【ベトナム北部】色鮮やかなバックハーの日曜市!ラオカイからミニバスで個人で行く方法など

サパからミニバスでラオカイに戻り、その足で北東の山中にあるバックハーという町まで移動しました。
バックハーは毎週日曜日に周辺の部族の人たちが集まって市場が開かれるという場所。
日曜の午前中から昼過ぎに開かれる市場なので前日にバックハーに宿泊して翌朝市場見学、夕方には再びラオカイに戻るというプランを立てました。

それでは行ってみましょう!


スポンサーリンク


バックハー(Bắc Hà)は花モン族が多く住む村

バックハー(現地の発音は鼻にかかる様な声で「バッハー」)はベトナム東北部のラオカイ省にある農村。
ベトナム北部の少数民族、モン族には黒モン族や赤モン族など幾つかのグループに分けられるのですが、その中でもバックハーは「花モン族」と呼ばれる人たちが多く住む場所です。

部族によって女性の着る衣装が違うのですが、花モン族はピンク色を基調にした、その名の通りとても華やかな衣装をまとうことで有名です。

毎週日曜に開かれる市場がこの村の目玉

その花モン族の女性たちがバックハーの中心地に集まり、市場を開く日曜日がこの村最大の目玉と言っていいでしょう。
この日曜市(サンデーマーケット)を見るためにサパやラオカイなどからたくさんの外国人旅行者が訪れます。

ツアーで行くか自力で行くか

バックハーへ行くにはサパでツアーに申し込んで行く方法と、自分でミニバスを乗り継いで行く方法などがあります。

サパからツアーで行く場合

スーツケースや大きな荷物を持っている場合など自力で行くと結構大変です。
サパにあるホテルや旅行会社ではバックハー日曜市への1dayツアーを開催してますので、それを利用するのがオススメ。

ツアースケジュールはだいたいこんな感じです。

7:30~8:00 サパ出発
途中ラオカイのレストランに寄り大きな荷物を預ける
10:00~11:00 バックハー到着、市場を自由に見学
12:00~13:00 ランチ
13:00~14:00 バックハー出発
途中で花モン族の別の村に立ち寄る場合もある。
16:00~17:00 ラオカイ到着。荷物を受け取って解散

ランチ付きだったりバックハー以外の花モン族の村へ訪問するプランがあったりと、いろいろなツアーがあるみたいです。
詳しくは現地で確認を!

サパ~バックハーのツアー料金相場
350,000~400,000ドン(約1700~2000円)
ドル払いの場合は14ドル~

ミニバスを乗り継いで自力で行く場合

団体行動が苦手で荷物も少ないので、僕は自力で行くことにしました。

ラオカイ駅から正面にまっすぐ伸びる道を突き当たりまで進むとバスステーションがありますので、そこから乗ることができます。

ラオカイのバスステーション

当初バス乗り場をネットで調べて行こうとしたらなぜか全然見つけられず、ラオカイ駅から人に聞きながらようやくたどり着けました。
みんな知ってるのかな~?この場所・・・ガイドブックとかに載ってるのかな。

バスステーションにはあちこちの行き先が掲げられてましたが、その中でBac Haの文字を見つけ一安心。

ラオカイのバスステーション

▲窓口がたくさんあるけど・・・

しかし到着したのが遅い時間(17:00ちょっと前)だったので窓口には誰も人がおらず。
とりあえず待ってればなんとかなるかなーと思い、通りがかった売り子のおばちゃんからモチチキンバーガーを買ってぼーっとしてました。

ラオカイのバスステーション

▲蒸したチキンをモチに挟んで食べるストリートフード。うまい!そしてこのモチを買ったおばちゃんからにこの後助けられました。

おばちゃんに「バッハー」と何気なく伝えたら、いろいろとその辺の人たちに聞いてくれて、最終的にバックハーへ向かうミニバスに乗ることができました。
これ、たぶんおばちゃんに聞いてなかったら乗り場が分からずラオカイにやむなく一泊するところでした。
個人旅行ではこういう何気ない行動が次の目的地への足がかりになる場合があるので面白いです。

ラオカイのバスステーション

▲バックハー行きのミニバスへと導いてくれました。おばちゃん、ありがとう!

