成田-札幌が片道737円!LCC春秋航空で1週間の北海道旅行へGO!

Spring airline Japan

ブエノス・ディアス!

LCC(格安航空会社)が日本にも多数入り込んできて、成田空港からかなり格安で地方へ飛ぶことができるようになりました。
現在(2016年10月)成田空港から日本国内を結んでいる国内線のLCCは

  • ジェットスター・ジャパン(to 札幌、福岡、大阪、熊本、鹿児島、松山、大分、那覇、高松)
  • ピーチ(to 大阪、札幌、福岡、那覇)
  • バニラ・エア(to 札幌、奄美、那覇)
  • 春秋航空日本(to 大阪、広島、佐賀、札幌)

偏りはあるものの、ほぼ全国的に網羅してますね。

この中でも僕が以前から気になっていたのが春秋航空日本(Spring Airlines Japan)という中国系のLCC。
中国の上海拠点の春秋航空が日本国内でLCC展開していくために2012年に設立された航空会社なのですが、とにかく安い。
時期にもよりますが、成田から大阪、広島、佐賀がそれぞれ3,500円前後!
最近では驚かなくなりましたが、ひと昔前では考えられないような値段設定です。

成田空港から広島、佐賀を結んでおりましたが、最近は新たに札幌新千歳、大阪の各路線が就航。
新規就航記念としてそれぞれ片道500円セールというキャンペーンが実施されていたりしました。
5,000円じゃないです。500円です!まさに桁違いの安さです。

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毎月開催される春秋航空の驚きのキャンペーンセールとは?

そのほかにもこのLCCはびっくりするような低価格キャンペーンを毎月行っています。

毎月7日は737円セール開催!

成田-佐賀、広島、大阪、札幌の各路線チケットが737円で売り出されるというキャンペーンです。
毎月7日の正午から13日の正午までが発売期間で、指定された日程の航空券がこの値段に下げられて販売されます。
ちなみに成田から重慶、武漢の中国国内都市へは3,737円という、これまた冗談のような価格で販売されています。
春秋航空のキャンペーンページ

▲10月に行われたキャンペーンページ。時節柄ハロウィーン仕様に。

参照:2016年10月7日から行われていた737円キャンペーン

毎月9日999円セール開催!

これは国際線のフライトになりますが、大阪、名古屋の各都市と中国の様々な都市を結ぶ便がなんと999円で販売されるというキャンペーンです。
大阪からは重慶、武漢、天津、青島、福州、西安、長春、鄭州、蘭州の各路線。
名古屋からは合肥、銀川、常州、貴陽、ハルピン、フフホト、石家荘、寧波、上海の各路線がつながっています。うーん、知らん場所ばっかりだ。中国からの爆買いツアー客のピストン輸送機になりそうな手軽さですね。
さらに高松、佐賀からは上海のみでやはり999円、茨城-上海は1,999円、そして羽田-上海は2,999円という安さで販売されます。
春秋航空のキャンペーンページ

▲999円キャンペーンのページ

参照:2016年10月9日から行われていた999円キャンペーン

名古屋からフフホトに999円で飛んでモンゴルへと旅に出かける、なんてこともできそうで妄想するだけでワクワクしてしまいます。

春秋航空のキャンペーンセールを利用して札幌へ737円のチケットゲット!

話を日本国内線に戻しますが、今回この737円キャンペーンを利用して成田から札幌・新千歳へ行ってみることにしました。

8月7日正午のキャンペーン開始を狙ってスプリングジャパンのWEBサイトで成田-新千歳間のフライトを検索していきます。
週末や連休などは金額が高くなりますが、9月末から10月以降にはチラホラと737円のフライトがあり、1週間の旅程で往復のチケットを購入しました。

チケット自体はは片道737円で取ることができましたが、これに税金、保険、オプション、支払い手数料などが加わり、合計で二人で往復8,888円という金額になりました。
一人分片道の内訳は

  • 航空券金額 737円
  • 空港税 380円
  • 燃油サーチャージ 0円
  • 国内航空傷害保険 300円
  • 受託手荷物(5 KG) 750円(1人分だけ申請)

これを2人分往復の金額+支払い手数料(1,720円)というのが加算されて合計で8,888円という狙ったような金額になりました。
燃油費が下がってサーチャージがかからないのが嬉しいですね。

春秋航空の運賃その他金額

▲諸経費込みでもこの安さ!

