【中国雲南省】昆明街歩きレポート。移動は地下鉄が便利!

昆明の町

雲南省の省都、昆明(Kunming:クンミン)は北緯24.5度くらいで緯度で見ると沖縄の宮古島と同じくらい。
1年を通して温暖ですが、市街地は標高1800メートルほどの高地なので真夏でも過ごしやすい気候です。別名が「春の都」「春城」なんて呼ばれるのもうなずけます。

今回僕は2017年10月下旬~11月上旬に訪れましたが、街を歩いてみた印象やオススメスポット、街歩きに役立つ情報などを紹介したいと思います。

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街を歩いた印象「とてもきれいで緑が多い」

中国って旅行する前はあんまり良いイメージを持ってなかったんですよね。
ニュースとかで報道される大気汚染や食べ物に対する不潔な扱い、爆買いで大騒ぎする中国人などがクローズアップされて、中国ってとんでもないところだなーという先入観がありました。
しかし実際に旅行してみると、多少なりともそういった負の部分はあるものの、それが全てではなく、むしろ自分的には好印象を持つ場面が多かったです。

特に昆明の街を歩いた時に、「中国って全然きれいだし、整ってるし、すごくいいところじゃん」と思い改める自分がいました。

昆明の空港から地下鉄6号線と3号線を乗り継いで東風広場(东风广场)駅で下車。昆明で予約した宿はこの駅から徒歩10分もかからない場所にあったのですが、駅から宿まで歩くだけでも昆明の街の良さを垣間見ることができました。

昆明街歩き

▲地下鉄の駅を出たところ。道端にシティサイクルがあって、地元の人は自由に利用することができる模様。

外へ出てみると、なんだかとても明るい。
雲に覆われていた重慶からやってきたので、余計にそう思ったのかもしれませんが、空は広く緑は多く、そして何より暖かい。

道にはゴミなど一つも落ちてないし隅々まで清掃が行き届いていました。

昆明街歩き

▲昆明の街の一角。広々して明るくて清潔感のある街並み。

観光地だからキレイなのでは?と思ったけど、だいたいどこを歩いてもキレイで、途上国によくある「ガタガタに壊れた歩道」とか「いつまでも直されない穴ぼこ」とかが見当たりませんでした。
昆明の街を少し歩いただけでも、中国って意外とちゃんとしてるんだなーという印象を受けたのでした。
ただ、喫煙マナーはどこに行っても最悪でした。中国の次なる改革はそこからですかね。日本もまだまだですが。

街歩きレポート。東風広場近辺のグルメ・ショッピングエリア

昆明ではこれといって用事もなく観光などもする予定がなかったのでブラブラ街歩きだけしてみました。

まずは、泊まっていた宿がある東風広場(东风广场)駅から地下鉄3号戦で隣の駅「五一路」駅へ移動。
この辺りは近代的なショッピングモールやスーパーマーケットが立ち並び、平日だったけど買い物客で賑わってました。

順城購物中心で雲南名物のにゅうめんを食べる

五一路駅から歩いてすぐの「順城購物中心(シュンチャン・ショッピングセンター)」というモールの中でランチしました。

昆明街歩き

▲順城購物中心の目の前にて。MUJIとかも入ってる新しいショッピングモール。

▲Google Map上には記載がないけど(2017年12月現在)东风西路の下に地下鉄3号線が走っており、順城購物中心のすぐ近くに五一路駅アリ。

このモールの中にある「馥御轩(Fu Yu Hsuan)」というお店で小籠包と昆明名物と言われる「米線(米线)」(ミーシェン)を食べました。
昆明名物というより雲南省各地で食べられるローカルフードとでも言いましょうか。さっぱりしてお腹にもやさしい味です。

米線

▲にゅうめんみたいな柔らかい米の麺にさっぱりした味のスープ。鶏肉と高菜が入っておいしかった。

金碧广场周辺を歩く。広々して散歩するにはいい

お腹が満たされたところでブラブラお散歩。
五一路から東風広場方面に歩いて戻ろうとしたけど、途中でお寺のような建物を見つけ、そっちの方に歩いてみました。

昆明街歩き

大通り「金碧路」を挟んだこのエリアは歩行者天国の歩道が広がっており、広々していて気楽に歩けます。

昆明街歩き

▲金碧広場(金碧广场)、英語に訳すとゴールデンスクエア? ちっちゃいニャンコがお出迎え。

昆明街歩き

▲よく整備されたショッピング街。ほんとどこに行ってもキレイで驚きました。

街中どこでも食事は楽しめる

昆明に限らず中国はどこでもそうですが、個人の路面店が多くあり朝昼晩の食事や軽食、おやつタイムなど困ることはあまりありません。
コンビニやスーパーだらけになってしまった日本では味わえない中国ローカルならではの楽しさがあると思いますので、中国に行ったら観光客目当てじゃなくて地元の人が行くようなお店も是非チャレンジしてほしいと思います。

