【中国雲南省】バックパッカーを魅了する町、大理の古城エリアを散策

大理街歩き

昆明を後にしてバスでたどり着いた大理の町。
近年中国人のバックパッカーたちがこぞって訪れる人気スポットとして知られるようになりました。
今回(2017年10月末)は1泊だけの滞在でしたが、大理古城とその周辺を歩いてみた感想などレポートしたいと思います。


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大理はどんな町?

大理ペー族自治州の州都、大理(Dali:ダーリー)は昆明から西に約300kmほど進んだところにあり、周辺を山岳に囲まれた町。
歴史を紐解くと、10世紀前半にこの辺りに樹立された大理国が今の雲南地域一帯を統治していたそうな。今ではその名の通り大理石の産地としても有名です。
旅人に人気の観光スポットは主に旧市街の古城エリアに集中してます。
古城は南北の城門がシンボル的存在で、通り沿いに白壁と黒い瓦屋根の民家やショップが立ち並び、古風で素朴な街並みが残されています。
カフェやレストラン、お土産屋なども充実していて、外国人に対しても居心地の良い雰囲気が作り出されています。

古城のはずれには嵩聖寺というお寺があって、ここには16層70メートルの大塔、10層42メートルの2つの小塔、合わせて三塔が立ち並び、大理のシンボルにもなっています。
古城の東側には洱海(じかい)という湖、西の方には蒼山という山脈がそびえ、それらが織りなす景観は「山水如画」と称され、訪れる旅行者を魅了しています。
洱海の湖畔や郊外の喜州という村にはまだまだ観光化されていないペー族古来の街並みが残されており、周辺の見所も豊富。
時間があればそれらの見どころをじっくり味わいたいと思ったけど、今回は1泊だけなので大理古城とその近辺だけを散歩してみました。

昆明から大理への行き方

昆明の西部バスターミナルから大理への直通バスが20~30分おきに出発してます。
西部バスターミナルは地下鉄3号線の駅「西部汽车站」に隣接しており、アクセスがとても楽です。
バスターミナル内の窓口で「ダーリー」と告げればすぐ乗車券を発行してくれます。値段は110元。日本円に直すと1900円ほど(2017年11月)。

昆明西部バスターミナル

▲窓口の前に客引きみたいな人が多いので注意。チケットの正規価格より多く請求されます。

大理のバスターミナルは古城から離れた下関(シァーガン)にある

昆明からのバスは古城の南15kmくらいのところにある下関のバスターミナルに到着します。
ここから古城までタクシーなどで30分ほどかかります。
僕はGoogle Mapで路線バスを検索し、近くのバス停から8番のバスで古城へ移動しました。運賃は2元なので断然お得です。

▲下関のバスターミナルから古城までのバスルートマップ。

なお、中国ではGoogle Mapがズレるので注意が必要です。

8番バスの終点が古城内の北部「六十医院」というバス停です。
ちょうどこのあたりに宿を予約していたのでとても便利でした。

大理、オススメの宿

僕が大理で泊まった宿は六十医院バス停から歩いてすぐの場所にあるSweet Honey Hostel(大理甜蜜蜜客栈)というところです。

路地裏の静かな場所にあってちょっと隠れ家的な雰囲気のあるアットホームなゲストハウスでした。
ツインルーム1泊88元(約1500円)、シャワー、トイレ付き、テレビやアメニティなどすべて整っており、とてもきれい。
ここに限らず中国のホテルは本当にきれいなところが多いですね。

大理の宿 Sweet honey

僕はあんまりドミトリーが好きじゃないのでいつも個室に泊まりますが、古城エリアには他にも1泊1部屋1500円〜2500円クラスのホテルやゲストハウスがたくさんあります。

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大理古城とその周辺を散策してみた

到着した日の夕方〜夜と翌日の朝に大理古城の中とその周辺を散策してみました。
古城は碁盤の目のように東西と南北に通りが張り巡らされ、歩くのにとても分かりやすく道に迷うこともありません。
それほど広くもないので、少し頑張れば古城内を一回りすることもできます。

いくつか見所をご紹介していきまーす。

南北の城門

今は一部しか残っていないけど、かつては大理古城の周りに城壁が設置され、外部からの攻撃から住民を守る役目を果たしていました。
その城壁の東西南北にそれぞれ城楼が建てられ、古城のシンボルともなっています。
東西の門は最近になって復元されたものですが、南北の城門は建立当時の状態が残っており、大理観光の名所として知られています。
夜にはライトアップされ、観光客の格好の撮影スポットとなってました。

大理街歩き

▲夜、南の城門(南城楼)にて

大理街歩き

▲夜、北門にて。

大理街歩き

▲門の脇の階段を登り、上から風景を眺めることができます。

メインストリートは復興路と洋人街

南北の城門を結ぶ通りは復興路、そして大理古城のちょうど真ん中あたり、東西を横切る通りは洋人街と呼ばれています。

大理復興路

▲朝の復興路。土曜日だったためか中国人の旅行者でいっぱいでした。

大理洋人街

▲洋人街の真ん中あたりに建てられた牌坊。写真じゃ分かりづらいけど「洋人街」と書かれている。
かつてこの辺りに外国人の招待所があり、数多くの外国人(西洋人)が訪れ、外国人向けの商品や輸入品を扱う店が多かったたことからこの名前がついたとか。

これら二つのメインストリートには欧米風のレストランやカフェや銀細工、アクセサリーショップなど様々な特産品を扱う店が軒を連ね、一日中とても賑やかです。
中国人の旅行者はもちろん、欧米のバックパッカーもたまに見かけます。安宿もこの周辺に集中しているようです。
ショッピングするのもいいし、店を冷やかしながら歩くだけでも楽しめると思います。

大理街歩き

▲いくつかの料理屋がまとまったフードコートみたいなところ。

大理街歩き

▲幻想的な照明を展示しているところを散歩。インスタ映えバッチリ!

