口はつけない!インド式水の飲み方

旅から学ぶことはいろいろありますね。
特に誰もが生きるのに必死なインドを旅したときは毎日がサバイバルのようで、それだけ日本にいては気付かない知識を得ることもあります。
暑い日が連日続いていますが、インドの夏は毎日40度を越えるか越えないかの恐ろしいほどの暑さが続く場所があります。
ガンジス川で有名なバラナシも夏の間は40度を超える日が少なくありません。
日本みたいにエアコンの効いた涼しいコンビニも無ければ、冷たい炭酸飲料を買える自動販売機なんてものもない。
だけど水分補給は大事。
街中に井戸水だか浄水装置だかの「水飲み場」みたいのがたまに見かけられ、地元の人はボトルやバケツに思い思いに水を汲んでいたり、その場で飲んだり、体を洗ったりしています。
「あ、水飲んでいいんだ!」と経験の浅いうちらはうっかりボトルにその水を補給して、がぶ飲みしてしまいましたが、この水が飲めるのはインド人だけ。
あとでひどい下痢と嘔吐で5日間の入院を強いられてしまったのが記憶に新しいです・・・汗。
https://www.luisaq.com/282.html
まあ、そんな思い出もあるけど、インド人の水の飲み方ってちょっと特徴的です。
説明は簡単。口をつけないで飲むんです。
他人のボトルで飲むときは分かるけど、家族のや自分のを飲むときもそんな風にします。
口にも細菌がいたりして、自然と身についた生活の知恵というべきか。
これは確かにある意味清潔です。
そう思って自分も実践するようになり、日本にいる今もそのクセがついてほとんど口をつけずに飲むようになりました。
逆に他人が口をつけて飲んだものを飲まなくてはいけない場合はちょっとした抵抗感すら持つようにもなっちゃいました。
いずれにしても、同じペットボトルを何度か再利用して水などを飲むとき、飲み口を清潔に保てるので今後もこれは続けようと思います。