迷ったら「自然」か「不自然」の二択で考えると楽チンです
何かをしようとする時、自分の中に一つの判断基準を設けている。
それは「自然」か「不自然」か。
当然「自然」の方を選んでこれまで生きてきた気がする。
そしてなるべく「不自然」の方には行かないようにしている。
気持ち的な「自然」or「不自然」を選ぶ
この判断基準は主にマインド、気の持ちように関することだ。
- 自然：気持ち的にスッと入っていける感覚
- 不自然：気持ち的にバリアを張ってしまう感覚
できるだけ「自然」へと流れるようにすると、あまりストレスを抱えることなく、自分が望んだ方向にどんどん事が運んでいく。
「不自然」の方はその逆だ。
旅においての「自然」or「不自然」
例えば私は旅が好きで時々海外バックパッカーに変身するのだが、あまり細かい予定を立てず、少ない荷物で2週間〜1ヶ月ほど旅に出るのが自然と考える。
予定ガチガチででかいスーツケース持って3泊4日とかの旅は自分にとって不自然だ。
仕事においての「自然」or「不自然」
仕事はWEBデザインやコーディング、あるいはチラシデザインなどもやったりする。
個人事業なので自分のペースで仕事を進められる。
生活に困らないくらいの収入があれば満足で、仕事量も気楽にこなせるくらいのボリュームが自然。
駆け出しの頃は頑張る事が正しいことと思い込んでいて、徹夜仕事は当たり前、法人化して業務を拡充しようなんてことも考えていたが、どうみても自分には不釣り合いで、まさに不自然だ。
自然に気持ちよく感じる程度の仕事内容、仕事ボリュームだと心身ともに健全でいられる。
音楽活動においての「自然」or「不自然」
ライフワークとしている音楽だってそうだ。
好きな仲間と好きな音楽をやって、たくさんの人が楽しんでくれる。
気楽なのはお金があんまり絡んでないからかもしれない。
お金のためによく分からないミュージシャンやパフォーマーとあんまり乗り気じゃない音楽をやっていたとしたら、それこそストレスもたまるし長続きもしなかっただろう。
また、長い事活動を続けていると面倒臭い人間関係が生まれたりもするが、それを「不自然」と捉えていけば、自然とそういう人たちは離れていく。これは何度かそういうことがあった。変に気を遣って不自然に浸りっぱなしでいたとしたら、より一層関係は悪化し、最悪音楽をやめなくてはいけないくらいになっていたかもしれない。
フィジカル面でもなるべく「自然」を心がける
マインドだけではなくフィジカル面でも「無理のない自然」がいい。
体に入れるものも当然だが「自然」な方を選ぶ。
できるだけ無添加な食べ物を選び、可能な範囲でオーガニックを目指す。
しかしここで「絶対無添加！」「完全オーガニック！」とか振り切っちゃうと、それは「不自然」にベクトルが傾いてしまう。
そのような食品を探すのも大変だし、費用もかかってしまう。がんばって続けようとしたら必ずどこかで無理が生じてしまうはずだ。
だから「できるだけ」「可能な範囲で」くらいのユルい基準にしておくと精神衛生上も安心だ。
8〜9年前、夫婦ともにベジタリアンな生活を送っていた。肉類は絶対食べず乳製品や魚などはOKという風にしていた。それは5〜6年続けることができた。
https://www.luisaq.com/345.htmlしかしある時「もういいか」という気持ちになり、徐々に肉食に戻していった経緯がある。
肉食は不自然と思っていたけど、続けていくうちに頑なに拒絶している自分に気づき、そこで「不自然」と感じてしまった。
やっぱりお肉も野菜も穀物もバランス良く食べるのが「自然」という結果に落ち着いた。
体に注入するアレも不自然だよな
ここ数年、ある液体を注射針で体内に注入することが流行していたが、これも「自然」か「不自然」か考えたら答えは明白だ。
別に法律で義務付けられたわけではなくあくまで任意だったので、当然前者を選ぶ。
社会的に、世の中的に、周りがこうだから・・・そういう価値基準は自分の中にあまり存在しなかった。
同様に、紙だか布で口の周りを覆うことも流行していたが、これもどう考えても不自然。動植物、自然界でこんな自らの呼吸を制限するようなことをするのって人間だけじゃないのか？私はできるだけ自然な方を選んで、思いっきり呼吸を楽しんだ。
時と場所によっては口を覆う義務を課される場合もあったが、そんな時は頑なに拒否するのではなく、素直に義務を遂行した。争って面倒を起こすのが不自然と考えたからだ。
迷ったら「自然」か「不自然」の二択で考えると楽チンです
人生にはいろんな岐路があるけど、そのたびにどっちに行こうか判断を迫られる。
「高いか安いか」「近いか遠いか」「多いか少ないか」「儲かるか儲からないか」・・・
いろんな判断基準があるけど、それよりも前に自分にとって「自然」か「不自然」かという二択を大前提にすると、気持ち良い結果になることが多いのでおすすめだ。
あと最近私は「ノンキかマジメか」という二択も採用している。
この場合選ぶのは前者で、今後もなるべくのんきに楽チンな人生を楽しもうと思う。