【台湾南部】ノスタルジック写真映えストリート!台南のレトロ感漂う神農老街へ
台湾南部の主要都市、台南。旅行者が訪れるスポットはいくつかありますが、街の中心地にあり人気のスポットとして有名な「神農老街(シェンノン・ラオチエ)」。
100年以上もの昔、清朝や日本統治時代に建てられた建物が残る歴史地区ですが、古民家をリノベしたカフェや雑貨店の佇まいがなんとも味わい深い。250メートルほどの短いストリートですが、写真映えする風景が盛りだくさん!
今回はノスタルジックな魅力溢れる神農老街についておすすめの場所などをお伝えします!
(当記事は2019年3月の情報です。)
神農老街はこんな場所
新しく整備された二車線の道路「海安路」から三協境全台開基藥王廟(台南薬王廟)を結ぶ250メートルほどの狭い路地が「神農老街」(またはシンプルに「神農街」)です。
海安路から見た神農老街への入口
老街(ラオチエ)とは100年以上前の清朝や日本統治時代に作られた古い街並みが残る地区を差しますが、とりわけ神農老街に建つ建物は保存状態も良く、街の雰囲気も当時のまま。そこに新しいカフェや雑貨店、ゲストハウスなどが街並みを壊すことなく軒を連ねています。
古びた趣の中におしゃれな新しさが混在し、そこが人気の理由なんでしょうね。多くの観光客の注目するエリアとなっています。
神農老街の位置とオススメカフェをポイントしたMAP
静かで人通りも少ない昼間、ライトアップされ幻想的な夜
僕が神農街に訪れたのは午後3時くらいから夕方にかけての時間帯でした。
人気スポットなのでさぞかし人通りも多いのかとおもいきや意外とそうではなく、落ち着いてゆっくり歩けるほど人影もまばらでした。(平日だったためでしょうか。土日など祝日はもっと多いかも)
立ち並ぶお店や民家はどれもいい意味で古めかしく、なんともいえない味があります。レトロやアンティークが好きな人はたまらない場所だと思います。
提灯がちょっとわざとらしい感じもしましたが、夜になると街灯や提灯に明かりが灯されとても幻想的な雰囲気を演出してくれます。
▲photo by Extremes Tim
▲photo credit: kaz* 台南 神農街 via photopin (license)
▲photo credit: kaz* 台南 神農街 via photopin (license)
神農老街への行き方
台南駅(台南火車站)から神農老街へは距離にして約2kmほど。歩けば30分くらいですが荷物がある場合はタクシーか路線バスをオススメします。
タクシーで行く場合
自分で移動が面倒なら駅前のタクシー乗り場から約5〜10分ほどで神農老街へ到着します。
路線バスで行く場合
台南駅の目の前にあるロータリーからいくつかの路線が神農老街の近くを通ります。
神農街の一番近くで降りたい場合は88番のバスを利用すると便利です。台南駅のロータリーから乗車し「神農街 / 水仙宮」バス停で降りると目の前です。料金も1乗車18元なのでタクシーを使うより断然安いですね!
ただし88番は本数が少なくルートもやや遠回りなので時間がかかります。
おすすめは5番のバスに乗り「西門民権路口」というバス停で降り、そこから歩いて神農街に向かう方法です。
▲「西門民権路口」バス停から神農老街へは少し歩きますが、5番だとバスの本数が多く、ルートも短めです。
▲バス車内の様子。料金は前払い。降りるときは日本のバス同様ボタンを押して停留所に着いたら後ろのドアから降車する。
もしスマホが使えるならGoogle Mapでバス検索すると非常に便利です。
▲Google マップアプリを開いて目的地を入力。そして「経路」をタップ。
▲次に出発地を入力し「バス列車移動」のアイコンをタップ。すると下におすすめルートがいろいろ出てきます。
▲おすすめルートの一つをタップすると、目的地までのルートとバスの時間など詳細、さらにバス料金まで教えてくれます。他のバス路線をチェックしたい場合は出発地の右にある>アイコンをタップ。
▲入力した出発地と目的地を結ぶ最適なバス路線を出発時間順に表示してくれます。(乗車するバス停と降車するバス停が変わる場合があります。)
以上はiPhoneのGoogleマップアプリを使ったバス路線検索のやり方です。台湾に限らず中国やタイ、インドなどでもそこそこの大きさの都市であればローカルなバス路線を教えてくれるのでとっても便利。SIMフリースマホと現地のSIMは旅にはもはや必須アイテムです。
なお表示された時刻表は正確じゃない場合がほとんど(日本みたいにバスが時間通りに来るなんてことはほぼありえない)ので、参考までに確認するといいでしょう。
神農老街とその周辺で1日滞在!おすすめゲストハウスは?
