【台湾南部】墾丁1日滞在!免許不要の電動バイクで最南端岬めぐり&夜市で台湾グルメ
台湾南部の旅の拠点、高雄からバスでさらに南へ2時間ちょっと。
南国ビーチリゾートの風情漂う墾丁(Kěndīng)の街に1泊2日で行ってきました!
たった1日だけの滞在だったけどなかなか充実できました。今回は1日で楽しむ墾丁の魅力をお伝えします。
(訪問時期:2019年3月中旬)
高雄から墾丁へ行くにはバスが最適
台湾南部の主要都市、高雄から墾丁に行く移動手段はいくつかありますが、バス(墾丁エクスプレス)を利用すると楽だし便利です。
バス乗り場やチケット購入方法、時刻表などについてはこちらの記事をご参考ください!
墾丁に泊まるのはどこがいい?
墾丁滞在でおすすめなのは繁華街(墾丁大街)かビーチが広がる南湾、ビーチエリアより少し北にある恒春などが挙げられます。
旅の目的によって滞在したいエリアも変わってきますが、南国ならではの海辺の雰囲気と台湾らしい賑やかな町の雰囲気を楽しみたいのであれば墾丁大街がオススメです!
数多くのレストランやホテル・民宿などが立ち並び、とても便利。夜はナイトマーケット(墾丁夜市)が出現し、歩くだけでも楽しいエリアです。
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免許不要の電動スクーターを借りよう
墾丁ではレンタルバイク屋さん(出租)がたくさんあって、周辺エリアを効率よく回るのにバイクやスクーターを借りると便利です。
通常のガソリンバイクは日本と同じで運転免許証が必要。台湾の場合は中国語翻訳文を提示することで運転が可能です。
遠出する予定だったり、スピード出して爽快に走りたい、なんていう人は免許+翻訳文でガソリンバイクのレンタルがおすすめ。
しかし免許持ってない、翻訳文ナニソレ?、ちょっと近場を気楽に回りたい・・・っていう人は免許不要で借りられる電動スクーターで全然OKかと思います。
僕は宿泊していたホテルのすぐ近くにあったレンタル屋さんで電動スクーターを借りてみました。
カフェみたいな軒先にスクーターが並べてあって、「コレお願いします」みたいなジェスチャーですぐに対応してくれました。
▲何かあった時のためにレンタル屋さんの電話番号などを写メするなどして控えておきましょう。
4時間レンタル 300〜400元
1日レンタル600〜800元
デポジットとしてパスポートを預ける必要あり
電動スクーターはシート下のスペースに予備バッテリー含め2台が搭載されており、一つで50kmほど走れるそうです。
万が一最初のバッテリーが切れた場合の交換方法も教えてもらいましたが、スイッチをOFFにしてケーブルを繋ぎかえるだけなのでとても簡単。
結局今回はそんなに距離を走らなかったので予備は使いませんでしたが。
電動スクーターで巡る台湾最南端
4時間のレンタルでどれだけ周れるのか…。
実際に訪れてみた周辺の見所スポットをご紹介します!
帆船石
墾丁大街から南東へ少し走ると解放的な砂浜があります。
船帆石小沙灘と呼ばれるこの海岸から「帆船石」が見えまして、観光スポットになっています。
▲その名の通り帆船のような形をした大きな岩が見えて近くで見るとインスタ映えしますね。
僕が訪れたのは3月中旬だったのでまだ泳ぐには寒い季節でしたが、夏には海水浴客で賑わう場所みたいです。
鵝鑾鼻〜最南端の岬
帆船石からさらに南下すること10分ほど。
いよいよ台湾の最南端の岬へ。
自分、「最◯端」とか好きで、世界のあちこちでエッジの効いた場所に赴きました。台湾でもそういう場所に行くことができて幸せです。
最南端の岬「鵝鑾鼻(ガランピ / É luán bí)」ガチョウの鼻っていう意味らしいですが、端っこまで行くには途中でスクーターを駐車して行かなくてはいけません。
▲鵝鑾鼻のパーキング。駐車料金:バイク、スクーターは20元
最南端へ続く遊歩道の手前に駐車場があり、そこに駐車し、歩いて行きます。
▲ところどころにこのような案内表示があるので迷うことはない。
案内板に沿ってテクテク歩いて行きます。
南国ジャングル風の雑木林の中、ちょっとしたハイキング気分です。
▲車両進入禁止ゾーン。ここから歩いて最南端へ。ちなみにこの場所までバイクで来てここに駐めてから歩くことも可能。
15分ほど歩くと、道が開けてついに最南端のウッドデッキへ到達。
