電車内人間観察

2016年3月23日

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先週は仕事やら雑用やらで都内へ出ることが多く、電車に乗ることも多かった。
たまに電車に乗るといろいろなオヤジがいて面白い。

 

 

例えば・・・

 

 

1)何をし出すんだこのオヤジ
乗車率50%くらいの夜7時過ぎの相鉄線・海老名→横浜の車中。
目の前に座っていた警備員ユニフォームのオヤジ
仕事の帰りだろうか、荷物を座席の空いているところに置き、上着を脱ぎ始めた。
これだけだと別に問題ないのだが、このオヤジ、なんと下も脱ぎ始めた。
幸い白いモモヒキをはいていた為最悪の事態は免れたが、公衆の面前で堂々と着替えをする様は圧巻であった。
脱いだ上着と作業ズボンをこれでもかと言うほどに丁寧にたたみ、しわを綺麗に伸ばしてから
かばんの中に慎重にしまいこんでいた。
堂々とした着替えっぷりと慎重なたたみっぷり、丁寧なしまいっぷりにいささかのギャップを感じずにはいられなかった。

 

 

2)遠い目をしたマックオヤジ
客数まばらな昼下がり、小田急線・新宿→本厚木の車中。
どこからともなく漂ってくる香ばしい油のにおい。
ふと見ると優先席を占拠した小太りめがねのオヤジが無心になってマクドナルドのチキンマックナゲットをほおばっていた。
その視線の先は窓の外はるかかなた。
ただひたすらハンバーガー、ナゲット、飲み物を交互に口に運んでいた。
その遠い目をしたオヤジをちょうど太陽の光が照らし、なんだか神々しささえ感じた。

 

 

3)終電前の涙オヤジ
満員御礼の終電前、相鉄線・横浜→海老名の車中。
手すりに寄りかかってうつむいている30代後半くらいのオヤジ、というよりは若旦那。
酒を飲んでいるのか足元がおぼつかない様子だ。
しばらく様子を見ていると、すすり泣きが始まった。
声こそあげなかったが必死に涙をこらえているのが分かるが、ついに一筋の涙が彼の頬を伝って落ちた。
すると堰を切った様に泣き始め、ますます足元がおぼつかなくなってきた。
時々ドアをコブシで叩き、鼻をすする音が車内に響いた。
周りに立っていたサラリーマンや学生たちはその様子を静かに見守っていた。
哀れみというか慰めの目でその涙オヤジを見守っているようであった。
その泣きっぷりにこちらももらい泣きしそうであったが、ここはじっと彼を見守ることにした。
何があったか知らんが、男はつらいよな。

 

関係のない人々が押し込まれる電車の中は社会の縮図のようなもの。
いろいろな人間がいていろいろ勉強になる。いい意味でも悪い意味でも。

 

 

ところで小田急線に乗っているとき新型のロマンスカーが停まっているのが見えました。
俺がガキの頃は旧型のロマンスカーのことを「鼻くそ」とか「より目」とか呼んで茶化していましたが、最新のは近未来のかっこいいデザインで、ずいぶんと進化したものだと感慨深くなりました。

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