そんなわけで無事に17:00出発のミニバスに乗れたのですが、最初は数人しか乗ってなかったのにラオカイの町をあちこち移動して人や荷物を乗っけたり下ろしたり、一向にバックハーの方に進んでくれません。
地元の人の大切な足になってるようで、観光客向けじゃないってことは明らかです。

ラオカイ~バックハーのミニバスの料金
60,000ドン(約300円)
ぼったくられる場合があるので要注意。(僕は行きに100000ドン払っちゃいました–;)

ラオカイの街中を行ったり来たりすること約1時間!
ようやくバックハーへの山道を進みだしたましたが、その時車内は満席!まあ要領よく客を集めるもんですね。
そして曲がりくねった道路を猛スピードで突き進んでいくのでかなりスリリングです。
必然的に吐く人続出。車酔いする人は酔い止め薬必須です。他人がレロレロする音でもらいゲロしそうなのでイヤホンで音楽でも聞いているといいでしょう。

バックハーに到着した頃はすっかり夜。
宿泊する宿の前まで行ってもらえましたが、結局ミニバスに乗っていた時間は3時間くらいだったような・・・。
体力と時間に余裕がある人向けの方法です。

その他の方法 タクシーチャーター

ラオカイ駅前に幾つか旅行会社があり、そこでバックハーへのタクシーをチャーターするという方法もあります。
お財布に余裕のある人はミニバスよりこの方法がベターです。

ラオカイ駅前

▲ラオカイ駅を背にして左側に幾つか旅行会社の建物があります。

夕方など遅い時間には閉まってることがあるので、時間に余裕を持って申し込むと良いと思いまーす。

バックハーで泊まった宿

こちらのホテルで1泊しました。

Toan Thang Hotelバックハーのホテル

1泊12ドル(1300円ちょっと)で、村の中心部から近くて便利です。
少し古いホテルでしたがキレイに掃除されていてWIFIもバッチリ。宿の奥さんはまったく英語が喋れませんでした^^;

バックハーのサンデーマーケットに潜入!

日曜の朝8時。さっそくバックハーのサンデーマーケットに行ってみました!
市場が開かれるのは朝から昼過ぎがメインなので、できるだけ早い時間に足を運ぶといいと思います。

村の中心地にある広場から湖の方に歩いていくと人がワンサカいますので、そこがもう市場となっております。

すぐさま目に飛び込んできます。
色とりどりの民族衣装を来た女性たち。

バックハーのサンデーマーケット

▲青や緑や赤など、とにかく女性たちの衣装が色鮮やか!

バックハーのサンデーマーケット

▲所狭しと敷物を広げて野菜などを売っています。

バックハーのサンデーマーケット

▲こちらが花モン族の衣装かな?ピンク基調のストライプがおしゃれですね。

バックハーのサンデーマーケット

▲おばあちゃんですが衣装はとてもキュート!

バックハーのサンデーマーケット

バックハーのサンデーマーケット

▲彼女たちは青モン族かな?お気に入りの衣装がないか物色中。

バックハーのサンデーマーケット

▲青モン族のおばあちゃん。イヤリングが立派です。

バックハーのサンデーマーケット

▲子連れが多いですね。そういえば男たちはどこで何やってるんだ??

人の熱気に疲れたらクラフト売り場へ。
かわいらしい雑貨やアクセサリー、エスニック柄のカバンなどが並んでます。

バックハーのサンデーマーケット

バックハーのサンデーマーケット

バックハーのサンデーマーケット

▲ヘンプ(麻)織物の実演なんかもやってました。ベトナム雑貨好きな人はたまらないでしょうね~。

市場に隣接して食べ物を出す屋台が並んでおり、市場関係者や訪問客などでごった返しております。

バックハーのサンデーマーケット

▲ちょうど朝ごはんの時間でとても賑やかです。

朝のフォー

▲朝ごはんは市場の外で食べてきたのですが、せっかくなのでこの屋台でもフォーを食べてみました。

バックハーのサンデーマーケット

▲謎のスイーツがあったので食べてみた。化学薬品っぽい味がしました。子供たちが美味しそうに食べてたので大丈夫だと思うんですが・・・。

野菜や果物だけじゃなくて肉や魚も売られています。
かなり雑然としていて衛生状態が気になるところですが、庶民の胃袋を支える大事な立派な食材市場なんですね。
皮を剥がれた豚や鶏が丸ごと売られていたり、魚を豪快にナタでぶった切っていたり、普段見慣れぬ光景にたじろぎそうになります。
こういう場所に来ると「命」を頂いて僕らが生かされているということを改めて考えさせられます。

