マラケシュの広場、スーク、宮殿を巡る
カサブランカからバスで内陸のマラケシュに移動。
バスの車窓から。
関係ないが水のペットボトルをマクロ設定で撮ってみました。
4時間ほどしてマラケシュに到着。
建物の壁がオレンジがかった茶色で統一されていて、新市街の方はとてもきれいでした。
旧市街(メディナ)の方に入るとこの町の最大の見どころである「ジャマ・エル・フナ広場」があり、その周りの裏路地に安宿がたくさんあります。
そのうちの一つの安宿に泊まることにしました。
到着後すぐに洗濯して干すために屋上に上がった時に撮った一枚。
こんな感じに安宿が狭い小道にたくさんひしめき合っています。
早速街歩き。
広場に出るとオレンジジュース屋さんが軒を連ねていました。
広場周辺に広がるスーク(アラブ式商店街)が広がっており、見て歩くだけでもおもしろい。
これはスパイス屋さん。
メディナの外側にあるモスクとミナレットの塔。
イスラムの国を旅すると分かるけど、町ごとにモスクとミナレット(礼拝時刻を知らせるための塔)があり、時間になるとアザーン(礼拝を促す呼びかけ)が町全体に響く。
昼下がり。雲はどこかに行ってしまいました。
毎日こんな天気です。
涼しくなる夕暮れ時、広場は違った顔を見せる。
どこからともなくストリートミュージシャンや大道芸人が現れ、広場の至る所で演奏を始めたりします。
中でも多かったのがこの太鼓集団。
アラブ式の金属製カスタネット(ベルベル語でチャッカルカシ?)をけたたましく鳴り響かせ、奇妙なダンスを踊る。
写真を撮ろうとすると間違いなくチップを要求されます。
水売りのおっさんを後ろから撮影。
ボクシング屋。
グローブをはめさせられ結構マジに殴りあいしていました。
アラブ式ストレス発散法か?
◎以下、マラケシュで食べた食事を紹介します。
モロッコ料理の代表格、タジン。
三角錐の形をした土鍋に野菜や豆などを煮込むシンプルな料理。
以降、どの町に行ってもまずタジンを食べることになります。
店によって味付けや材料が違うので一言にタジンといっても様々です。
別の店でクスクスを注文。
これもモロッコの代表的な食べ物だけど、小麦の粗挽粉がご飯に慣れた日本人にはちょっと抵抗あるかも。
別の日の朝飯に屋台でクレープと謎のスープを注文。
もちろんミントティーは欠かせない。
クレープもどの町でも見かけるモロッコのおいしい軽食。
夜、広場にはものすごい数の屋台がオープンし、壮絶な客引き合戦が行われる。歩いていると盛んに呼び止められメニューを無理やり見せられたりします。
様々な種類の食べ物屋があるので、しばらく見てまわってから食べたいものがある屋台に座ることにしました。
ここは魚のフライ屋。
特に注文することなく、どんどん小皿で料理を出してくれました。
魚やイカのフライ、モロッコサラダ、茄子の揚げもの・・・
おいしくてモリモリ食べてしまいました。
朝、適当に入った店で食べた豆スープ。
最初、何を売っているのかわからず、店のおじさんも言葉が全く通じす、鍋で煮込んでいるものを実際見せてもらってから注文。
うーん、この豆スープも絶品だったな。毎日食べたいくらいです。
そして食べ物のどの写真にも映っているが、モロッコのパンがこれまためちゃくちゃおいしい。
どの町にもパンを焼く窯がたくさんあって、毎日たくさんのパンが作られ、家庭や飲食店にただに近い値段で売られているという。
中が持っちりしていて外はカリカリ。
パンだけでも美味しく食べられます。
どんな料理にも欠かせない重要な食べ物です。
さて、マラケシュの観光名所の一つである「バイーア宮殿」に行ってみました。
「ニャー。どうも、今日のガイドです。よろしく。」
中はアラブ様式の立派な建物の造り。
どことなくスペイン・グラナダのアルハンブラ宮殿を思い出させました。
我が家へようこそ。
近くにあったスパイス屋。
ものすごい盛り方です。
たまに壁に描かれたこういう白い線が見つかります。
これは選挙の時に候補者の写真などを貼る枠だそうです。
壁にそのまま書いちゃうところがいい。
・・・旅は続く。
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