額などを入力し、希望を伝えましょう。
問い合わせフォームから問い合わせると、早ければ当日、もしくは翌日には旅行会社から直接返答があります。希望のチケットが売り切れの場合は他のチケットプランを提案してくれたり、親身になって返答をくれる旅行会社もあります。
Yahoo!トラベルに登録されている旅行会社の一例
オンライン購入可能なチケットのみを検索することもできる
旅行会社に問い合わせるのがめんどいという場合は、「オンライン予約できる航空券」にチェックを入れると、ネット予約できるチケットのみ検索できます。
検索結果がずらり。
各リンク先から空席照会条件を選択するなどして送信すると、オンライン予約サイト(ena イーナ)に飛び、安いチケット順にリストが表示されます。
▲金額はあくまでチケット本体の価格。これに諸経費が加わり、だいたい2倍くらいの価格になったりします。
望んでいた条件のチケットがあればそのまま購入もできますし、他のサイトとの比較に使うのもいいですね。
Sky Scannerで調べる
フライト検索大手といえばここですね。
往復、片道、複数都市、海外発着のチケット、細かな条件検索など、かなり利用価値のあるサイトです。
海外のオンライン旅行代理店が販売する格安チケットなども検索対象なので、掘り出し物チケットも見つけられるかも。
スカイスキャナーのここが惜しいと思うところ
便利な検索はできるのですが、結果が表示されるまで動作が少し遅かったり、同じ条件で別の日程を探すときなどにカレンダーで金額の目安が表示されないなど、ちょっと使い勝手が悪い印象もあります。
サイトも随時アップデートしてるので、今後改善されていけばいいなと思います。
Googleフライトはかなり便利!
最近知ったのですが、Googleのフライト検索サイト、その名もずばり「Googleフライト」が神がかった使い勝手の良さ!
あまりに便利なので別記事にしたためました。
上にも書いたスカイスキャナーで不満に思ってたカレンダーで料金の目安が分かる仕組みも、Googleフライトではバッチリ対応!すばらしいのなんのって。
条件を細かく指定してスピーディー(かなり爆速)に検索できるので、まずはGoogleフライトで調べて相場を知っておくと良いかもしれません。
まとめ
海外渡航費をなるべく抑えたい時は以下の3つの方法でお得なチケットを探します。
- Googleフライトで検索
- スカイスキャナーで検索
- Yahoo!トラベルで検索→旅行会社に問い合わせ
日本国内旅行や台湾、韓国、中国上海など近隣の海外にサクッと旅行したい場合などはLCCjpさんでセール情報を逃さずチェックするのがおすすめです。
渡航費を抑えて、浮いた費用を現地の美味しいものや泊まりたかったホテル、買いたかったお土産などに使のもいいかも^^
それではみなさん、楽しい旅を!!
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