【マイカーDIY】軽ワゴン車内に板と竹で大雑把にインナーラックをこしらえた
12年前に中古で購入したマイカー「HONDA VAMOS Hobio」は軽自動車なのにハイルーフで車内はかなり広々。引っ越しやバンド機材運搬などヘビーに使い込んでいます。
で、今回さらに効率的に物を収納できるようにインナーラックをこしらえることにしました。
いつものように「その辺にあるものでなんとかする」主義なので、家にある木材などでテキトーにDIYしてみました。
12年前からやろうとしてたけどズボラでサボってた
このラック作りに関しては、車を購入した時から「こういう風にしたいなー」という願望がありました。
HONDA純正のインナーラックもあるみたいなんですが、2万円弱と結構なお値段なので却下。それほどお金かけたくない。
それで自作DIYしてる人もいないかとググってみると、皆さんかなり手の込んだやり方でパイプを組んだり金具をあれこれ使ったりと結構大変そう。
迷ってるうちに、まあこのままでもいいか。と放置状態が続くこと12年。月日が流れるも早いものです。
昨今コロナ禍で海外にも行けないので国内旅行を充実させたいと思い、移動手段としてのマイカーライフをもっと快適に!なんて思いまして、ようやく重い腰を上げた次第です。
と言ってもそんな大げさなことじゃないんですが。
以下、インナーラックの作成手順などお伝えします。
VAMOS Hobio(PRO・2007年製)に自作のインナーラックを設置する手順
かなり大雑把なのであまり役に立たないかもしれませんが、とりあえずラックを作りたい場合に簡易的なやり方としてお伝えしたいと思います。
両サイドの窓上についてるユーティリティナットを活用
VAMOS Hobioには車内にいろいろ物を引っ掛けたりするための「ユーティリティナット」があちこちに設置されています。サイドウィンドウの上にもいい感じにナットが配列されており、このナット部分に長めのボルトを装着し木材などを固定してラックを作ろうと思いました。
純正のユーティリティナットを取り外して別の長めのナットを装着。これは何年か前に自分でやったのだけど記憶がない。
車の説明書にボルトのネジ径寸法など参考に。
主な材料はSPFワンバイ材と竹とフックネジ
ボルトに固定するための板はSPFワンバイ材(以後、SPF材、板と略)を使用。
SPF材で自作した簡易机が自宅にあったので、それをバラして使うことにしました。長さもいい感じ。
SPF材はホームセンターで買えますが、ネットでも買えるんですね。
左右に渡す棒は金属製のものか塩ビのパイプでも使おうかと思いホームセンターへ行ったところ、サイズや金額などの条件が合わず。しかしいい感じの竹が売っていたので結局4本ほど購入しました。一本のお値段は99円と格安でした。
さて材料が揃ったところでいよいよ作業開始。
SPF材をウィンドウ上部のボルトにねじ込もうとしたのですが、ドリルを持っていなかったため穴が開けられず、しばらく途方にくれました。
ふと道具箱を見るとフックネジ(洋灯吊)がたくさんあったのでこれを活用することしました。
↓ こういうやつ。
ボルトに板を装着(フックに引っ掛ける)
ボルトの間隔を計測し、板にフックをねじ込んで行きます。
フックをボルトに引っ掛ける形で板を装着。
いい感じに収まりました。若干不安定な感じがしますが、ボルトの出っ張りでフックが落ちないようになり、意外としっかりしてます。逆に不要な時に取り外す際も楽々です。
前部ウィンドウのボルトは3つですが、後部は4つでその分間隔が開けるため板の長さも長くなります。
前部と後部それぞれ板を分けてボルトとフックの位置も調整し装着したところ、いい感じに仕上がりました。
ここまでだいたいイメージ通りです。
左右に渡す竹を切る
ホームセンターで買ってきた竹竿をのこぎりで切ります。
Vamos Hobioの場合、だいたい113cmがちょうど良いのです。
しかし暑さのため意識が朦朧としており、最初の一本を間違って103cmで切ってしまうという失態をしました。
103cmはギリギリ左右の板に渡せる長さだったので、竹に無理やりネジをねじ込み、足りない分を針金を使って固定することでなんとかことなきを得ました。
竹がずれないように板にネジをねじ込んで軽く固定
このままだと竹が前後に転がってしまうので、車体側のボルトと挟み込む形で板にネジをねじ込み、竹が動かないように固定しました。
これで竹が前後にずれないようになりました。この状態では竹を持ち上げれば外すことができます。必要ない時にチャチャっと外せるので、とりあえずこれでOK。
ひとまずこれで完成です。
車の中で転がっていた寝袋や布団などを早速ラックに置いてみました。
実にいい感じです。
こんな感じで竹を追加していけばルーフ部分にいくらでも物がしまえそうです。まさにハイルーフのVamos Hobioならではの活用方法ですね。
一つ難点をあげるとすれば、後部座席をセットした際に天井が低く感じるということでしょうか。
使った道具、作業所要時間と費用
材料
- SPF材(19mm x 89mm x 1820mmのもの)x 2枚分くらい
- 竹(2〜3cm幅 x 長さ180cmくらい)x 4本
- フックネジ(洋灯吊)x 10〜14本
道具
- メジャー
- ノコギリ
- ドライバー
- ペン
- 軍手
作業時間
道具さえ揃っていれば2-3時間、DIYに慣れてる人は1時間くらいでできちゃうと思います。
費用
板とフック、道具類は家にあったので購入したのは竹のみ。税込400円ちょっと。
全部の材料と道具を揃えたとしても2000円〜3000円くらいで事足りるんじゃないでしょうか。
今回のケセラセラ
趣味の車として車内をいろいろとカスタマイズできるVamos Hobio。せっかく長いこと乗ってるのだからもっといろいろ活用したいですね。
国内の旅が増えると思うので、マイカーも有効利用して楽しいドライブができたらと思います。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません