日常生活を旅暮らしに置き換えてみるとワクワクする

朝ヨガ

ブエノス・ディアス! コモ・エスタ?

旅。いいですよね。
外国とかでキャンピングカーなどで旅しながら暮らしている人に対して漠然と憧れみたいのがあります。
同じ場所に縛られることなく自由に移動しながら生活する。生活自体が旅で旅の暮らしが日常な人たち・・・。

キャンピングカーとは言わないまでも、日常から解き放たれてどこか宿に泊まったり、時にはキャンプしたり野宿したり、そんな「旅暮らし」ができたらいいなあと常々思ってます。

だけどこの「旅暮らし」という発想をひっくり返して考えてみたらどうだろう?とふと思いました。

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旅が日常という憧れ→日常が旅という発想転換

僕はいま大磯という町で賃貸住宅に住んでいます。
でも「住んでいる」っていうんじゃなくて「滞在している」という風に置き換えてみたらどうでしょう。

旅の途中に大磯という町にたどり着き、気に入ったので長期滞在している。

おおっ!?
そんな風に意識を変えたら、日常生活の見え方が変わってくる気がしませんか?

日常が旅?

▲旅の日常は憧れるけど、日常が旅という発想も悪くない。

突然ですが「旅先」から手紙を書いてみます。

拝啓、お元気ですか?
旅が長引き、いろいろな場所を訪れましたが、僕はいま神奈川県の大磯という町が気に入って長期滞在しています。
長期契約のマンスリーマンションなのですが、トイレ、シャワー、キッチン完備、静かな環境のすてきな宿です。
次の旅の行く先が決まったら出て行くかもしれないけど、今はとりあえず気に入っているので長いこと滞在している最中です。
気楽な旅はまだまだ続きそうです。
それではごきげんよう。
敬具

宛先は「過去の自分」としておきましょうか。
日常=旅の途中という発想転換で何気ない1日もワクワク度が大幅に変わってきますね。

旅先の宿でじっとしているのはもったいない

どこか海外の町に滞在している時、町の中を散策したり、おいしいと評判のレストランに行ったり、落ち着くカフェを見つけてくつろいだり、wifiつないで仕事したり。
旅先ではそれなりにやることがあって、あっという間に1日がすぎてしまいます。

この発想を日常に落とし込むんです。

旅の途中なんだから宿の部屋の中でじっとしてるのなんてもったいない。

・・・とそんな風に意識が変わってきます。

旅している時ってある種の願望に対して貪欲になります。
せっかくの旅なんだし、この機会を逃すべからず「あれをやりたい、あそこにも行きたい、あの人にも会っておきたい・・・」と。

大磯 At Gallery N' CAFE

▲地元大磯でもこんな素敵なギャラリーカフェ(At Gallery N' CAFE)を発見。ちょっとした旅気分で訪れてみた。

数年前にスペインのアンダルシアを訪れた時も、同じ町、同じ宿でじっとしていることなんて考えらません。当然のことながら。
レンタカーを借りて各地を周遊し、時間の許す限り行きたい場所に行って会いたい人に会って食べたいものを食べに行きました。

その時の貪欲さが、仮に普段の日常生活にも生かすことができたとしたら、まったく充実度が変わってくると思うんですよね。
まあ「アンダルシアの旅」と「大磯での平凡な1日」を同じ風にとらえるのは無理がありますが、意識を少し傾けるだけでも違います。

マラガで友人に会う

▲スペインのマラガに行った時、現地在住の友人と食事に出かけた。旅の最中は時間の許す限り行きたい場所に行き、会いたい人に会う。

人生=旅暮らし。同じ場所にとどまる必要はない

旅のスタイルはひとそれぞれ。
僕の場合はそれほど人付き合いが得意じゃないし、一箇所にじっとしていることが苦手なので次々と新しいところに行きたくなっちゃいます。
これまでの海外の旅を振り返っても同じ町に長い期間い続けるようなことはほとんどなく、だいたい2-3日、長くても1週間くらいで次の町へと移動するような旅がほとんどです。
また、せっかくの旅なんだからなるだけ多くの場所を見ておきたいという貧乏根性みたいのも働いています。

逆に、人が好きで同じ場所に滞在し続けて同じ環境で長居をするのが好きだっていう人もいますよね。

そんな、それぞれの旅のスタイルを日常に当てはめて、それぞれが人生という名の旅暮らしを楽しめればいいんじゃないかと思います。

移動が好きな人はどんどん移動すればいいと思うし、滞在が好きな人はじっくり心ゆくまで滞在すれば良い。
一方、移動が好きなのに周りに合わせて滞在し続けちゃったり、滞在が好きなのに移動を強いられたりする場合なんかは、それがストレスになってるはずです。

タイ・カオラックのビーチ

▲旅のマイスタイルは移動型だけど、こういう居心地の良いビーチがあったらゆっくり滞在してしまう。それもまた良し。

旅のスタイルは自分で選べるはず。
「周りに合わせて」「イヤイヤ」「不本意ながら」旅のスタイルを変えざる得ない状況になってたとしたら、それは旅自体楽しめてないということ。
人生は言ってみれば一度きりのグレート・ジャーニー
不本意な結果にならないように、自分の旅のスタイルは誰が何と言おうと自分で決める。

まあ簡単なことなんですけどね。いろんな不可抗力に流されないで自由な旅をしたいところです。

今回のケセラセラ

最近家の中でじっとしてることが多くなったなーと思い、無理やり「今は旅の途中なんだ!」と念じることでアクティブさを取り戻そうと、そう思ったわけです。
楽しい旅の貴重な時間を無駄にしないためにも、もっと外に出なアカン!アクティブに動かなもったいない!

今年ももうすぐ終わっちゃうけど、有意義な旅ができただろうか?
来年のことはケセラセラ、明日のことすらケセラセラですが、一つ目標を立てるとすれば
エキサイティングな旅を楽しむ
ということですかな?
ここ数年は「まったりした旅を楽しむ」だったのに対して。

朝ヨガ@大磯

▲大磯の浜辺で朝のヨガ。「旅」の間はアクティブに行こう。

ここで言う旅はもちろん日常生活っていう意味です。

回りくどいこと言ってますが、つまり毎日をもっとエキサイティングなものにするっていうことです。
来年はどんな年になるかな?