バックハーのサンデーマーケット

バックハーのサンデーマーケット

こういう現場を見てショックを受け、昔ベジタリアンになったこともありました。
しかし今は逆にこれら犠牲になった動物たちに申し訳ないと思い、感謝して食べるようになりました。
肉を食べるのも、忌避してベジタリアンになるのも、どちらにしても人間のエゴだよなーと思い至った次第です。

湖の方の高台に上ると、そこは家畜が売られるエリアでした。
別の場所で食材として並べられていた動物たちが、ここでは生身のまま。
手足を縛られて袋に入れられる豚の断末魔の叫び声がなんとも心苦しくもあります。
しかし人間が行きていくために必要なことなんです。

バックハーのサンデーマーケット

▲鶏をお買上げの女性。足を縛って動けないようにしている。

バックハーのサンデーマーケット

▲手足を縛られた豚が袋に入れられるところ。悲痛な叫び声が聞こえる。

バックハーのサンデーマーケット

▲子犬もなぜか売られている。これはペット用なのかな?まさか食べるようじゃないよね・・・。

さらに上へ上っていくと家畜用の水牛売り場へと出ます。
かなりビッグサイズな水牛がウロウロしてるので大迫力!

バックハーのサンデーマーケット

▲でもとってもおとなしいので近づいても安心^^

これ1頭いくらなのか聞いたら600万ドン(約3万円)だとか。
農家にとって水牛は大事な働き手。買い手はトラクターを買うくらいの感覚なのかもしれませんね。

こんな感じでバックハーのサンデーマーケットを一周りしてきました。
ここの市場に限らないことですが、実際に歩いてみると人間と動物たちの切っても切れない関係性をジワジワ感じることができます。
人間が生きることっていうのはどういうことか、匂い立つほどに感じることができます。
華やかな民族衣装を身にまとったモン族の女性たちを見るのが目的でしたが、結局こういう感想になっちゃいました。

バックハーはこの市場以外にこれと言って見どころはないのですが、市場の外には田舎の人々の暮らしがあります。
それほど大きな町じゃないので歩いて一周りすることもできますので、時間があったら散歩してみるといいかも。

バックハーの町

▲市場の外は静か~な普通の町、と言った感じでした。

旅インフォ

目安としてこの記事における旅のデータとかかった金額を記載しておきます。

旅のデータ
旅行時期 2017年11月4日(土)~5(日)
エリア ラオカイ、バックハー
同行者 なし(一人旅)
交通手段 ミニバス
宿泊 Toan Thang Hotel(バックハー) 1泊135000ドン(約660円)
旅の費用
項目 ベトナムドン 日本円換算
(2017年11月)
ミニバス サパ→ラオカイ  30,000 147
ストリートフード モチチキンバーガー 20,000 98
ミニバス ラオカイ→バックハー(ぼったくられた) 100,000 490
夕食 揚げ春巻き きのこ炒飯 水1.5l  130,000 637
朝食 野菜焼きそば  40,000 196
黒豆あんみつ 20,000 98
昼食 市場フォー 50,000 245
みかん(市場) 10,000 49
ミニバス バックハー→ラオカイ 60,000 294

旅の動画

旅人目線で撮影した動画です。

中国-ベトナムの旅 12 サパ周辺の村 バイク巡り / Trip to China-Vietnam 12 / Sapa-Lao Cai

▲サパでバイクを借りて周辺の村へツーリング。バイクを返却してバスでラオカイ、さらにミニバスに乗ってバックハー村へ。

中国-ベトナムの旅 13 バックハーの日曜市-ラオカイから夜行列車でハノイへ / Trip to China-Vietnam 13 / Bac Ha-Lao Cai-Hanoi

▲バックハーのサンデーマーケット散策。ミニバスでラオカイへ。ラオカイからハノイに向けて夜行列車に乗る。

スポンサーリンク