エア・アラビアでトルコ→インド。途中乗り継ぎのドバイで一日観光

イスタンブールからインドのジャイプールに向かう際、「エア・アラビア」を利用しました。乗り継ぎのためUAEのシャルジャ空港に降り立ち、1日時間があったのでドバイの町を散策してみることにしました。
オンラインでエア・アラビアのチケットを購入
イスタンブールからジャイプールへ移動する際にLCCを探したのですが、結局エア・アラビアが一番安かったので事前にネットで購入しておきました。
金額は片道1319ディルハム(約39,000円)結構しますね。
Air Arabia
フライトスケジュールは以下の通り。
6/4(水)1:10 イスタンブール – 6:10 シャルジャ
6/5(木)0:40 シャルジャ – 5:10 ジャイプール
つまりほぼ1日UAE国内で自由時間があるので、外に出ない手はない!
当初は空港で1日ゆっくりしようかとも考えたけど、フリーWIFIがなく空港もそれほど大きくないので、結局ドバイ観光をすることに決めました。
シャルジャ空港からドバイへはエアアラビアのバスを利用
早朝に無事シャルジャ空港に到着しました。
ここはアラブ首長国連邦の中の中心地となるドバイから30kmほど離れています。
そのためエア・アラビアが各地域行きのバスを定期的に出しているのでそれを利用することにしました。
空港で入国手続きを済ませ、とりあえず40ドル分を現地通貨ディルハムに両替(当時144ディルハム:4,000円ほど)。
空港出口付近にエア・アラビアのカウンターがあり、そこでバスのチケットを買います(片道10ディルハム)。
バスの発車場所を効くと「Outside!」と言うので外に出ると、駐車場の手前に時刻表が記載された立て看板がありました。
しかしこれはドバイ行きの停留所じゃいので要注意。
ドバイ行きのバスは空港の建物を出てすぐ左側。これはちょっと分かりづらかった。
▲チケットカウンターの側にあった時刻表。ドバイ方面の始発は8時半。
▲バスは赤い色が特徴的なのですぐ分かりました。
バスの中はほぼ満席。30分ほど走ってドバイのエリアにある「LAMCY」というデパートの前に到着。
ここから歩いてメトロの駅まで行くのですが、その前にエアコンのきいたデパートの中で小休止。
よくあるショッピングモールみたいな感じでいろいろお店がありました。
SUBWAYを発見したので、ツナサンドとコーヒーの朝ごはん。
▲アラビア語だと反対から読むんだね。なんか不思議な感じ。
メトロに乗ってドバイモールとブルジュ・ハリファの駅へ
LAMCYから一番近いメトロの駅は「Oud Metha」という駅。ここは気合いで気温40度越えの酷暑の中歩いて行ってみることにしました。
歩いているとメトロ駅への案内板があります。親切だ。
しかしとにかく暑い。イスタンブールの穏やかな気候が懐かしい。
もう少しだ。がんばれ!
汗まみれになってやっとOud Metha駅に到着。早歩きで20分ほどかかりました。
チケットは自動販売機か窓口で購入できます。
メトロマップを見るとグリーンラインとレッドラインに分かれており、Oud Methaからは一つ先の「Bur Juman」駅でレッドラインに乗り換え、そこから6駅先の「Burj Khalifa」駅まで行くことになります。
チケットの値段はゾーンに応じて上下します。
Oud MethaからBurj Khalifaまでは1ゾーンで4.5ディルハム(130円ほど)で結構安い。
詳しい地図はこちら
Dubai Online “Dubai Metro Map"
▲メトロのチケット。
▲乗り換えのBur Juman駅のプラットフォーム。さすがお金が有り余ってるようでとても近代的で豪華な雰囲気満載です。
メトロはまるで「ゆりかもめ」そっくり。
それもそのはずで、この鉄道は日本の大手ゼネコンが大幅に関与しており、設計や施工は大きく日本の企業が貢献したそうです。
そういえば駅構内の「ピーンポーン」という視覚障害者誘導用チャイムも全く日本と同じ音でした。
ドバイの町はなんだか砂漠を切り開いて無理矢理作られた感じがして、ちょっと無機質な感じがしました。それは世界最大のショッピングモールと言われるドバイモール、そして世界一高い建物、ブルジュ・ハリファを見た時に強く感じました。
世界一の・・・
Burj Khalifa駅で降りて長い長い通路を歩いて行くと世界最大と言われる「ドバイ・モール」に行きつきます。
▲この長い回廊をひたすら歩いて行きます。
▲外を見るとまだまだ建設ラッシュが終わらない様子がうかがえました。
▲ドバイモールの入口に到達。
うーん。さすがに世界一というだけあって中は広くてとても一日じゃ周りきれない。世界的なブランドショップや有名店などがギッシリ入っており、一日ゆっくり楽しむことができるかもしれません。
▲日本の企業もたくさん入ってます。ここは紀伊国屋書店。ものすごく広いですがお客さんはポツポツと言った感じ。日本人らしきお客さんも数人見かけました。
▲日本の少女漫画を手に取るアラビア女性。
ドバイモール・・・。
確かにすごいんですが、自分的にはあんまりテンションあがらず。
なんだかなーという感じなんですよね。
まあ別に日本にもこういう場所あるじゃん。ドバイに来てまで・・・
という気分になり、早々外に出てしまいました。
そう、外に出ればあの世界一高いビルがそびえ立っているのだ。
きれいに整備されたプールみたいな池から視線をそらすと・・・
ジャーン!
