玄米デメリットもこれで解消!家庭用コンパクト精米器で簡単ぶつき米ライフ
ブエノス・ディアス!
ミネラルやビタミンが豊富なパーフェクトフード、それは玄米!
我が家ではずっと前から玄米を食べていましたが、メリットばかりじゃなくていろいろとデメリットもあるようで。
こんなに!!
↓
- よく水につけておかないと固く炊ける
- もみ殻が残っている場合があり食べづらい
- 残留農薬が心配
- 発芽玄米じゃない場合、毒性がある
- よく噛まないと消化に悪い
玄米食のデメリットとは?
よく水につけておかないと固く炊ける
玄米を炊くとき、最低でも3時間、通常は1日くらい水につけておいてから炊き始めます。
そうしないと炊きあがりが固くなってしまいおいしさ半減。
炊くまでに時間がかかるというデメリットですね。
ちなみに夏場はうっかりするとつけておいた水が腐りかかって変なにおいが出る場合があります。
もみ殻が残っている場合があり食べづらい
玄米は田んぼから収穫して脱穀したそのままのお米を出荷してるわけで、購入した玄米によってはもみ殻がたまーに残留しているコメが混ざったりしてます。
食べるときにこのもみ殻が結構くせ者で、いちいち取り出すのも大変!
残留農薬が心配
玄米は精米していない分白米に比べて農薬や化学肥料が残留している可能性があります。
これについては残留農薬に対する国の基準がかなり厳しいので、流通している玄米で健康が害されるというようなことはまずないらしいのですが・・・。
とはいえ100パー完璧に安全というわけではないため気持ち的に不安要素となります。
発芽玄米じゃない場合、毒性がある
玄米の種子にはフィチン酸という成分が含まれていて、体内の毒素を排出してくれる働きがあるそうな。
しかしこの解毒作用が結構強力で、これが体に必要な鉄分やミネラル分も一緒に流してしまう。
種子にはさらにアブシジン酸という成分も含まれていて、体内細胞の中にあるミトコンドリアを攻撃する働きがある。
それによってエネルギー代謝が鈍くなり体の調子が悪くなったり、最悪の場合、癌の原因にもなっちゃうのだとか。
これを解決するには水によくつけて玄米を発芽させればいいだけのことなんだけど・・・。
(そういえば玄米始めた頃に知識が乏しく、少ししか水につけずに炊いていたなぁ。ヤヴァイ!)
よく噛まないと消化に悪い
玄米は米ぬかに覆われており、食物繊維も豊富!
それだけによく噛まないと消化に良くないというデメリットもあります。
特に、消化力の弱わまってきたお年寄りや腸が発達していない子供はなるべく食べない方がいいと言われてます。
今まで白米食だった人がいきなり玄米食に切り替えた時に消化不良を起こす、なんて例も少なくないそうです。
以上、体に万能な玄米!と思っていたけど、こんなにデメリットがあるものなんですね。
玄米をおいしく安全に食べる方法・・・家庭用精米器でほどよく精米
それでもおいしく安全に玄米ライフを楽しみたい場合、精米器を使って3分づき、5分つきなど「ぶつき米」にするのがベターです。
精米器というとお米やさんやコイン精米機のある場所に行っていちいち精米しなくちゃいけないと思いきや、ちゃんとあります家庭用精米機が!
ここでやっと本題。
我が家もちょっと前から家庭用精米機を導入して、玄米を3分づきに精米して食べるのが習慣化しております。
うちでつかってるのはこれ
ツインバード工業(TWINBIRD) 2014-07-20
精米御膳というネーミングがアレですが、とにかく使いやすくてわかりやすい!
コンパクト精米器「精米御膳」の使い方
我が家は二人なのですが米消費量が結構あり、2日に1回のペースで2合から3合炊くようにしてます。
では精米御膳様のセッティング手順を見てみましょうー。
1. 玄米を投入
米びつから3合分の玄米をザザザーッと投入します。
2. モード選択
「ぶつき」と「精米量」をセット。モード選択で「胚芽」を選ぶと栄養の元となる胚芽部分を残して精米してくれます。こりゃ便利!
3. スイッチON
「スタート」ボタンを押して精米スタート! 結構でかい音がします。精米完了まで2−3分かかります。
4. 精米完了!
精米カゴに精米されたお米が残り簡単に取り出せます。その下にぬかボックスが格納されており、これも一緒に取り出し可能。それぞれ水洗いできるのでとても便利。
5. 米ぬかがたんまり取れる→油汚れ落としに活用
3合の精米でこのくらい米ぬかが出ます。これを貯めてぬか漬け用のヌカ床にするという方法もありますが、不純物や残留農薬がちょっと心配なので食用にせず、うちでは油汚れを落とす時の洗剤として活用しております。
ひどい油汚れは古布でサッと拭き取った後に米ぬかをまぶしてタワシでこすれば綺麗さっぱり、油が落ちちゃいます。市販の洗剤なんて不要です。
家庭用精米機を使わず安全な発芽玄米を常食する方法
玄米を購入して精米機を使って自分で精米して、水に数時間〜1日漬けて発芽を促し、その後炊飯してようやく「いただきます」・・・っていうのはやっぱり手間がかかりますよね。まあ、そういった手間もスローライフ愛好家(自称)からすると楽しいものですけどね。
だけど・・・
- 時間をかけずにもっと手軽に発芽玄米を取り入れたい
- 玄米オンリーだと家族の反発をくらうので、気づかれずにちゃっかり玄米を取り入れたい
- 発芽玄米が自分の体に合っているのか、まずはお試しでちょっとだけ食べてみたい
そんな風に考える人も多いかと思います。
まずはオーガニックな自然食品屋さんなどで1kgなど少量の発芽米を買ってきて、普段の白米に混ぜてみる、っていうのも一つの手です。
しかし、どの店にどんなお米が売ってるのか分からないし選ぶのもしんどい!っていう人はファンケルの発芽米などがおすすめです。
きっちり品質管理された国産の一等米のみを使って玄米から発芽させた発芽米をネットで簡単に購入できるので、上で挙げた「玄米・発芽米を躊躇してる組」の皆さんにも安心して試してもらえるかと思います。
とりあえずファンケルの発芽米を試してみて、自分も家族も納得できたら、いよいよ精米機を買って自分で精米してみる、という流れも良いかと思いますよ。
今回のケセラセラ 「普段は3分。調子に合わせて5分、7分。寿司は白米、たまーに玄米そのまま」
玄米の栄養素を残しつつ水につける時間を短縮し消化にも良い3分つき米が我が家の定番です。
しかしおなかの調子が悪い時や体の具合が思わしくない時なんかは腸に負担かけないために5分、あるいは7分に設定して精米しています。ダイヤルを変えるだけですぐ設定できるのが本当にありがたいです。
それから手巻き寿司やちらし寿司など、玄米だとちょっとなぁ・・・という時は迷わず白米に精米します。
▲3分つき米をムカゴご飯にしてホタテの刺身を頂く瞬間。いい炊き上がりです。
しかしなんといっても精米しない玄米もたまーに食べたくなります。そんな時は1日〜1日半ほど水によくつけて(夏場は冷蔵庫に)、土鍋などで心を込めて炊きますとふっくらモチモチ味わい深い玄米が炊き上がります!手間はかかりますが、やっぱりこれに勝る食べ物はないと思います。
「絶対玄米じゃないとダメ!」なんて昔はがんばったりしましたが、その頑張りが逆にストレスになることもあります。
今後も気分と状況に合わせてケセラセラに玄米ライフを楽しんでいきたいです!
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