【台湾南部の秘境】原住民族ルカイ族の村「霧台」1泊旅行。民宿に泊まるには?
屏東から路線バスに乗ってたどり着いた秘境、霧台。
台湾の原住民族「魯凱(ルカイ)族」が暮らす村として知られており、伝統的な石造りの建物と人々の静かな暮らしを見ることができます。
今回は霧台とそのすぐ下の神山部落の宿情報についてお伝えします。
(2019年3月の情報です。)
霧台への行き方
高雄から列車で屏東へ。そして屏東から毎日3本発着している路線バスで霧台へ行くことができます。
アクセス方法については前回の記事をご参照ください!
霧台で宿泊する場合の注意
霧台には日帰りで行くこともできますが、民宿などの宿泊施設がいくつかあり泊まることができます。
ルカイ族の伝統的な石造りの建物に泊まれる民宿や、民家の一室にホームステイ体験できる施設など、いくつかのタイプが存在します。
ただし宿泊する際はいくつかの注意点があります。
予約サイトには掲載されていない宿がほとんど
booking.comやAgodaなどの予約サイトには掲載されていないローカルな宿がほとんどなので、宿泊する際は注意が必要です。
中国語が話せれば電話して聞いてみるのもアリですが、Facebookページを持っている民宿もあるので、メッセージを送って問い合わせてみると良いでしょう。
ただし日本語はもちろん英語も通じませんので、Google翻訳などで訳すなどして中国語に直す必要があります。
▲ある民宿にFacebookメッセージで問い合わせてみたところ、自動返信らしき文章がすぐに送られて来て、その後は何も音沙汰なし。
ハイシーズン以外は閉まっている?(未確認)
今回僕が訪れた3月中旬、ほとんどの民宿がクローズになっていました。
唯一開いていた民宿も予約なしでは泊まれないと断られてしまいました。
時期的なものなのか、たまたまなのか未確認ですが、やはりなんらかの形で事前に予約を入れておいた方が確実です。
▲こんな素敵な外観の民宿もあったけど人の気配なし。
▲スマホのGoogle翻訳で「民宿探してます」と提示しながら村人に訪ね歩く。しかしなかなか見つからず。
霧台の主な宿リストとMAP
霧台での宿探しが結構大変だったので、事前にチェックできるように宿のリストをまとめてみました。
FacebookページやWEBサイトのリンクがあるところを中心に掲載しています。
部落 | 名称 | 電話番号 | 住所 |
---|---|---|---|
霧台 | 夢想家民宿 | 087902312 0919638534 |
屏東縣霧台鄉霧臺村中山巷5鄰38號 |
卡拉瓦石屋 | 087902281 0912136709 |
屏東縣霧台鄉霧臺村中山巷9鄰79號 | |
Legeai 民宿 | 937686732 | 屏東縣霧台鄉霧臺村岩坂巷49-5號 | |
杜巴男民宿 | 975231006 | 屏東縣霧台鄉霧臺村岩坂巷10鄰53號 | |
霧台民宿 綠光森林屋廚坊 | 977765544 | 屏東縣霧台鄉霧臺村中山巷58號1樓 | |
星雅民宿 | 903000328 | 屏東縣霧台鄉霧臺村岩坂巷10鄰52號 | |
包清春民宿 | 87902370 | 屏東縣霧台鄉霧臺村岩坂巷10鄰45號 | |
霧台山荘 | 933380144 | 屏東縣霧台鄉霧臺村岩坂巷10鄰44號 | |
霧台部落 Lemen 楽漫民宿 | 955332088 | 屏東縣霧臺鄉霧台村4鄰中山巷1號 | |
神山 | 撒拉伯山莊 | 08-7902277 | 屏東縣霧台鄉霧臺村神山巷1鄰14號之6 |
霧台神山獵寮民宿 | 912136709 | 屏東縣霧台鄉霧臺村神山巷1之21號 | |
冒煙屋農莊 | 08-7902655 | 屏東縣霧台鄉霧臺村神山巷38號1樓 | |
神山山莊 | 978951652 | 屏東縣霧台鄉霧臺村中山巷58號 |
▲霧臺鄉住宿資訊より一部引用
霧台・神山 民宿MAP
以上の民宿リストと地図は中国語の観光サイトやGoogle Map掲載の情報をもとにまとめたものですが、名称や住所、電話番号などは正確ではない可能性がありますので、あくまでも参考程度に。
▲霧台のバス停付近に掲げてあった案内板の民宿情報。なぜかほぼ全てがクローズしていたけど。
宿泊費用はどれくらい?
宿泊人数と部屋のサイズなどによって金額は変わってきます。
だいたい一人1500元〜2000元、二人2000元〜2500元くらいが相場でしょうか。別のブログでは500〜600元で泊まれた、などの情報もあります。詳しくは宿に直接確認してみてください。
以下、中国語サイトですが、いくつかの民宿が紹介されており、宿泊費用などの記載もあります。
民宿紹介(中国語)
接待家庭に宿泊
今回、僕は予約もせず事前情報もほとんどないまま霧台に来て、歩き回って宿を探しました。しかし上述の通りほとんどの宿がクローズしていてまったく宿が見つからない状況に。こうなったら日帰りで屏東に戻ろうかと半ば諦めかけていたところ、救いの手が。
バス停のすぐそばの食堂で「どこか民宿ありませんか?」と聞いてみたところ、ある宿を紹介してくれたのです。
それがこちら。
麻葩利尤 Lemem 接待家庭
TEL:0981355584
バス停のある通りから小道を下っていった先にあります。
(前述のMAP内にて緑色のアイコンで示しました。)
▲霧台バス停沿いの展望レストランから見えるところにある。
▲入り口の看板。
自宅の一室を提供してくれるホームステイ的な宿で、親切なおじちゃんとおばちゃんが対応してくれました。
▲気さくなおばちゃんがスマホの翻訳機能を手ににこやかに対応。
部屋は結構広くて眺めも良し。一人じゃもったいないくらいでした。
▲しばらく客がいなかったのか、慌ててベッドメイキングしてくれました。
一泊の金額を聞いたら最初2000元と言われたので、試しに値切り交渉してみたところ1500元になりました。
ホームステイなら食事も出るのかな?と期待しましたが、朝晩とも無しで少しがっかり。
Wifiもないのでネットは通じず。しかしSIMフリースマホにデータ容量無制限のSIMカードを入れていたのでテザリングなど問題なく行えました。(山間部にも関わらず電波状況も良好。)
また、こちらの民宿ではバイクを無料で貸してくれたので、霧台の周辺をいろいろと周ることができました。
霧台にはレンタル自転車やバイクのショップがないのでとてもラッキーでした。
▲電動じゃなくて100ccくらいの普通のバイクを貸してくれた。
免許ないけどいいの?と聞いたけど「大丈夫、大丈夫!」みたいな感じで貸してくれました。田舎はこんなもんなんでしょうかね。
このバイクのおかげで随分と行動範囲が広がりました。
次回は霧台と神山周辺のおすすめスポットなどを紹介したいと思います!
Luis旅Vlog
屏東からバスで霧台へ行く方法、霧台に到着してから宿探し、バイクで巡る霧台周辺。その他霧台で過ごした1日の様子をGoProで撮影しています。
POV(旅人目線動画)を今後もたくさんアップして行くつもりです。
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