高っ!
カメラに収まりきらん。広角レンズ持ってくればよかったなと思いつつ、上向き過ぎて首が疲れて来たので再びモールの中へ。
まあ、これも予想通りだけど、とりわけ感動するという感じでもなかったす。ごめんなさい。人間がこんなもの作っちゃっていいのかなーとヒネクレ根性ばかりが湧きおこる。バベルの塔みたいに罰が当たるんじゃねえか・・・
高さ828mは現在の世界一ですが、これを上回る1,000mのビルをサウジアラビアのジッダで建設中らしい。おそるべしオイルマネー。
ドバイ旧市街散策
近代的な発展を遂げたドバイの町ですが、旧来の市街地ももちろん存在しています。
ドバイの旧市街がどんな感じなのか見てみたくなり、急きょ行ってみることにしました。
Burj Khalifa駅からレッドラインでBur Juman駅に戻り、グリーンラインに乗り換えて「Al Ghubaiba」駅で下車。
駅から地上に出るとドバイ川に面した広々としたところに出ます。
その周辺が「ドバイ・オールド・スーク」という観光客向けの市場になっていました。
が、しかし・・・
平日だったためか、店は閉まっているところが多く、人もまばら。ひどくさびれた感じでした。
店にいる店員は、正直レベルが低すぎてかなり残念でした。
どこに行っても同じようなやる気のなさそうな客引き、土産物の布製ショールを勝手に巻きつけて来て売ろうとする手口がどこも一緒。マニュアル通りという感じで非常につまらなくて残念。
ここはダメだと思い、川を渡って向こう岸へ。
この舟はなかなかおもしろかった。
それほど大きくないのに、柵も何もない甲板にたくさんの人が乗り込み、結構スピードを出して水上を移動します。
渡し船の料金はたった1ディルハム。
近代的なビル群と対照的な古風な舟、川を渡る気持ち良い風を受け、ややテンション持ち直しました。
川向こうは完全に旧市街。オールドスークが広がっています。
ひと通り練り歩いてみました。
まあしかし・・・あんまりグッと来るものには出会えずじまいでしたね。
中国系のゴールドショップや量産系の衣服屋などが多く、心ひかれるお店などは皆無でした。バンコクのプラトゥーナム的な勢いを少しは期待しましたが、やっぱり違うよね~。
歩き疲れたので冷たいものを飲みながらしばらく休憩。
▲サウジ・クールという飲み物。ジンジャーエール的なドリンクにミントやフルーツなどが入ってます。
LAMCYからバスに乗って空港へ戻る
実はこの後、あまりに時間が余ってしまったので再びドバイモールに行ってしまったのですが、空港へのバス時間が迫っていることに気づき、ほとんどゆっくりも出来ず、とんぼ返りでバス乗り場へ急ぎました。完全に時間の使い方を間違えました><
到着した時と同じLAMCYの建物内にチケットオフィスがあり、そこで帰りのチケットを購入、すぐにバスに乗り込みなんとか間に合いました。短い滞在の場合、時間配分には気をつけたいところです。
▲LAMCY内のエア・アラビア・オフィス
シャルジャ空港に戻って早々にチェックインを済ませ、出国手続きを終えてフードコートで残っていたディルハムを使い切りました。
何をするかにもよるけど、ドバイの町をブラブラするくらいなら1日40~50ドルもあれば十分だと思いました。
▲空港のフードコートでインドのカレーターリーを注文。周りはみんなインド人。早くもインドに来た気分です。
次はいよいよインドです。
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