【ベトナム北部】ラオカイからサパへの移動。SIMカード購入やバスの乗り方など
10日間ほどの中国雲南省の旅を終え、国境の町、河口からベトナムに入国。
ラオカイの町でベトナムのSIMカードをゲットし、その日のうちに北西にあるサパへ移動しました。
その時の様子をレポートしたいと思います。
中国を旅行した後にベトナムに入った時の印象
ベトナムに入国した途端「あぁ、ここはもう東南アジアなんだな」ということを実感しまくりでした。
中国国内とくらべて違うところはザッと以下のような感じでしょうか。
- 道が汚い、壊れている
- ゴミが落ちている
- なんだか暑い
- 英語が通じる率が高くなる
- 受動喫煙の量は減る
1と2に関しては中国がいかにきれいな町並みを保っているかっていうことが肌で感じられます。
歩道がボコボコであるきづらい、ゴミとかが落ちてて臭いっていうのは東南アジアではよく見られますが、中国ではほとんど見かけませんでしたね。
3の暑いってのは南に来たらか当たり前ですが、やっぱり町の雑然とした感じが暑さを助長させるのかも。
一方、英語をカタコトで理解する人の率が中国ではほとんどゼロだったのに対し、ベトナムに入ったら最低限の英単語くらいは理解する人が増えます。
中国では「Bus」「Ticket」「Train」などという超シンプルな単語さえ分かってもらえず、中国語を調べなくちゃいけないシチュエーションが結構ありました。
しかしベトナムでは最低限の英語教育はなされているようで、日本と同様に英語喋れない人も簡単な単語くらいは分かる印象です。
タバコは中国ではどこに行っても吸ってる人が多くてまいりましたが、ベトナムでは路上喫煙は普通にいるとは言え、中国ほどじゃない印象です。
お店の中とかも当たり前のように吸う中国に比べてベトナムはマナーをわきまえている感がありました。
※あくまで個人的な感想です。
ラオカイでプリペイドSIMカードを買う
ベトナムに入国してまずやることはSIMカードを買うこと!
旅先でもすっかりスマホ依存ですが、いい意味で依存して使いこなせば旅もより快適なものになります。
ラオカイではVIENTHONOAという携帯電話ショップでプリペードSIMを購入できます。
国境のイミグレーションからソンホン川沿いに歩き、橋を渡って二つ目の交差点右側に「Vienthong A」と書かれた黄色い建物があります。
▲ソンホン川を渡る橋。歩道なんてないっす。
▲橋を渡って二つ目の交差点の右脇にある黄色い建物。source:google map
▲国境イミグレから約1.2km、歩いて20分以内には着くかと思います。
▲店内に入ると笑顔でお出迎えしてくれました。好印象!
▲こちらのお姉さんにSIMカードのセッティングをしてもらいました。英語はあまり通じなかったけど、笑顔で丁寧な対応が◎。水も何度も出してくれたのがうれしかった^^
プリペイドSIMカードのプランはいろいろあるのですが、僕は1ヶ月間有効のデータ2.5GBのプランを購入しました。
値段は134,000ドン(約650円)。かなりお手頃かと思います。
もろもろ設定してもらって店を出てすぐに使ってみましたが、問題なくネット接続し、速度も申し分なく、電波も途切れたりせず安定しておりました。
ベトナム滞在は1週間以内だったので1ヶ月有効だともったいない気がしますが、値段を考えれば全然OKという気がします。
他にもお得なプランがいろいろありましたが、どれもかなり安い金額で購入できます。
ラオカイからサパへ行く方法
この日はラオカイには滞在せずこのままサパまで行くつもりだったので、サパ行きのミニバスが出るラオカイ駅まで歩いて行きました。
ソンホン川の橋のたもとから徒歩20分ちょっと。
川に沿うようにほぼ道なりにまっすぐ進めばたどり着きます。
▲のんびりペースで25分ほど。暑いので休憩しながら。
駅を背にして左手前にサパ行きのバス乗り場があります。
ラオカイ~サパ間は一日往復各15便、朝5時台から18時台まで30分~1時間おきに運行しています。
金額は往復ともに片道30,000ドン。(150円ほど)
▲バスのりばに掲げてある運行スケジュール。
バス乗り場の前に屋台があってコーヒーを飲みましたが、まんまとぼったくられました。
入国したてで通貨の感覚が分からず、うっかりコーヒー1杯に50,000ドン(約250円)も払っちゃいました。
▲中国ではぼったくられることがなかったのですが、ここはベトナムだということをうっかり忘れてました。
ミニバスは予定の時間ぴったりに出発。
バスに乗り込んだ後に運転手が料金を徴収しに来ます。
ラオカイ~サパの山道はクネクネ。バスは飛ばしまくり
距離的には35kmほど。約1時間の山道の旅です。
クネクネした道をガンガンに飛ばしていきますので、車酔いする人は注意が必要。
酔い止め薬飲むかサングラスしてじっと耐えましょう。
山道に入ると徐々に棚田などのどかな風景が目に飛び込んできます。
▲山岳民族の人たち。このバスは周辺住民の大事な足にもなってます。
サパのバス停留所に到着。ラオカイ行きのバスも同じ場所から出発
サパの町に入ると建物も多くなり賑やかになってきます。
バスは市街地の中心にある公園の脇に停車。
ラオカイへ戻る時もこの場所からミニバスに乗ることになります。
▲黄色いバスが目印。出発・到着時間も割りと正確なので安心です。
以上、ラオカイからサパへと行く方法をご紹介しました。
ミニバスとかよく分からんし怖い、という人はラオカイ駅周辺の旅行会社に頼んでタクシーをチャーターすると良いと思います。
旅インフォ
目安としてこの記事における旅のデータとかかった金額を記載しておきます。
旅行時期 | 2017年11月3日(金) |
---|---|
エリア | ラオカイ→サパ |
同行者 | なし(一人旅) |
交通手段 | 徒歩(ラオカイ)、ミニバス(ラオカイ→サパ) |
宿泊 | – |
プリペイドSIMカード(1 Month/2.5GB) | 134,000 |
---|---|
昼食 乗っけ盛り | 30,000 |
コーヒー | 50,000 |
ミニバス(ラオカイ→サパ) | 30,000 |
ベトナムを旅行する際、ホテルやゲストハウスを前もって予約しておくと宿探しの手間も省けて度の貴重な時間を有効に使えます。
Booking.comはかなり便利です!サパの宿もここで簡単に予約できました。
旅の動画
旅人目線で撮影した動画です。
中国-ベトナムの旅 11 中国・河口→ラオカイ-サパ / Trip to China-Vietnam 11 / Hekou-Lao Cai-Sapa
▲朝の河口、イミグレが開く時間。元からドンへ両替。中国出国→ベトナム入国。ラオカイからサパへ向けて移動。夜のサパを散策。
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かなり分かりやすい記事で、情報収集に役立てさせて頂きました。
お役に立ててうれしいです!