6年続けたベジタリアンをやめるにあたって考えたメリット&デメリット

2017年6月16日

僕は2008年5月くらいから2014年にかけて「肉は食べない」、いわゆるベジタリアン(菜食主義)を続けて来ました。
正確に言うと、魚介類は食べる「ペスカトリアン」という部類です。

なぜ菜食主義を始めようと思ったのか。
始めた当初のブログ記事にその経緯がつづられています。

もともとのきっかけは、ドカ食いした後の消化不良、体調不良が原因。
そこから自分の体や健康についてしっかりと見つめるようになり、結果行きついたのが「ベジ生活」だったということ。
ハチャメチャな20代から守りに入る30代の変化は、食の面でも当てはまるのかもしれませんね。

決心した日から本当に一切の肉類を口にしなくなり、我ながらよくやったなーと思います。

で、6年ほどベジ生活を続けて来ましたが、最近は少しお肉は頂くようになりました。
と言っても鶏肉を少々食べるくらいで、豚、牛は相変わらず食べる機会は少ないです。(でも徐々に食べるようにして行こうと思ってます。)

6年続けて来てメリットとデメリットも自分なりに見えてきたので、ここでまとめておこうかと思います。

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ベジ生活のメリット

健康面や心の持ちよう、食に対する考え方など、様々なメリットがありました。

1.内臓脂肪が減少し、体重も平均値に戻った

ベジを始める前は体重が肥満ゾーンに近づき、内臓脂肪がとにかくヤバかったんです。
だけど1年ほど菜食を続けたらこれが見事に解決。

2.風邪を一度もひいていない

ベジが原因か分からないけど、必ず冬になると引いていた風邪をひかなくなったのは事実。同時期に始めた玄米食のおかげもあるかと。

3.毎日快便・快腸

肉類を食べた翌日はニュルッとしてイマイチお通じが悪いけど、菜食を続けると、便がシュッと出る感じ。ほんとに「シュッ」という感じです。そして臭いが少ない。

4.あんまり怒らなくなった

これは年齢のせいもあるかと思うけど、「肉を食べない」→「動物に慈しみを持つ」→「地球にやさしくなる」という思考に行きつき、内面の変化を感じています。ちょっとしたことでいちいち腹を立てなくなる率は確実にUPしました。

5.いろんな菜食料理を味わうことができた

肉類や動物性の食材を一切使わずに作られる料理に出会えたのもベジ生活のおかげ。
世界を旅する時もこの辺りをテーマにするとおもしろいです。

クアラルンプールの素食屋台

▲肉を使わずこれだけの料理が作れるのかと、感銘を受けました。

世界のあちこちで様々なベジ料理を食べることができてほんとに幸せでした。
ベジタリアンじゃなかったらきっと目にもくれないようなレストランなども発見できたのはうれしかったなー。

6.メニューを選ぶとき楽

ファミレスとかに入ってメニューを選ぶとき、ベジな料理だけにしか目がいかないので、決めるのがいつも楽なんです。
まずハンバーグとかステーキとかのページは開かず、野菜を多く使った料理、あるいは魚料理のみが選択肢となります。
たまに行くデニーズではいつも翡翠麺や野菜のオーブン焼きばっかり頼んでました。

7.肉を使わないで作る料理のレパートリーが増えた

妻が料理作ってくれるので僕が言えたことじゃないけど、夫婦ともどもベジだったので、実に様々な素食を堪能してきました。
肉の代わりに豆腐や麩、豆類や穀物を使い、麻婆豆腐のひき肉の代わりはいつもタカキビ。それからインドネシアの発酵食品テンペを自家製で作ったり、工夫すればいくらでも肉の代わりになるなーと、いろいろ勉強になりました。

ベジ生活のデメリット

当然いいことばかりでもないのです。
デメリットと言えば外的要素がいろいろと絡んできます。

1.友人や家族とレストランなどに行く時、気を遣わせてしまう

友人宅の鍋会やパーティーなど、気を遣って肉を使わない料理を用意してくれたりと、いろいろ面倒くさい思いをさせてしまったんじゃないかなー。
ベジな友達=面倒くさい友達、と言ったら言いすぎかもしれないけど、そういう傾向はあると思います。

2.日本ではまだまだベジ志向が薄い

ベジタリアン向けのお店がまだまだ少ないし、あったとしても気取ったお店が多い気がします。おいしいベジ料理もおしゃれな盛り付けだけど量が少なかったりすると残念でした。

3.肉断ちはしたものの、やっぱりうまそうな料理には引かれた

だって人間だもの。グルメに対する欲求は消えるものじゃない。それでも「自分はベジだから。」と言い聞かせ耐えていたこともありました。でもそれって精神衛生上良くないだよね~。

4.肉を残すことに対する罪悪感があった

肉入りの料理は最初に「肉抜きで!」とお願いしていたんですが、それが出来なかった場合、肉だけをキレイに取り除いて食べずにいました。
初期のストイックなベジタリアンだった頃、友人の結婚式でメロンの上に生ハムが乗っかって出てきたのでメロンだけ食べればいいのに、「生ハムがくっついて肉の味がする」とか言って全部残しちゃったのは、今考えても良くない行為だと思いました。

5.どうしても栄養的にバランスが取れないことがある

肉類の代わりのたんぱく質となるものと言えば、大豆などの豆類、そして魚介類あるいは乳製品。
だけどいつもこれらがバランスよく取れるかと言えばそうとも言えず、野菜とご飯やイモ類などの炭水化物を食べてごまかしていました。
当然そういう食事が続いてしまうと栄養のバランスが崩れ、健康にも良くありません。
ベジ生活は肉の代わりとなる栄養をしっかりとらないと行けないので、それができないと大きなデメリットになります。

6.野菜や玄米などの農薬が心配

食事の野菜比率が高まるにつれ、心配なのは残留農薬そして2011年からは放射能。
パーフェクトフードと言われる玄米も「ぬか」の部分に多く農薬が残留するため、頻繁に食べる場合は慎重に洗い落とさないといけません。

こんな農薬洗浄剤を使ったり、もしくは低農薬か無農薬玄米をネットで買ったりしてたけど、やっぱり高いんですよね~

ちなみにうちでよく買っているのは北海道のホワイトライス。
ちゃんと放射能測定を行い、安全を買うことができます。でも無農薬ではなく基準の半分の農薬使用とのこと。

例えば完全無農薬で有機栽培の玄米を買おうとすると5kgで4~5千円しちゃうことがあるので、経済的にとても続けられません。

まとめの一言

日本でもより一層ベジ志向が浸透し、食に対する考え方も変わればもう少し楽しくベジ生活を続けられたことでしょう。
だけどデメリットな部分を見てしまうと、今後無理してでも続ける意味はあるのかなーと思い、去年ごろからなんとなく「脱ベジ生活」を行うようになりました。

要はバランス
今後も基本はベジタリアンだけど、食べたい時はお肉を食べる、半ベジでやっていこうと思うに至りました。
自分の心と体と相談しながら無理のないベジライフを送って行きたいと思います。

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