自分の中の「窓」を開けておけば良い風が吹き込んでくるかもしれない
9月下旬ごろの話になりますが、カンボジアに1週間ほど行ってきました。(サムネイルはまったく関係ないですがタイ・バンコクの路線バスw)
今回は旅行というわけじゃなくて仕事のお手伝いという名目でしたが、結果的に旅行もできて充実した1週間となりました。
WEB仕事関連の取引先からの依頼だったのですが、現地での仕事内容は「あるセレモニー会場で写真や動画を撮る」というもの。現地での人出が足りずに急遽部外者である僕に話が舞い込んできたという次第です。
現地での仕事を実際やってみて大変は大変だったけどやりがいのある楽しいミッションでした。もちろんその後の旅行も良いリフレッシュになり充実した滞在となりました。
こんな展開になったのも日頃からの身軽で柔軟かつ臨機応変な仕事っぷりが評価されたからなのかも、と勝手に判断してます。
普段から「こういう人間だ」というのをアピールしておくと良い
僕はフリーランスのWEBデザイナーとしてその取引先からもいくつか仕事を頂いていたのですが、割と困難な注文も厳しい納期も「あ、いいっすよ」という感じでサラリと受けてました。そんな「フットワークの軽さ」が気に入られたのかどうなのか、継続して仕事を頂きつつ今回の話が降って湧いて来ました。
それから僕が旅好きであちこち行っては写真や動画をブログやSNSにアップしたりしてるのをその取引先の人たちも知っていたので、それもポイントになったのかな。
ちょっと昔、公私混同するのは良くないと思ってた時期があり、仕事の関係者にはプライベートのことは切り分けて話さないようにしてました。
だけど今は「別にいいんじゃな〜い」という感じで公私の境目もいい意味で曖昧にしてます。
プライベートのことを一切明かさなかったとしたらクライアントにとっては「ただの小回りのきくWEBデザイナー」にしか映らなかったことでしょう。
だけど今では「WEBデザイナー」の他に「臨機応変」「旅好き」「海外によく行く」「写真や動画をよくアップしている」(ついでに「バンド活動で忙しい」)など、僕のキャラクターが仕事先の人にも多少なりとも認知された状態。それが今回の海外出張という意外なミッションに発展したんじゃないかな、と自己解釈しています。
▲意外な展開でカンボジア旅行にありつけた。
どんな仕事に従事しているにしろ、自分がどういう人間か日頃からオープンにしておいて損はないでしょう。
ひょんなことから面白い展開になるってこともありえますので、自分のキャラを隠さずに明かしておいてよかったなと思います。
見知らぬ人にも自分の情熱ポイントを語っておくと魅力度がアップするかも
先日、大学のOB会で演奏を頼まれて、ついでに飲み会も参加することになりました。
卒業大学のOB会だけど、他県の支部なので参加者はみんな知らない人ばかり。共通する話題は同じ大学を卒業したっていうくらいで、他に共通する話題がないんですよね。正直こういう場所は超苦手。
案の定、周りを年配のOBの方に囲まれて聞こえてくる会話はどこぞの会社に入って何をやっているとかの話題。
大学の某OB会で演奏頼まれついでに飲みも参加。ああいう場所で必ず話題になるのがどこどこの会社で何をやってる〜などの話。年配の方が多い集まりは特に。
そういうのが超苦手。何も生み出さない話題じゃないですか?— LUIS (@luis_skk) 2018年10月27日
会社でどんな仕事してるとか、結局雇われの立場であって、どうしても受身的な発言にしか聞こえないのですよね。
なので「へ〜、そなんですか。」で会話が終わってしまう・・・。
▲知らない人に囲まれて興味のない話を聞かされるのが超苦手。
一方参加者の中にこういう人もいました。
でも趣味でバイク乗ってて北海道一周したという人がいたけど、そういう話題は楽しい。結局肩書きがどうのより今何を楽しんで情熱傾けてるかという話は人を惹きつける。
アメリカで企業したって人の話もいたけどその人に魅力を感じた。— LUIS (@luis_skk) 2018年10月27日
どんな大企業に属していようが、どんな役職についていようが、所詮は赤の他人。そこには何の興味もわかない。
だけどその人がめっちゃ楽しんで何かに取り組んでるという話を聞くと一気に見方が変わります。
「会社の一従業員」という情報だけだったら特に興味もわかないけど、「バイクが好きな人」というキャラ設定が加わったら興味のベクトルが変わって断然魅力度もアップ。
他人の意識をこちらに向けさせるという意味でも自分の情熱ポイントを語っておくのは有効なことだと思いました。
好きでやっていることはオープンにして、利用できるものは利用するスタンス
公私の「公」のコネクションを通じて「私」の活動の幅が広がることもよくあります。例えば僕のやっているバンド活動。
バンドのメンバーはサラリーマンが多いのですが、みんな音楽活動のことは包み隠さずオープンにやってます。
うちのボーカルなんか普段はしがないサラリーマンなんですが(笑)、ライブではビシッとキメますからね。そのギャップが面白い。彼も職場では「歌うサラリーマン」として名が通っているようです。
「公」の中で「私」で取り組んでいる活動についてオープンにしていると、いろいろとメリットがあります。
自分の会社や取引先の会社のイベントで演奏する機会を得たり、職場の仲間をライブに連れて来てくれたり・・・今までどれほど彼らのコネクションに助けられたことか。
▲メンバーの仕事関係のツテで決まった演奏依頼の様子。今まで様々なコネで依頼を受けて来た。
好きでやっていることは恥ずかしがらずオープンにしておき、利用できるものは何でも利用しちゃうというスタンスが割と功を奏しているんじゃないかと思います。
今回のケセラセラ 「窓は開けておけ」
カンボジア出張のことを書こうとしたら、いつの間にか「自分キャラOPEN」「情熱ポイント解放」についての話になっちゃいました。
誰もがスマホを持ちSNSで簡単に繋がることのできる今の時代、自分の活動を隠してもしょうがないですよね。むしろ隠すのはもったいない。
自分の中の「窓」を大きく開いておけば、暴風が吹き荒れるかもしれない、しかし良い感じの風も吹き込んでくるかもしれない。
窓を締め切ってたら何も入ってこない。無風にもほどがある。
そういうことなのかなー。
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