一人片道737円(諸費用込みで2,222円)という金額で北海道まで飛ぶことができるというのは、なんとも魅力的ですよね!!

成田空港から春秋航空に乗って札幌へGO!

春秋航空日本の成田発・札幌新千歳行きの便は朝7:15という早朝便なので、家を午前3時半ごろ出発、車で2時間ほど。空港近郊の民間駐車場には5:15ごろ到着。
この朝の速さと成田という場所の遠さが若干デメリットではありますね。
民間駐車場の乗り合いバスで空港第2ターミナルまで連れて行ってくれます。第3へはそこからシャトルバスで10分ほど。
そう、LCC各社の手続きカウンターは第2ターミナルからかなり離れた第3ターミナルにまとめられています。

春秋航空の手続きカウンターはすでにオープンしており、手続きが開始されています。

LCC春秋航空日本

▲成田第3ターミナル、SpringJapanのカウンター。朝の6時すぎ。広島行きと札幌新千歳行きの手続きが始まってます。

手荷物はそれぞれ5kgだったのですが、若干重量オーバーとなってしまいました。しかし今回預け荷物として一人分5kgだけ追加オプションで設定してきました。
手荷物のオーバー分を二人でうまく振り分けて、預け荷物に分散したらなんとか大丈夫でした。

LCC春秋航空日本

▲手荷物預け時の様子。重量は一人5kgまで持ち込み可。プラスして預け荷物として5kg分予約時に設定していたおかげで何とか重量超過せずに済みました。

重量オーバーに関してはLCC各社とも結構厳しくて、少しでも超過していると追加料金がその場で請求される場合がありますので要注意です。
ネットでチケットを買う際に注意事項や規約などをちゃんと読んでおくこと必至でございます。

ちなみに以前にハンガリーのLCCで規約をよく読まず手続きカウンターでひどい目にあいました。


LCCは人件費も削減して様々な手間を省いて安いチケットを実現している節もあるので、利用する側としても余計な手間をかけないように規則通りに動くことが一つの心得となります。そういうのが面倒で気にしていられないという人はANAやJALなど通常の航空会社を使えばいいだけの話です。

無事に手続きが終わり、あとは搭乗ゲートに行って待つだけです。

LCC春秋航空日本

▲搭乗チケットはレシートみたいなピラピラ。(ピントずれ御免)

国内線は出国審査などなくて楽ですね。
手荷物検査をサクッと終えて搭乗ゲートへ移動します。
SPRING JAPANのゲートは「150C」というところ。ここからバスに乗って飛行機が駐機している場所へ運ばれます。

LCC春秋航空日本

▲搭乗口付近にあったSPRING SHOP。特に買うものなし。

LCC春秋航空日本

▲搭乗ゲートは150C。ここからバスで飛行機が駐機している場所へ運ばれます。

LCC春秋航空日本

▲駐機場所へ移動し、飛行機に乗り込みます。

春秋航空日本

▲CAのお姉さんもみなさん明るく親切で好感が持てます。

大きなトラブルもなく無事に搭乗完了、ほぼ定刻通りに出発しました。
無事に座席についてホッとしたのと朝が早かった疲れですぐに爆睡。
あっという間に北海道上空へ移動し、気づいたらもう札幌に近づいておりました。

LCC春秋航空日本

▲気づいたらもう北海道。札幌新千歳に着陸する少し前。

定刻より少し早く到着し、預け荷物を受け取って、いざ北海道旅行の始まり!

LCC春秋航空日本

▲新千歳空港に無事降り立ち、レンタカーを借りるため千歳駅へ移動。ここから北海道の旅が始まりますー

今回のケセラセラ 「キャンペーンセールをうまく使って超格安でLCCの旅を!」

LCCというと低価格でサービスもそこそこ、というイメージがありますが、国内や近場海外の数時間の旅であれば極めて利用価値がある移動手段だと思います。
「とにかく安く行きたい!」という時は今回の春秋航空みたいにビックリするような低価格キャンペーンを実施していることがありますので、各LCCのWEBサイトをチェックしてみるのも良いかと思います!
いろいろな手間や諸経費などかかりますが、今や日本国内の移動もLCCで数千円で行けちゃう時代です。
キャンペーンセールなどをうまく利用すれば超低価格かつ短時間で国内の旅ができるのも大きな魅力じゃないでしょうか。

ケセラセラに安く・早く・気楽な国内旅行を楽しみましょうー!