【台湾南部】高雄から台湾入国。現地通貨への両替、SIMカードの購入、市内中心部への行き方

高雄国際空港

2019年3月中旬に台湾南部をちょこっと旅行してきましたので、旅の情報などをお伝えします!
今回は高雄から入国して空港でやるべきこと(両替・SIMカード購入)や、市内中心部へ行く方法など。

では行ってみましょう!!

※ 2019年3月中旬の情報ですので変更になる可能性もあります。
Sponcered Link

LCCタイガーエアで台湾南部へ

タイガーエア台湾がセールを行っており、うっかりポチッてしまい今回の旅が始まりました。
日本からアジア近辺へのフライトで、安く済ませたい場合はLCC(格安航空会社)が絶対お勧めです。

こちらの記事にも書きましたが

LCCjpさんのサイトなどでセール情報などを常日頃からチェックしておくと、希望に合ったフライトを見つけることができます。
金銭的・時間的タイミングが合致したところでサクッと行っちゃいましょう。

今回はLCCjpさんから「タイガーエア台湾」のセール情報をキャッチし、タイガーエア台湾のオフィシャルサイトからオンラインでチケット購入しました。

成田から台湾南部の高雄(Kaohsiung)への往復のEチケットはメールで受信。ただし空港のチェックインの際は印刷して持って行く必要はありませんパスポートのみで大丈夫です。

ちなみに今回の成田〜高雄のフライトの金額は、税金など諸経費込みで往復合計27000円ほどでした。

高雄国際空港で両替する方法

現地に到着したらまずは台湾の通過、元 に両替です。
入国審査を済ませ、預け荷物受取所から到着ロビーに出る前にいくつか、到着ロビーにもいくつかの台湾銀行があり、両替が可能です。

高雄国際空港
1階施設
● バス総合サービスカウンター(出口に向かって左手)
●コンビニ・銀行(出口に向かって左手のトイレ付近)
● 移民署カウンター・銀行・労工委員会外国籍労働者サービスステーション(出口に向かって右手)
● ATM・免税店サービスカウンター・銀行(入国ロビーに向かって両側)
● 手荷物預かりサービス・観光局旅行サービスセンター(入国ロビーに向かって右手)
入国ロビーを通過すると税関です。税関を超えると航空サービスカウンターがあります。

2階施設
●免税店
●移民署カウンター(免税店を通過)
●証書検査カウンター(移民署カウンター前)
●手荷物預かり所(証書検査カウンター左手)
●検疫カウンター(証書検査カウンター右手)

●乗用車駐車場(出口前方)
●バス駐車場・MRT駅・客運バス・レンタカーセンター(出口右側)

高雄國際航空站 Kaohsiung International Airport WEBサイトより引用

さしあたって必要な1万円〜1.5万だけを元に両替し、旅行中に足りなくなったら銀行で両替やATMで現金引き出しを行えば良いと思います。

*台湾の通貨の呼び名は「元」の他にいろいろありまして、台湾ドル(TWD)、ニュー台湾ドル(NTDもしくはNT)、圓(ユェン)などが一般的に使われています。
当ブログでは「元」を使うことにします。

街中で両替する場合も「台湾銀行」がおすすめ

空港に数店舗入っている台湾銀行は台湾全土に支店があり、外国人も安心して利用することができます。

空港では外国人旅行者が多いため、スタッフも慣れた感じでサクサク手続きしてくれますが、街中の銀行ではややお役所的なノリで、手続きに時間がかかる場合があります。利用者が列をなしている場合になどは長時間待たされることもあります。

僕は高雄の新幹線駅でもある左營駅近くの台湾銀行で両替をしたのですが、30分以上かかりました。窓口で係員が書類を作成したりパスポートのコピーをとったりなどいろいろ手続きがあるようです。
手数料がかかっても時間を無駄にしたくない場合は空港で必要分両替してしまうか、ATMで引き落とすのがいいのかなと思いました。

ATMでキャッシングする場合

空港や街中の銀行などに備え付けのATMでも現金引き出しが可能です。
「PLUS」や「Cirrus」など国際ATMネットワーク対応のキャッシュカード、クレジットカードでキャッシングできます。
ATM手数料がかかる場合もありますが、レートが銀行などの両替所より良い場合が多く、結果的にかなりお得になる場合があります。
手数料無料のATMを使えば銀行で両替するより断然おトクかもしれません。

台湾での海外キャッシングの際に、現地で掛かるATM手数料と利便性の一覧は下記の通りです。

銀行名 利用料 利便性
台湾銀行 無料
国泰世華銀行 無料
台新銀行 無料
兆豊銀行 無料
華南銀行 無料
中国信託銀行 100元 ×

▲「台湾での海外キャッシングの現地ATM手数料を比較!お得な銀行は?」より引用。

僕はセブンイレブンに設置されていた中国信託銀行のATMを利用しましたが、上記の表を見ると手数料で100元もかかってたんですね。
というわけで、少しでもコストを抑えたい場合は手数料無料のATMが断然オススメです!