昆明で朝ごはんを買う

▲朝の散歩がてら立ち寄ったファーストフード屋で揚げ肉まんと豆乳を買い、宿に戻って朝ごはん。

ローカルフードを楽しむコツと注意点

ガイドブックなどに載っていない現地のレストランや惣菜屋さんなど、たまに「ここはアタリだ!」というお店に遭遇したりもします。
人気のお店、流行ってそうなお店の見極め方はとても簡単。そのお店が賑わってるかどうか、客の入りや店内の活気をチェックするだけです。
外国人旅行客じゃなくて、地元の人でいっぱいのお店はだいたい流行っているお店で、メニューや味、値段なども納得の行く結果が得られやすいです。
反対に閑散としてて活気がないお店は地元の人も行きたがらないお店。経験上ハズレが多いです。

また、食事の時間帯を外していくとお店が営業終了時間になってしまい、入ることができないなんてこともあります。
特に夜の時間帯、繁華街じゃないエリアの個人店などは夜の8時とかに閉まってしまう店が多いです。日本のコンビニ感覚で9時10時とかに食べようとするとどこも閉まっていて結局食べ損ねたということにもなりかねないので、時間を外さないように注意したいところです。

昆明で夜ご飯

▲夜、時間帯が遅くて閉まってるお店が多い中、空いてたレストランで食事。メニューは「没有」(ないよー)の連続。ようやく注文できた食事もイマイチな味でした。人気店かどうかの見極めと入る時間帯に注意ですね。

東西南北どのバスターミナルにも地下鉄で行ける

大理・麗江・香格里拉方面に行く時に西部バスターミナル(西部汽车站)を利用したのですが、ここは地下鉄3号線の駅に隣接しておりとても便利です。
西部バスターミナルの他、昆明には北、南、東とそれぞれターミナルがありますが、いずれも地下鉄駅が隣接しています。

  • 東部バスターミナル
    地下鉄3号線、6号線「东部汽车站」
  • 西部バスターミナル
    地下鉄3号線「西部汽车站」
  • 南部バスターミナル
    地下鉄1号線「南部汽车站」
  • 北部バスターミナル
    地下鉄2号線の終点「北部汽车站」

現在各路線の延長工事が進行中とのことで2020年くらいにはかなり広範囲に地下鉄網が張り巡らされ、昆明の移動がさらに楽になるかと思います。

昆明地下鉄、2017年現在の路線図(カラー)と今後の完成予定図(グレー)
クリック/タップで別画面に拡大

▲source:bendibao.com

昆明駅からベトナム国境の河口へ

Ctripで予約した列車チケットを昆明駅で乗車券に引き換え、ベトナムへ向けて移動しました。
目的達成までいろいろ四苦八苦しました。

詳しくはこちらの記事をどうぞ。

旅インフォ

目安としてこのブログ記事における旅のデータとかかった金額を記載しておきます。

旅のデータ
エリア 昆明(中国・雲南省)
同行者 なし(一人旅)
交通手段 地下鉄
宿泊 Kunming Yuefeng Inn(昆明悦丰酒店)
スタンダード ダブルルーム 120元/1泊
旅の費用(単位:元)
地下鉄(昆明空港→東風広場) 5
昆明宿(昆明悦丰酒店)ダブルルーム1名1泊 120
地下鉄(東風広場→五一路) 2
昼食(小籠包 にゅうめん) 42
おやつ(チョコスナック) 1.5
夕食(辛いにゅうめん) 8.5
水(1.5l) 2.5
朝食(揚げ肉まん、ドロドロ豆乳) 8.5
地下鉄(東風広場→西部バスターミナル駅) 4

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中国では宿もオンラインで予約できます。宿の検索はBooking.comなどが非常に便利です。


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旅の動画

旅人目線で撮影した動画です。
昆明空港から市街地へ移動し、街歩きをする1日をまとめました。

中国-ベトナムの旅 03 昆明街歩き / Trip to China-Vietnam 03 / Kunming