台南に訪れたら1〜2泊してゆっくりと周辺を散策したいものです。
神農老街以外にも台南には見どころがたくさんあるので、ぜひ宿泊をオススメします。
台南のゲストハウスが集中するエリアはやはり台南駅の西側から安平運河の東側にかけての地域。
観光の拠点ともなり多くの旅行者が滞在するエリアです。
▲台南のホテル・ゲストハウスMAP(Booking.com)
セール中で安くなっているホテル・ゲストハウスもありますのでチェックしてみてください!
Booking.com
僕が宿泊したゲストハウスは「イエス イエロー ホステル(Yes Yellow Hostel)」
▲Agodaで予約できます!
台南駅から5番バスに乗車し、「西門友愛街路口」バス停で下車。そこから歩いてすぐなのですが、めちゃくちゃわかりづらいところにあり、たどり着くのにかなり苦労しました。
Google Mapが示す場所とだいぶ違っているところにあり、入口に看板も何もなかったので、こりゃ誰もわからんよ!っていう場所でした笑
▲道端のおばちゃんに聞いてやっと辿り着いたの図。
わかりづらい場所ではありますが、路地に面した宿なので昼間でも静かなお宿でした。
部屋やバスルームなどもとても綺麗。スタッフは常駐してるわけじゃないのですが、わからないことがあればメールで連絡するとすぐに返答をくれます。
チェックアウトの際に荷物を預かって欲しかったのですがスタッフが誰もおらず。しかしメールで聞いたら荷物置いて鍵持って行っていいよ〜と連絡くれたのでありがたかったです。
気楽にカジュアルに泊まりたい人はおすすめ!
神農老街のくつろげるカフェ
神農街にはたくさんおしゃれなカフェがあるのですが、僕が入ったおすすめカフェはここ!
営業時間:13:00〜21:00(金土は22:00まで)
定休日:火曜日
住所:700台南市中西區神農街76號
古民家を改装したカフェで、雑貨などを扱っているほかアートギャラリーとしても運営されています。
なんといってもその外観がとてもレトロ感満載で、引き込まれるように入りました。
▲店内には台湾ポップな雑貨が。
▲店の奥には中庭があり、さらにその奥は別の建物があり中がアートギャラリーとなっていました。
▲カフェでコーヒーとレモンケーキを(合わせて170元)を注文し、しばしのんびりとくつろぎました。
庶民的で低価格!神農老街周辺のローカル食堂
神農老街近辺の庶民的で低価格な食堂をご紹介します。
営業時間:17:15〜0:30
定休日:火曜日
住所:700台南市中西區金華路四段98號
神農街の西端、台南薬王廟の裏側あたりにあるストリート、金華路に面しており、台南名物の米糕(ミー・ガオ:もち米のおこわみたいな料理)が手軽に食べられるお店です。
しかし旅行時には米糕のことを知らずに水餃子などを頼んでしまいました。
他にもおかずを数品注文した結果…
ちょうどこんなのが食べたいと思ってたのでドンピシャすぎて最高に美味しくて幸せでした^^
神農街で歩き疲れたら是非立ち寄ってみてください!
Luis旅Vlog
台湾南部、霧台からバスと列車で台南へ
▲台湾南部の秘境、霧台からバスと列車を乗り継ぎ、屏東・高雄を経由してやってきました台南!
神農老街やその周辺を練り歩き、カフェや食堂をハシゴして美味しいものを食べ歩き!、な動画です。
POV(旅人目線動画)を今後もたくさんアップして行くつもりです。
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