食事、カフェ、バー

中華料理はもちろん、ハンバーガーやステーキなんかを食べられる欧米風のレストラン、おいしいコーヒーを出すカフェなどがたくさんあり、食べるのには困りません。
ただし店によっては「没有(ないよー)」攻撃にあったりしますので、お目当ての店があっても期待しすぎない程度に入ってみるといいでしょう。
僕の場合、Tripadvisorで調べて行った2軒のレストランでなぜか入店拒否され(休業中だった?)、朝はコーヒー飲もうとカフェに入ったらコーヒーは「没有」と2軒連続で断られました(T_T)

大理街歩き

▲夜は結局普通のチャイニーズを頂きました。麻婆豆腐が激辛・シビレまくりで最高にうまかったです。

大理街歩き

▲大理特産のスナックを買ってみた。牛乳を固めたような?不思議な食感。ほんのり甘いけど硬くて独特な風味。正直あまり美味しくなかった。

夜になるとメインストリートを中心にライブバーがオープンします。
店内のステージや店頭などで1-2人のミュージシャンがギター片手に中国語の曲や聞き覚えのある洋楽を演奏。
この手のライブバーは1軒や2軒じゃなくて、歩いていると数限りなくありました。
演奏のクオリティはまずまずですが、たまにびっくりするくらい上手で英語の発音も完璧なミュージシャンがいたりします。
時間に余裕のある人、お酒が好きな人はこういうお店をはしごして大理の夜を過ごすのもまた一興ですね。

大理のミュージックバー

▲店内で演奏中。こういうミュージックバーがたくさんあった。

大理古城 楽器屋さん

▲太鼓やウクレレなんかを売る楽器屋さんの店頭でジャンベみたいな太鼓を叩くパフォーマンス。この手のお店も数多く見かけたが品揃えはだいたい同じ。

大理基督教会

中国の明の時代にポルトガルの宣教師たちが布教活動を始め、国内にキリスト教が普及するきっかけとなりました。
日本でも時代時代でキリスト教徒たちが迫害にあったりしましたが中国も同様。20世紀の中国共産党が政権を握った頃は宣教師、信者ともに弾圧された歴史があります。
大理のカトリック教会も当時破壊されて閉鎖され、文化大革命後の1985年に改築、再建されたようです。

大理のキリスト教会

▲礼拝堂の外観は中華とラテン様式の融合。By Deadkid dkOwn work, CC BY-SA 3.0, Link

大理のキリスト教会

▲教会の中で賛美歌の練習をしていたので、ちょっと(勝手に)参加させてもらいました。

散歩の間にちょっと一息がてら礼拝堂を訪れて深呼吸してみるのもいいかもしれませんね。

崇聖寺三塔周辺

大理のシンボルと呼ばれる崇聖寺(崇圣寺)三塔は北城門を出てしばらくまっすぐ歩き、途中で左に折れて大通りを渡った先にあります。
北城門からの距離は1.5kmほどなのでゆっくり歩いても20分くらいで着くかと思います。

崇聖寺の入場料は121元、日本円で2200円くらいですかね。結構高いです。
今回僕は時間が限られていたので入場は諦めましたが、入ってみると三塔を間近に観られるので、時間とお金に余裕がある場合はぜひ入ってみることをオススメします。

雲南省大理 街歩き

▲立派な崇聖寺の入口の門。

お寺の敷地内は崇聖寺三塔公園となっておりますが、その周辺を散歩してみるのもいいかもしれません。今回は観光エリアから少し離れた地元の人たちが生活している場所を散策してみました。

雲南省大理 街歩き

▲崇聖寺三塔公園の間にある小道を覆うように建てられた櫓。

雲南省大理 街歩き

▲崇聖寺の外からもちょっとだけ三塔が見えます。

▲お寺の周辺は大理石の加工場も多く、加工の様子を見学することもできます。

旅インフォ

目安としてこの記事における旅のデータとかかった金額を記載しておきます。

旅のデータ
エリア 大理(中国・雲南省)
同行者 なし(一人旅)
交通手段 地下鉄
宿泊 Sweet Honey Hostel(大理甜蜜蜜客栈)
ツインルーム 88元/1泊

















旅の費用(単位:元)
バス 昆明・西部バスターミナル→大理・下関 110
昼食 焼きそば、スープ 15
大理 路線バス 2
大理 宿(Sweet Honey Hostel)ツイン1泊 88
夕食 麻婆豆腐、草炒め、ご飯 37
牛乳のローカルスナック 4
朝食 肉まん、豆乳 4
おやつ マンゴー 10

中国で個人旅行をするとき、飛行機や列車のチケット、ホテルなどの予約などオンラインで行えるCtripがとても便利です。

中国では宿もオンラインで予約できます。宿の検索はBooking.comなどが非常に便利です。


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旅の動画

旅人目線で撮影した動画です。

中国-ベトナムの旅 04 昆明→大里 / Trip to China-Vietnam 04 / Kunming-Dali

▲昆明から大理へと移動、夜の大理古城を散策。

中国-ベトナムの旅 05 大里→麗江 / Trip to China-Vietnam 05 / Dali-Lijiang

▲朝の大理古城と崇聖寺三塔周辺を散策。大理から麗江へ移動、夜の麗江古城を散策。

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