モニュメントがあるほかは本当に何もないのですが、広々として開放的な気分を味わえます。
▲この先には以前に訪れたフィリピンのルソン島があるんだなーと思ってみたり。フィリピン見えるかなーと思ったけど500km先の彼方、見えるはずがない。
龍磐公園〜風吹砂間にある「誰もいない場所」
海が一望できる広々した人気のない場所を求めて、最南端の鵝鑾鼻岬から台湾東部海岸の方へ少し北上してみます。
トラベルギターを持って行ったので、誰にも邪魔されずに「ヒトリートライブ:一人演奏」を楽しみたいなと思って(笑)
鵝鑾鼻パーキングから電動スクーターで10分ほど北上したところは龍磐公園と呼ばれ、広範囲の海沿いネイチャーエリアとなっています。
絶景ポイントには駐車場が整備されており、雄大な景色を楽しむことができる場所として観光客も多く訪れます。
僕は夕方に訪れたので人はまばらでしたが、ギターをのんびり弾けるような場所を探すのも大変そうだったので、とりあえずここはパス。
この龍磐公園内のもうちょっと北上したところに「風吹砂」という展望スポットがあるので、そこを目指して進んで行きます。
するとふとメインロードからそれる小道を発見!特に立入制限されている様子はなかったので、なんとなく導かれるままにバイクを走らせて行ってみました。
未舗装の若干ダートロードですが電動スクーターでも難なく進める小道を数分走ってみると、誰もいない「海の見えるいい感じの丘」に到達。
ここでスクーターを駐めてギターを取り出し、小一時間のんびりしちゃいました。
畑などの農地というわけでもなく、本当に自然に溶け込んだすてきな場所でした。お弁当持ってピクニック気分で訪れてもいいかもしれません。
小道のある場所はここらへん。
その時の様子。
水蛙窟
メインロードを挟んで反対側に「水蛙窟」と呼ばれるエコツーリズムを体験できる自然公園があります。
道沿いに広がる広大な牧草地は、まるでどこかヨーロッパの田舎の風景みたい。
帰り際に風景に惹かれて立ち寄りましたが、日の入り後だったのであんまりゆっくりできず。
天気の良い日中ならもっと雄大な景色が楽しめるかと思います。
▲台湾人の格好のフォトスポットとしても人気の場所です。
風吹砂
龍磐公園の絶景スポットの一つ。
崖の上から眺める海岸がなんとも壮大。時間が遅くて天気もイマイチだったのが残念でしたが、写真を撮ったり、崖の上から自撮り棒でGoPro撮影したり、一人でも楽しめますw
ここはその名の通り海からの風が吹きすさぶ場所で、空気もひんやり。3月の夕暮れ時でしたが結構寒かったです。
夜は墾丁大街で開かれる「墾丁夜市」で魚介類やスイーツを堪能!
電動スクーターで周辺を一巡りし、戻ってきた頃は夜。
無事にスクーターを返却し、夜市の屋台が立ち並ぶメインストリートを散策。墾丁の夜のお楽しみです^^
台湾の他の町にもある夜市と雰囲気は似ていますが、南部の海沿いの町とのことで魚介類や南国フルーツジュースなどを売る店も多く、この土地ならではの魅力もあります。
▲いけすの新鮮なエビをその場で調理してくれる店もいくつか。
▲いけすから取り出してそのまま串刺し!
店が出始めるのは17時すぎ頃
賑やかな時間帯はだいたい19時過ぎ〜
深夜まで人が絶えない楽しい夜市です!
屋台の食事もいいのですが、道の両脇にはいろいろと食事ができる店が揃っております。
僕は結局普通の中華料理風のお店へ。
▲イカフライの野菜炒め、美味しかったです!
▲シメは屋台のタピオカスイーツ!ミルクコーヒー味で最高のフィニッシュでした♪♪
墾丁のオススメ朝ごはん「墾丁活力早午餐」
たった1日だけの墾丁滞在でしたが、かなり満足!
夜は宿でゆっくり休んで、翌朝早くも墾丁を後にします。
その前にまずは朝ごはん!ということでブラブラ墾丁大街を歩いていると良さげな朝食屋さんを発見。
その名も「墾丁活力早午餐」。元気が出そうなネーミング!
▲朝の6時から営業しています。
MAP
店内に入ると写真付きの大きくて見やすいメニュー表が掲げてあり、言葉がわからなくてもなんとなく写真で判断できます。
▲肉粥を注文。中にピータンが入っていて美味しい!(55元)
墾丁に行かれる方はぜひお試しを!
Luis Travel Vlog(YouTube旅動画)
高雄で朝ごはん〜墾丁へバス移動、電動バイクを借りて周辺巡り。夜は墾丁夜市散策。
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