高雄国際空港でSIMカードを買う

空港到着ロビーに出ると正面左側にプリペイドSIMカードを販売するショップがあります。
中華電信というキャリアのSIMカードをここで買うことができます。

「中華電信」プリペイドSIMカードのプランと料金

データ通信(使い放題)の有効日数と料金は以下のようになっています。(2019年3月時点)
高雄 中華電信SIMカード

  • 3日(+100元分の通話) 300元
  • 5日(+50元分の通話) 300元
  • 7日(+150元分の通話) 500元
  • 10日(+100元分の通話) 500元
  • 15日(+100元分の通話) 700元
  • 7日(+350元分の通話) 700元
  • 10日(+400元分の通話) 800元
  • 30日(+430元分の通話) 1000元

柔軟かつ明確で非常にわかりやすいですね。
何と言っても4Gのデータ通信が使い放題というところがビックリです。

僕は1週間弱の滞在で、通話などはほとんどしないので迷わず7日500元のプランを選びました。

実際旅行中にネットを頻繁に活用しましたが、高雄や台南、屏東などの都市部はもちろん、墾丁や霧台などの田舎でも途切れることなくネットが使え、速度もほぼストレスないレベルで使えました。

高雄空港でのSIMカードの買い方

中華電信のショップカウンターでスタッフに希望プランを伝え、パスポートとスマホを手渡します。
書類を渡されますので、指定された箇所に記入し(簡単な署名など)、あとはプランに該当する金額を支払うだけです。
混雑している時は分かりませんが、基本的にスタッフさんが設定などすべてやってくれます。

元々スマホに入っていた日本のSIMカードを渡されますので、カウンターの上に置いてある小さなジップ袋に入れて保管しておきましょう。

2分ほどで設定が終わり、台湾での電話番号が書かれた紙ケースとともにスマホが渡され万事終了。
すぐに「中華電信」の電波をキャッチし、しばらくすると4G回線も使えるようになりました。

▲高雄空港で中華電信のプリペイドSIMカードを購入する時の様子。

台湾に限らず、世界の国々では外国人用のプリペイドSIMカードが簡単に利用できる場合が多いです。
日本と同じような感覚でネットを使うことができるので、快適な旅をするのに今やSIMフリースマホは必須と言ってもいいかもしれません。

高雄国際空港から市内中心部へ行く方法

空港から高雄中心部に向けてメトロ(捷運:MRT)が走っておりますので、それに乗って行くのがベストな方法です。

高雄MRT MAP

▲高雄のMRTと鉄道の路線MAP。クリックして拡大(source:高雄捷運.png – Wikimedia Commons

南北に走る紅線(Red Line)東西に走る橘線(Orange Line)、さらには最近運行を開始した環状軽軌(ライトレール:LRT)は高雄の街をぐるりと一周する便利な路線。
料金も高雄市内の移動には本当に便利です。
今後LRTの黄線(Yellow Line)など複数の路線も追加計画中とのことで、住民にとっても旅行者にとってもますます便利になっていくみたいですね。

さて、空港の話に戻ります。
「高雄國際機場站」(高雄国際空港駅)は空港の到着ロビーを出て左側に進むと通路があります。
捷運站(Jié yùn zhàn:MRT station)の表示を目印に進みます。

高雄国際空港

一旦外に出て100mほど歩くとMRTの駅入口があります。

高雄国際空港

高雄国際空港

切符(トークン)の買い方

高雄MRTの切符はトークンというプラスチックのコインみたいなものを使います。
改札口の近くにトークンの自動販売機がありますので、行き先の駅までの金額を確認し、購入します。
最初に言語が選べる画面があるので、日本語にしておくとわかりやすいです。

▲高雄国際空港駅のトークン自動販売機で購入した時の映像。

実際にMRTに乗った感想としては「日本とほとんど同じ」という感じで、海外の列車にありがちな「よくわからん」という状況にはならず、ストレスなく乗車できるかと思います。

高雄MRT駅

▲高雄捷運(高雄MRT)が日本のちびまる子ちゃんとコラボイベントを開催していたようで、一部の駅ではちびまる子のキャラクターでいっぱいでした!

今回のケセラセラ

台湾南部の拠点となる高雄。
空の玄関でもある空港では入国審査、外貨両替、SIMカード購入、市内への移動がとてもスムーズでした!ストレスなく旅の出発を迎えられるのは旅行者にとってもうれしいことですね。
これだけでも台湾って旅行者にやさしく素敵な国と思っちゃいますが、実際南部を旅行をしてみて台湾がますます好きになりました!